conparu blog

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ひよこ豆とイモ

2015-11-20 16:15:53 | 随想

世界中の食料が市場に出回っている今日、ことさら高価なものは敬遠している身であるから、市場なりスーパーなりで目に入るものは、非贅沢品のみ。
そんな中でも、ちょっぴり珍しい食材が手に入った。何のことはない品物と言えばそれまでだが、『ひよこ豆』が我が家の食卓に上ったのである。どことなくふっくらと愛嬌があって、食感も栗のようにホクホクしている。

Amazon通販


味をしめたからか「ひよこ豆の種が手に入らないかしら?」とのたまうカミさん。
それを受けてネット検索に入ったものの、検索が《豆種苗》ではなかなか見つけられなかったが、関連サイトを当たっていくうちに、「楽天」と「Amazon」通販で取り扱っているのが分かった。

もともとメキシコ辺りで収穫したものを輸入しているだけなので、あまりお目にかかる機会はないようだ。
遠くインカの人々が食したであろうイモ類と豆が、時空を越えて太平洋を渡って来たと思えば、この珍客を口に入れるのも何やら申し訳ない気もする。

早速100粒入りの『ひよこ豆種』を発注したが、送料代引き合わせて結構なお値段である。
初物を扱うには準備不足もあって、(畑に)直播した豆の発芽は失敗に及んだ。カミさんの自慢の種はお預けとなったのである。調べてみるとポット植えから始まり、或る程度の大きさになってから植え替えることがポイントらしい。

ネット検索で思い掛けない収穫もあった。イモ類の発祥地は南米だが、7000年の来歴の根拠を、ペルーとチリで争っているらしい。そこのところへボリビアが「我こそは~」と参入してきたから、ややこしい。イモ類はむせるのも当然なのかもしれない。

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