● となりの革命農家 黒野 伸一/著 廣済堂出版
慣行農業が主流のY県大沼村で、有機農業を始めた春菜と和也。
農業生産法人の部長で、近代農業で大沼村を再生させようと計画を立てる理保子。
近代農業と古き良き農業、共存共栄への道が拓かれていく-。
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★★★☆☆
面白いです。
ですが・・・、なんとなく薄っぺらく感じてしまうのは
なぜでしょうか???
何かが足りないのでしょうか?
● 神様のカルテ 0 夏川 草介/著 小学館
医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情を描く「有明」、
本庄病院の内科部長・板垣と事務長・金山の不思議な交流を綴る「彼岸過ぎまで」など、
「神さまのカルテ」にまつわる人々の前日譚全4編を収録した短編集。
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★★★★☆
ふんふん、そうか・・・と、
本編以前にまつわるエピソードを読んでいたところ、
3話目の「神様のカルテ」編で
思わずウルウルとさせる物語の原点が・・・。
油断してたなぁ・・・。
● 鴨川食堂おかわり 柏井 壽/著 小学館
料理下手な父が毎日作ってくれた海苔弁当、息子が大好きだったクリスマスケーキ…。
あの日の家族の食卓、捜します。じんわりホロリとおなかに染みこむハートフルストーリー第2弾。
『STORY BOX』掲載を加筆修正。
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★★★☆☆
思い出にまつわる料理・・・。
なんだろうなぁ、最近、母と温泉への車中でインスタントラーメンのの話になった。
早くに父が他界していたので
働く母の留守中によく作っていたマルちゃんのラーメン。
特によく食べたのがダブルラーメンだった。
妹の分も一緒に作るためのダブルラーメンが買い置きになっていたんだろうなぁ。
茹でたインスタントラーメンの麺を
弁当箱に入れ、友人と小学校裏の山に登り
景色を見ながらおいしく食べたのを思い出した。
きっと伸びていただろうに旨かった記憶しか無い。
● 明日の記憶 荻原 浩/著 光文社
人ごとだと思っていたことが、我が身に起きてしまった。
若年性アルツハイマーと告げられた佐伯。
彼には、記憶を全てなくす前に果たさねばならない約束があった…。身につまされる長編小説。
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★★★★☆
かなりシビアに胸に突き刺さってくる物語だった。
小説の主人公よりも若干年上なだけに身近に感じる。
こうならずに済むものならありがたい。
● 幻想郵便局 講談社文庫 ほ39-1 堀川 アサコ/[著] 講談社
「なりたいもの」がわからない就職浪人中のアズサは、
特技欄に“探し物”と書いて提出していた履歴書のおかげでアルバイトが決定。
職場は山の上の不思議な郵便局。
そこでアズサは次々と不思議な人々に出会い…。
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★★★★☆
以外と面白いと思いました。
ホンワカとあったかくて
でもちょっとミステリーな感覚。
のほほんと、なぜか幸せ感が漂う小説です。