● メリーゴーランド 荻原 浩/[著] 新潮社
超赤字テーマパークを立て直すことになったのは、新しい部署に移ったばかりの一公務員。
地方都市の村興しと権力闘争に翻弄され、優雅なアフター5はままならない。
おかしくて哀しき奮闘を描く宮仕え小説。
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★★★★☆
「村おこし」の言葉に惹かれて読んでみたのですが
「村おこし」は横に置いといても、おもしろくて、ついついハマってしまいました。
読んでいて明るいんですね、けっこうキツい場面や修羅場になっても
ユーモアで切り返してくれる。
そんな楽しくもあり、どこかにしんみりと顔をのぞかす人間味。
良い作家です。
● オロロ畑でつかまえて 荻原 浩/著
過疎の山村・牛穴村の青年会と、倒産寸前の東京の広告代理店が組んでデッチ上げた「村おこしキャンペーン」とは?
おかしくて、ちょっと哀しい人間群像を軽妙なタッチで綴る。第10回小説すばる新人賞受賞作。
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★★★★☆
「メリーゴーランド」から始まり、なんとなくハマってしまった「荻原 浩」氏を続けて読み始めました。
舞台は、自分も業界にいた広告代理店。
そこにとんでもない仕事が舞い込んで来るのですが・・・。
● なかよし小鳩組 荻原 浩/著 集英社
倒産寸前の広告代理店に大仕事が舞い込んだ。
ところが依頼主はちょっとタチの悪い筋の方で…。
気持ち良く笑えて、泣けるユーモア小説。
小説すばる新人賞受賞作に続く書き下ろし作品。
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★★★★☆
「オロロ畑でつかまえて」で舞台となるユニバーサル広告社の第2弾。
またまたとんでもないクライアントを抱え込んでしまいます。
そんな事件と共に、主人公や周囲の人間模様がユーモアと人情をたっぷりと含ませて
エンドロールへ向かいます。
ユニバーサル広告社が舞台の第3弾をネットで見つけたので
到着次第読んでみたいと思います。
● ぶどうのなみだ 三島 有紀子/[著] パルコエンタテインメント事業部
北海道のソラチという町で、ワイン作りにすべてをかける兄アオと、地に足をつけ麦を育てる弟ロク。
そこに旅を続ける女性エリカがやってくる。
「幸福」を大切にするエリカの生き方は、兄弟の静かな生活に新しい風を起こし…。
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★★★★☆
映画「しあわせのパン」の次作「ぶどうのなみだ」の小説バージョンです。
映画はまだ見ていませんが、
この監督さん、文章が上手ですねぇ。
好きです、こういう小説。
● 花のさくら通り 荻原 浩/著 集英社
不況にあえぐユニバーサル広告社が始めた、閑古鳥の鳴く「さくら通り商店会」の活性化プロジェクトとは?
恋と笑いと事件がいっぱいの痛快まちづくり小説。『小説すばる』連載を単行本化。
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★★★★☆
ここ最近はまって過去の作品を読んでいますが
今回もなかなか面白い、
ですが、何か物足りない気が・・・。
なんだろう?
ハチャメチャ感が足りないのかなぁ?
次回の「ユニバーサル広告社シリーズ」に期待します!