教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
睡眠と運動を大切にするようになった
2021-09-23「倍速読書のA読み・B読みが、自動的にできるようになった」のMさんについてです。
まず、Mさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Mさんの体験レッスンの主なスコア20/3/25」たてサッケイド22 数字ランダム19・14 漢数字一行〇→450、三→97、一114 たて一行ユニット45・52 スピードチェック29・27 ロジカルテストAタイプ30/30(1分54秒)・30/30(1分36秒) イメージ記憶25/40(2分)39/40(2分) 初速2,118字/分・理解度A-
体験時スコアが高いのは、クリエイトの本で練習したからとのことでした。正直です。
「Mさんの入会時アンケート20/3/25」・「体験感想」非常に集中していたが、途中、集中が途切れる瞬間があり、うまく解答できなく悔しいものがあった。・日常では体験できないくらい脳を使った気がした。かなり疲れた。・「入会を決めた理由」瀧本哲史さん、落合陽一さん等、個人的に尊敬している方々が通学、推薦していたから。これだけ多数の方々が資格試験、大学受験で成果を出しているという事実が信頼につながったから。
以下は、Mさんの受講90回・100回目アンケートと、最新スコアです。
「Mさんの受講90回目アンケート21/9/24」
マイナス・特になし。
プラス・かなひろいが少しずつ伸びてきた。講師の方のアドバイスに従って、内容理解よりも最後までかなを拾うことを優先している。意外と内容もつかめて驚いている。スピードチェックやロジカルテストと同じで、時間内に絶対に最後まで終えるという意識をもって走り抜ける。すると、現時点の自分を超えた世界に触れられる。この作業を繰り返していると、いつの間にか新しい世界の感覚を掴んでいる。イメージ読みも同じ感覚。15秒になってからあまり内容を書き出せなくなっていたが、最後まで読みきることを繰り返していると徐々に変わってきた。個々の言葉はあまり覚えていないが、ぼんやり残っている感覚を頼りにストーリーを紡ぎだしていける。
・読書の際に以前よりも集中が続くようになった。何度も言っていることだが、つねに見開き全体を視野におさめながら読み進めると速く読める。理解と視界のバランスを保とうとする行為そのものが、集中力を要する行為であり、内容の深い定着に繋がる。
・文演同期の方に、自分の好みの絵がわかるようになるまでのプロセスを説明してもらい、とても興味深かったので共有する。まず、美術館に行き、そこにあるすべての作品を観る。その中で、1つ持って帰るならどれが欲しいか選ぶ。その作品については、作者、歴史的背景などを徹底的に調べる。このプロセスを何度も繰り返す。すると、だんだん自分の好きの輪郭が明確になる。作品同士が繋がりはじめる。誰の作品が好きか、どの時代の作品が好きか、傾向がみえてくる。この方法は絵だけでなく様々なことに応用できる、とても汎用的なものだと思った、例えば読書にも。分野をえり好みせず濫読し、感覚が反応した本については、何度も繰り返し読み血肉にする。その積み重ねが、自分の好みを明確にし、次に出逢う本の質を向上させていくのではないだろうか。私はたくさん本を読むようになって、脳や意識、遺伝子といった、人間の根源や起源に迫る本が好きだと気づいた。最近は、V. S. ラマチャンドラン『脳の中の幽霊』、スティーブン・ピンカー『人間の本性を考える』、シッダールタ・ムカジー『遺伝子』、ロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器』などを読んでいる。
・会社でときどき、数十ページの報告書を書く。初めて書いたものは上司に真っ赤に直されて、かなりショックを受けた。しかし、最近は以前より、質の良いものを短時間で書けるようになってきた。文章の構造や論理的な展開に対する指摘がかなり減った。文演で他者視点の存在を意識できるようになったこと、短期間に大量の本を読み、文章構造への感度が高まったことが大きい。
明日も行く予定です。
今後もよろしくお願いいたします。
「Mさんの受講100回目アンケート21/10/23」
マイナス・スピードチェックのぶれが大きい。基本的には、回答している行と次の行を目に入れて一定のペースを保つことを心掛けているが、間違えたりすぐに見つからなかったりすると一気にテンポが悪くなる。余計な思考や声が脳内で生成し、集中が切れる。よそ見をせず最後まで駆け抜けられるようにしたい。
プラス・漢数字一行などのシートを繰り返しみる速度が上がった。今のところ、最も速くみる方法は、全体に焦点を合わせて、ずらす、そしてまた合わせる、という動作を繰り返すことだ。これだとだいたい1分間に200回前後みれる。最初は回数ばかり速くしていくことに意味があるのか疑問だったが、今は探す意識をもちながらみた文字の総量こそが重要であると考えている。その総量と集中の深さが読書の質を変化させている。
・講師の方に相談してかなひろいの時間を短くしてもらった。予想に反して、45秒でも最後まで読みきることができて、精度も1分と近かった。すでに力がついていても、求められなければ出すことができないことがあることを改めて実感した。速読に限らずヒトは、自分の限界を少し超えたところに課題があってはじめて、全力疾走できる。課題設定の位置が少し手前のときは、意識の中だけでもその少し先にゴールをおいてあげると取組みの意欲が上がりそう。
・ここ10~20回くらいで一気に読字数が上がった。A-、 Bで読める量が格段に増えた。専門外の本を読むときに、読む速さを変えられるのはとてもありがたい。倍速で読んでいても、理解が難しいところ、自分にとって重要なところではきっちり引っかかりがあり、止まる。Aで読むべきところを自動的に見分けられるので、読書の質も上がった。
読書数が増えたからか、以前より感情的でなくなった。今自分がいるところが中心ではない、他者はまったく違う世界を観ている可能性があることを感じられるようになってきた。何かの本に書いてあったが、自らを変えるには没頭と俯瞰が重要である。クリエイトからは没頭を、その結果としての多読からは俯瞰が得られる。今この瞬間に集中する力と、複眼思考の2つを与えてくれる。
・今まで本を買うお金を節約しようという感覚は全くなかったが、月に30~40冊を買っているとさすがに考えるようになった。クリエイトへの往復で文庫本なら2冊は読めるようになった。
・睡眠と運動を大切にするようになった。速読を始めてから集中力への感度が高まり、それにはこの2つが大きな影響を与えていることに気づいた。最近は、睡眠から逆算した行動をとるようにしている。ご飯を食べる時間、お風呂に入る時間、筋トレをする時間などを決まった時間にするようになって、眠りの質が高まった。あと、寝る前に目元を温めることも有効だ。副交感神経が優位になるのもあるが、温かい目元に意識が集中するため、余計なことを考えずに眠りに入ることができる。
100回に近づくにつれて、より変化を感じられるようになりました。
今後もよろしくお願いいたします。
「Mさんの受講103回目の主なスコア21/10/30」よこサッケイド250 数字ランダム620・670 漢数字一行二→7,560、五→7,560、八→7,200 たて一行ユニット1,080・1,080 スピードチェック29/40(47秒)・40(53秒) ロジカルテストFタイプ24/30(2分51秒)・24/30(2分34秒)スピードボード6×621/29(3分)・24/29(3分)イメージ記憶11/40(30秒)23/40(30秒)倍速読書『光の人』29,800字/分・理解度A-※スピードチェック・ロジカルは、前回のスコアです。
月別受講回数は、2020年12月3回・2021年1月9回・2月15回・3月12回・4月12回・5月13回・6月2回・7月11回・8月4回・9月10回・10月12回の計103回です。
「文演同期の方」はYさんです。
「Mさんはブログをすべて読んだそうです。私も読んでいますが全部までは」と、Yさんがこちらに話してくれました。
クリエイトのブログチェックは「クリエイト早分かり」から。
誰でもいいですからひとりだけ、最初の体験レッスンスコアから読んでみることをオススメします。
Mさんは、きょうも2コマ受けて帰りました。 真
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