残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

ツルツルアイスバーン、そしてザクザク道路

2010年01月25日 18時20分29秒 | Weblog
久々に今日はあたたかい。

恒例、朝の通勤風景。





ここ数日は寒暖の変化がものすごい。
ついこの間はマイナス10℃だし、今日の昼間は雨が降っていた。

こうなると来月の雪祭りが心配になる。

今月の読書は
●オンエア 上下 柳美里

冒頭からしばらくはセックスの情景ばかりが続く。
しかしながら官能小説までの興奮度はなくちょっと中途半端。
週刊現代への連載だったからしょうがないかぁ・・・。
下巻からはようやく小説になってきて
テンポ良く読み進むンだけれど
なんかなぁ・・・、なんか足りないような
読み終わった満足感が無かったです。

はじめて読む柳美里で、かなり期待していたせいかな。


●刻まれない明日 三崎 亜記

以前の作品「失われた町」の10年後、
消え残りの主人公と消えた人々にかかわる思いをつづった短編の連作集。
ネットでの書評は「いまひとつ・・・」という感じだったけれど
自分は好きです、この作品。

残念なのは返却日までに読み終えられず
1/4を残してしまったと言うこと。
ただいま、再度予約中なり。

●東京島 桐野 夏生

これも初「桐野 夏生」。
映画化にあたり大好きな木村多江が主演と言うことで
かなり期待大。

設定は文句ないんですが
これもいまいち、物足りないです。
木村多江を頭に描いて読んでしまったからでしょうね。

主人公の変化、ここが読みどころだと
思うんだけれど結末は残念。