すっかり忘れていました、
● 草花たちの静かな誓い 宮本 輝/著 集英社
ロス在住の叔母の訃報。
相続人である甥の弦矢は、幼くして死んだはずの叔母の娘が実は行方不明なのだと知り、謎を追い始める。
人間の運命を豊かに描いた長編。学芸通信社の配信により『四国新聞』等に掲載されたものを書籍化。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★☆
●悲嘆の門 上・中・下 宮部 みゆき/著 新潮社
インターネット上の情報から、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視・調査する会社でアルバイトする大学生の孝太郎は、
全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入る。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。
失踪した同僚を探す孝太郎と元刑事の都築は、<狼>と名のる謎の美少女と遭遇。会社社長山科は悲劇に襲われる。
悪意による<物語>が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年はある決断を下し…。
度重なる忠告に耳を貸さず、連続切断魔の特定に奔走する孝太郎。犯人と関わる中で、彼の心もまた、蝕まれていく。
そんな中、妹の友人・美香の周囲で積み重なった負の感情が、新たな事件を引き起こし…。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★☆
●億男 川村 元気/著 マガジンハウス
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男は、「お金と幸せの答え」を求めて、大富豪の親友・九十九のもとを訪ねる。だが直後に九十九とお金が消えた。その行方を追って、一男の冒険が始まる。『BRUTUS』連載を書籍化。
--------------------------------------------------------------------------
★★★☆☆
● 鉄塔おじさん 黒木 渚/著 講談社
勤め先の役場では住民からのクレームとお局からの嫌がらせの嵐。好意を寄せてくれた先輩と一夜を過ごしてみたけれど、状況は悪くなるばかり。そんなあたりの前に、得体の知れない物体を作り続ける松本というおじさんが現れ…。
--------------------------------------------------------------------------
★★☆☆☆
● 二千七百の夏と冬 下 双葉文庫 荻原 浩/著 双葉社
紀元前七世紀、東日本。野に獣を追い、木の実を集める日々を送る少年ウルク。
村は神の実“コーミー”の話でもちきりだ。
そんなある日、彼は禁忌の森でカヒィという名の不思議な少女と出会い…。
“コーミー”は暮らしを豊かにする神の実か、それとも災いの種なのか。
禁忌の南の森に入ったウルクのピナイ追放が決まった。
だが裏ではコーミーを手に入れてくれば帰還を許すという条件がつけられる。
初めて目にする村の外、ウルクは世界の大きさを知る。
しかし、そんな彼を執拗につけ狙う存在がいた。金色の陽の獣・キンクムゥ。
圧倒的な力と巨躯を持つ獰猛な獣に追い詰められたウルクは、ついに戦いを決意する―。
一方、新聞記者の佐藤香椰は、死してなお離れない二体から、ある大切な人を思い出していた
。第5回山田風太郎賞受賞作。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★★
●知里幸恵とアイヌ 豊かなアイヌ文化を初めて文字で表現した天才少女 小学館版学習まんが人物館 ひきの 真二/まんが 小学館
「アイヌ神謡集」というアイヌ語の物語集を書き上げて、
わずか19歳という若さでこの世を去ったアイヌの天才少女・知里幸恵の人生をまんがでたどる。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★★
● 想像ラジオ 河出文庫 いとう せいこう/著 河出書房新社
海沿いの町を見下ろす杉の木のてっぺんから、
「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるというラジオ番組を始めたDJアーク。
その理由は…。東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出す。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★★
● 幻の光 宮本 輝/著 新潮文庫
人は精がのうなると、死にとうなるもんじゃけ―祖母が、
そして次に前夫が何故か突然、生への執着を捨てて闇の国へと去っていった悲しい記憶を胸奥に秘めたゆみ子。
奥能登の板前の後妻として平穏な日々を過す成熟した女の情念の妖しさと、
幸せと不幸せの狭間を生きてゆかねばならぬ人間の危うさとを描いた表題作のほか3編を収録
。芥川賞受賞作「螢川」の著者会心の作品集。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★☆
● 草花たちの静かな誓い 宮本 輝/著 集英社
ロス在住の叔母の訃報。
相続人である甥の弦矢は、幼くして死んだはずの叔母の娘が実は行方不明なのだと知り、謎を追い始める。
人間の運命を豊かに描いた長編。学芸通信社の配信により『四国新聞』等に掲載されたものを書籍化。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★☆
●悲嘆の門 上・中・下 宮部 みゆき/著 新潮社
インターネット上の情報から、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視・調査する会社でアルバイトする大学生の孝太郎は、
全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入る。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。
失踪した同僚を探す孝太郎と元刑事の都築は、<狼>と名のる謎の美少女と遭遇。会社社長山科は悲劇に襲われる。
悪意による<物語>が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年はある決断を下し…。
度重なる忠告に耳を貸さず、連続切断魔の特定に奔走する孝太郎。犯人と関わる中で、彼の心もまた、蝕まれていく。
そんな中、妹の友人・美香の周囲で積み重なった負の感情が、新たな事件を引き起こし…。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★☆
●億男 川村 元気/著 マガジンハウス
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男は、「お金と幸せの答え」を求めて、大富豪の親友・九十九のもとを訪ねる。だが直後に九十九とお金が消えた。その行方を追って、一男の冒険が始まる。『BRUTUS』連載を書籍化。
--------------------------------------------------------------------------
★★★☆☆
● 鉄塔おじさん 黒木 渚/著 講談社
勤め先の役場では住民からのクレームとお局からの嫌がらせの嵐。好意を寄せてくれた先輩と一夜を過ごしてみたけれど、状況は悪くなるばかり。そんなあたりの前に、得体の知れない物体を作り続ける松本というおじさんが現れ…。
--------------------------------------------------------------------------
★★☆☆☆
● 二千七百の夏と冬 下 双葉文庫 荻原 浩/著 双葉社
紀元前七世紀、東日本。野に獣を追い、木の実を集める日々を送る少年ウルク。
村は神の実“コーミー”の話でもちきりだ。
そんなある日、彼は禁忌の森でカヒィという名の不思議な少女と出会い…。
“コーミー”は暮らしを豊かにする神の実か、それとも災いの種なのか。
禁忌の南の森に入ったウルクのピナイ追放が決まった。
だが裏ではコーミーを手に入れてくれば帰還を許すという条件がつけられる。
初めて目にする村の外、ウルクは世界の大きさを知る。
しかし、そんな彼を執拗につけ狙う存在がいた。金色の陽の獣・キンクムゥ。
圧倒的な力と巨躯を持つ獰猛な獣に追い詰められたウルクは、ついに戦いを決意する―。
一方、新聞記者の佐藤香椰は、死してなお離れない二体から、ある大切な人を思い出していた
。第5回山田風太郎賞受賞作。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★★
●知里幸恵とアイヌ 豊かなアイヌ文化を初めて文字で表現した天才少女 小学館版学習まんが人物館 ひきの 真二/まんが 小学館
「アイヌ神謡集」というアイヌ語の物語集を書き上げて、
わずか19歳という若さでこの世を去ったアイヌの天才少女・知里幸恵の人生をまんがでたどる。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★★
● 想像ラジオ 河出文庫 いとう せいこう/著 河出書房新社
海沿いの町を見下ろす杉の木のてっぺんから、
「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるというラジオ番組を始めたDJアーク。
その理由は…。東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出す。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★★
● 幻の光 宮本 輝/著 新潮文庫
人は精がのうなると、死にとうなるもんじゃけ―祖母が、
そして次に前夫が何故か突然、生への執着を捨てて闇の国へと去っていった悲しい記憶を胸奥に秘めたゆみ子。
奥能登の板前の後妻として平穏な日々を過す成熟した女の情念の妖しさと、
幸せと不幸せの狭間を生きてゆかねばならぬ人間の危うさとを描いた表題作のほか3編を収録
。芥川賞受賞作「螢川」の著者会心の作品集。
--------------------------------------------------------------------------
★★★★☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます