残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

34年前の残像

2010年03月02日 16時41分01秒 | Weblog
冬季オリンピックも
夕張映画祭も終わり3月が始まりました。

ここしばらく、なんだかんだと忙しくしていました。

で、2月の読書は、

「刻まれない明日」三崎 亜記

先月読み切れずに図書館へ返却したものを
再度借りました。

かなり好きですね、こういう感じのストーリー。
惜しむらくは、前作を読んでいないと伝わらない部分があるんですね。

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「星間商事株式会社社史編纂室」三浦しおん

ストーリーはいつもの練られたものと
ちょっと違うなぁ・・という感じ。

なんとなく、お手軽につくられちゃった感がいなめない。

先月読んだ「月魚」の後だからかなぁ。

三浦しおん特有の読書中に頭に浮かぶ映像的名部分はあるのだけれど・・・。

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「堕ちてゆく」岩井志麻子

うーーーーん、なんて言ったらいいんでしょう。

ワイドショーをつなぎ合わせて本を書いたって言ったら失礼になるのかなぁ。

後半、とうしてこうなったのっていう部分が欠落しているような、
途中でこの人もそう、みたいな。的にカットしているのでしょうかねぇ。




日曜、仕事で事務所へ出まして
帰りに高校卒業後初めて下宿した場所へぶらりと行ってみました。

おぉ、あの煙突なつかしいなぁ。と・・・。



えっ、なんだろ、この感覚・・・。
見覚えあるような気がする。。。。この細い露地。

なんとびっくり!





あぁ、あの窓!
一部屋を無理やり二部屋に区切ったベニヤ壁!
そのまんま!
しかもカーテンがあるから誰か住んでる!!

カーテンのない方がかつて住んでいた4帖ほどの部屋。
なぜか浮かぶ加川良の曲。

隣の部屋にいた函館から来ていたGORO野郎は元気にしてっかなぁ。。。



今から34年前、あの当時でもボロボロで
あっちこち軋んでいたのに・・・・。



こっちが母屋で食事はこちらでとる。

この北8条西1丁目界隈、ここだけ開発の魔手から逃れているようで
完全にタイムスリップ状態。

周りは近代ビル、予備校、合同庁舎と近代化しているのに
驚きの発見。



石狩街道沿い、当時は市場だった。



こんな石の蔵もあった、今はオシャレな喫茶店のようだ。


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