残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

7月の読書

2010年08月05日 17時54分33秒 | Weblog
今日はめちゃくちゃ蒸してます。

今月の読書はこんな感じ。

●家族の言い訳 森 浩美/著

それぞれの人生の岐路に立つ瞬間、
戸惑いやむなしさ、わびしさ、やすせなさ。

その瞬間を家族というあたたかさで包み込んでくれる。



●スターバト・マーテル 篠田 節子/著

前回完読できなかったので再チャレンジ。

自分を理解しくれているはずの一番身近な夫、
でも理解されていない事はうすうす気がついている。
気づかないふりをして暮らしていた・・・

ある日突然出会う級友。
わずかな時間で同じキズを感じ
互いを知る。

ラストは冬の中山峠、圧巻です。


●ポロボロになった人へ リリー・フランキー/著

一歩前踏み出したい、と思うものの、いつも「思う」だけ。
そんな人間が、何かをきっかけに
背中を押されて一歩前へ歩き始める。

そんな人々の6つのお話。
自分もそうなんでけっこう共感できます。

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