残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

樽前ガロー

2010年07月27日 13時46分16秒 | Weblog
7月10日、支笏湖経由で樽前ガローまで出かけた。



天気はあいにくの曇りでどよんより、時々雨もちらついた。



何年ぶりかの支笏湖、温泉街の駐車場がいつの間にか有料になっていた。



湖畔で写真を撮り合いっこしている仲むつまじい親子。



ここが樽前ガロー。
樽前山が噴火して火山灰が堆積した台地を川がゆっくりと浸食し、
両岸が絶壁となり、その絶壁に濃い緑色のコケ類が付着した
独特の景観が約2kmにわたって続いた不思議な場所だ。
ガローとは 東北地方の方言で「がけの間を川が流れる場所」の意味。
「苔の洞門」に川が流れているといったイメージかな?



沢へ降りるにはほぼ垂直の崖を3~4メートルほど降りる。
何人もの人が降りているので
それらしい道筋はついているものの
この年ではちょっとやっかい・・・。

ですが、別世界に遭遇です!
苔につつまれた崖の壁、岩、
さらにモヤにつつまれてかすむ風景。
清涼な冷たい水の流れ。



日本神話に現れそうな神美的な景観。



感動ものです!
機会があればぜひ一見の価値あり!!