残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

380km走る  富良野・滝川・札幌

2012年06月11日 17時22分28秒 | Weblog
奔別炭鉱跡から桂沢湖へ。

ここの道路が付け変わったのか
観光ホテルのあった場所が分からず通り過ぎUターン。





訪れる人が減ってしまったのでしょうか寂れた様子。



20年以上前に来た時は、かなりの賑わいだった。



芦別三段の滝。

国道452号で芦別市内に入るつもりだったのですが
分かれ道の標識に
芦別まで42km、富良野まで43km の表示。

なーんだ、富良野まで1kmしか違わないのか、
ならば富良野に行ったことないし、行ってみるか!
の、軽い気持ちが・・・・。

バカだよねぇ・・・・。



初訪問の富良野、なんの予備知識も仕入れずに来たものだから
どこに何があるのかも分からず
まずはJR駅で観光マップを入手。

観光マップとクルマのナビ、なんと天地が逆!

そんなこと気がつきもせず車を走らせるがどうにも変?

何度も行ったり来たり・・・、そうして遂に
ナビと観光マップの違いに気づく始末。

もう、昼時をとっくに過ぎて腹ぺこ状態。



よし、このマップの見晴らしのいいジンギスカンを食べに行こう!
マップで見る限りそんなに遠くなさそうだ。

はい、ここでまた一つミステイク・・・。

富良野は広い!!

このことに気がつかなかった、自分はバカだ・・・。

行けども行けどもたどり着かない、
北麓郷に来てしまったし、観光マップは方向が違うとUターン。

そうして何とか2時半くらいに目的の「ひつじの丘ジンギスカン」に到着。



この風景を見ながらデッキでサフォークをいただく。
うんまーーーいよぉ!

そして、ずいぶんと遅いお昼ですね、と言われた。

このまま帰るにはもったいないので富田ファームへ。
ここから真向かいの山の麓だ。





ラベンダーはまだ。でもいろんな花がいっぱいだ。



温室で咲くラベンダー。



しかし観光客の数がものすごい。

ここから三笠経由で帰れば良かったのですが
やっぱり、滝川の菜の花が見たい!

行っちゃいました!
滝川到着5時30分、お祭りはすでに終了。



でも、花はこんなに満開です!





そんなこんなで滝川から高速へ入るも帰宅は午後8時過ぎ。

約380kmを走破し、ひざが笑ってました!


380km走る  三笠・奔別炭鉱

2012年06月11日 16時36分13秒 | Weblog
先週は急ぎ仕事などが久々に重なりブログ更新もままなりませんでした。

6/3日、日曜。
この日は滝川へ菜の花を見に国道12号を北上。

途中、長いこと三笠へ行っていないなぁと、進路を変更し寄り道。

ここも夕張同様、街が様変わりしているよう。



奔別炭鉱跡を見かけたので軽い気持ちで初訪。
ところが、しっかりと施設が残っているのに驚きです。



以下ここの概要です。(炭鉱ナビ/炭鉱の文化を守ろう より)
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住友奔別炭鉱立坑櫓(すみともぽんべつたんこうやぐら)

●概要
 1960(昭和35)年に建築された立抗櫓。
高さ約51m、立抗内径6.4m深さ750mを誇る、東洋一と呼ばれる立抗でした。
スキップ・ケージ巻揚げ 方式で、鉱員、石炭、機械、ズリなどを一挙に運搬できる
国内初のシステムを採用していました。
完成当時は「100年採炭できる」と言われていましたが、
1971年(昭和46)年10月25日に閉山しました。
立坑密閉作業中に爆発事故が発生し、5人の命が失われました。
現在も、その爆発の激しさを見ること ができます。

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夕張では歴史村を除いて、もう見ることができない施設にため息です。



ここにいる間、鉄道の廃線ツアーバスが数台やって来ました。





立て坑。



送電線の柱に植物が絡まるように・・・。





植物の生命力はすごい。



選炭し貨車に積み込む所だと思います。







あんな所に生えている植物。
こういう場所、廃墟と化す場所に新たに育つ生命力は
あまりにも対比的だ。















この施設をどのようにしていくのか、
朽ちるにまかせ自然に帰るのか・・・。

安全対策を施しながら施設跡を管理し
エリアを限定しながら一般開放するなら
炭鉱遺産としてぜひとも残して欲しい一つだと思う。