残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

380km走る  三笠・奔別炭鉱

2012年06月11日 16時36分13秒 | Weblog
先週は急ぎ仕事などが久々に重なりブログ更新もままなりませんでした。

6/3日、日曜。
この日は滝川へ菜の花を見に国道12号を北上。

途中、長いこと三笠へ行っていないなぁと、進路を変更し寄り道。

ここも夕張同様、街が様変わりしているよう。



奔別炭鉱跡を見かけたので軽い気持ちで初訪。
ところが、しっかりと施設が残っているのに驚きです。



以下ここの概要です。(炭鉱ナビ/炭鉱の文化を守ろう より)
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住友奔別炭鉱立坑櫓(すみともぽんべつたんこうやぐら)

●概要
 1960(昭和35)年に建築された立抗櫓。
高さ約51m、立抗内径6.4m深さ750mを誇る、東洋一と呼ばれる立抗でした。
スキップ・ケージ巻揚げ 方式で、鉱員、石炭、機械、ズリなどを一挙に運搬できる
国内初のシステムを採用していました。
完成当時は「100年採炭できる」と言われていましたが、
1971年(昭和46)年10月25日に閉山しました。
立坑密閉作業中に爆発事故が発生し、5人の命が失われました。
現在も、その爆発の激しさを見ること ができます。

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夕張では歴史村を除いて、もう見ることができない施設にため息です。



ここにいる間、鉄道の廃線ツアーバスが数台やって来ました。





立て坑。



送電線の柱に植物が絡まるように・・・。





植物の生命力はすごい。



選炭し貨車に積み込む所だと思います。







あんな所に生えている植物。
こういう場所、廃墟と化す場所に新たに育つ生命力は
あまりにも対比的だ。















この施設をどのようにしていくのか、
朽ちるにまかせ自然に帰るのか・・・。

安全対策を施しながら施設跡を管理し
エリアを限定しながら一般開放するなら
炭鉱遺産としてぜひとも残して欲しい一つだと思う。

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