●神去なあなあ夜話 三浦 しをん/著 徳間書店
三重県の山奥で、林業に取り組む平野勇気、20歳。
神去村の起源、住人の暮らし、もちろん恋にも、ぐいぐい迫ります。
お仕事小説の旗手が贈る、林業エンタテインメント小説。『読楽』掲載に加筆・修正して単行本化。
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★★★☆☆
「神去なあなあ日常」の続編。
今回のは、前回と比べておとなしい展開で「なあなあ」ですませましょう。
映画化決定でキャストが楽しみです。
ヒロインは誰になるんでしょうねぇ。
●ふがいない僕は空を見た 窪 美澄/〔著〕 新潮社
ずっと好きだったクラスメートに告白されても、
高校1年の斉藤卓巳の頭の中はコミケで出会った主婦・あんずのことでいっぱい。
16歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく-。
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★★★★☆
「なんとなく、良くわかる」というのが正解なのかな。
思春期の性に対する揺れ動き、あがきが
身につまされてしまう、そんな一冊です。
● 2007北海道夕張市 史、街、風景 別冊グラフィカ メモリアグラフィカ 伊藤 慎一/著
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★★☆☆☆
2007年当時の貴重な町並みがこの本に残っています。
取り壊された店が多い梅が枝通りなど
まだ撮影から5年しか経っていないというのに・・・。
別の取材のための、「ついでに破綻した夕張も撮っておこう」というスケジュールのためか
下調べなどない状態で駆け足で撮影した感がありありと・・・。
シューパロ湖へ行こうとして
清水沢ダム湖を見て引き返したエピソードが笑えます。
●放蕩記 村山 由佳/著
娘・夏帆、38歳、小説家。母・美紀子、78歳、主婦。
強烈すぎる母親の呪縛から逃れようともがく夏帆に、母を赦せる日は訪れるのか。
濃密で普遍的な、愛憎と感動の物語。村山由佳、衝撃の半自伝的小説。
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★★★☆☆
なんか、イタイ内容の本です。
作家 村山 由佳の半自伝なんで
こんな紆余曲折がこの人の根っこなんだなぁと読ませていただいた。
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