conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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多摩川上流を歩いて

2005-09-18 23:28:00 | 日記

芒を見たい一心で多摩川上流の御岳に行って来た。午後3時半を回っていたせいか、ワリと街道も空いていて、思いのほか早く市営駐車場に車を入れることが出来た。

この季節は釣り人とカヤックに興じる若者が多い、まだまだ川水は温んでいるのだろうか。吊り橋を渡って対岸の遊歩道を歩いてみた。季節ごとの風情を見せて、沿道には色とりどりの花が咲いている。

秋ということもあって、川面を覗く岩場の縁には彼岸花がぽんぽんと赤く咲いている。目指す芒は川原のあちこちに点在していた。まだ穂がすぼんでいて赤みを帯びた若芒だ。芒に対して彼岸花の朱色は、鮮やかで強烈な存在を示している。

日暮れ時の川面は、ひときわ西日の反射を受けて燐光のように白く光っている。対岸の林は既に薄暮の影の中にあって寂しい気もするが、上空は懸け離れて明るい。
今夜のお供えには多摩川上流の夕景も加えよう。帰路の車中からは、金箔で浮き出たような大きな月が――真ん丸の十五夜お月さんが出ていた。

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十五夜

2005-09-17 23:44:00 | 日記

名月や触れ合うような近さかな

中秋の名月と言っても、まだ芒の穂は見ていない。芒が白い枯れ尾花となって、穂先の上に真ん丸の月を見る、本当の十五夜は新暦では味わえない。
母の新盆を済ませた後の十五夜だから、せめてみたらし団子でも供えよう。

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開票の行方によせて

2005-09-11 23:38:00 | 日記

明るいうちに投票してきたが、投票所に着くなり大粒の大雨に見舞われて、改選劇に相応しい破天荒な投票日となった。
破天荒と言えば開票序盤で自民圧勝の展開、このまま行けば単独過半数も可能かと思われる。

郵政民営化一本やりの批判があった中で、小泉政権に対する期待の大きさが票に表れたと言えます。しかし郵政民営化は改革の一里塚であって、膨大な国家予算の債務問題や少子化に伴う年金制度、医療保険、そして国と地方の分権問題、官庁官僚の改革問題等々これらの構造改革に期待を抱いているからこそ一票を投じたのに他ありません。

これまでの小泉政権が、ややもすると法案腰砕けの感があったのも、自民党内での勢力が弱かったからで、次の国会では民意の後ろ盾で是非とも懸案の処理をお願いしたい。

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