conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

皇帝ダリア

2009-11-30 21:09:00 | 日記
深呼吸したくなるような真っ青な空
地上より飛天する花、皇帝ダリア
大輪の妖しげな媚態が風にそよぐ

photo by こんこんこん from OCNフォトフレンド
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セカンドオピニオン

2009-11-27 22:54:00 | 日記
もうすぐ木枯らしの十二月だと言うのに、東京近郊では厚着をして行き交う人もいない。
今年も暖冬なのだろうか、一時の寒さも嘘のように過ぎ去り、小春日和の長閑な日差しを浴びている。

シベリアの低気圧が不気味に日本海を覗っているみたいだし、これからが冬到来の季節を迎えるのだろう。
ニュースによると、さらに新型インフルエンザが増えているらしい。近頃はマスクをして歩いているのをあまり見かけないが、皆さん大丈夫かな?

乳幼児を抱えた母親は、新型インフルエンザの後遺症に戦々恐々としているに違いない。高熱、と言っても40度足らずで脳症になってはたまらないものね。

幾つになっても「病気」という連れ添いが、己の生涯に立ちはだかるのは避けがたいものだが、この冬に新型インフルエンザを避けたとしても、「耳」疾のしこりが胸を痛める。今日はセカンドオピニオンの病院でCTスキャンの放射を受け、老医師からショッキングな映像を見せていただいた。

聴力の低下が鼓室の変形にあるので、将来的には手術を考える必要がある。

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珍しい花

2009-11-24 22:07:00 | 日記
「珍しい花だな」
「皇帝ダリアって言うのよ」
大輪の切花が飾ってあるテーブルを前に、それぞれの想いが一点に注がれている。
卓上が一変してしまった珍客の存在は、我が家から歩いて10分ほどの民家の庭に咲いていたものだ。

その家の庭からは、空に向かって長い茎を伸ばし、道行く人を見下ろしていた花があった。その花の下を通るたびに妻の好奇の目は、よく天を仰いで見上げていた。数弁の薄紫色の花は妻の目を虜にして離さなかったのである。

このような状況を家の中から見ていた人がいたようで、何度目かの逢瀬を果たしている時に、女主人が出てきて高所の花を切ってくれたのだそうだ。

「いいんですよ、どうせこのまま腐らせてしまうのですから」女主人はそう言いながら、いささか萎れはじめた皇帝ダリアを差し出してくれた。

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麗らかなよき日

2009-11-21 22:41:00 | 日記
予定を早めて午前10時ごろ電気屋さんが来た。デジタルテレビとアンテナの設置に来たのである。
予告電話があって直ぐに、古いテレビを2階から階下に移した。

そして1階の居間にあった25型のテレビを2階の私の部屋に持っていった。
東芝製のかなり重いテレビで、階段を上るのにかなりの労力を費やしたが、何よりも平和裏にことが運んだことを喜んだ。

電気屋さんが言うには、最高の受信波レベルで56(単位はベクトル?)だと言う。設置が済んで受像を見たカミさんは、ニコニコ顔が止まらないまま昼食の支度をし始めた。

午後2時になって、「武蔵村山のイオン・モールに行こうよ」とカミ・・・妻が言うのである。
フアッションの「ユニクロ」で廉売の広告を出していたのである。以前に欲しいものがあると妻に打ち明けたことを覚えていたらしい。

どちらかと言うと若向きのショップであり、客層も若い人が多かったが年齢相応の品もけっこうあって、その中からフリースのジャケットと太編みのニットベストを購入した。妻は何も買わない。

帰り際に3階にあるカフエで、ブレンドコーヒーとシュークリームのたっぷり入ったケーキを食して帰路についた。



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元の姿にはあらねど

2009-11-21 00:32:00 | 日記
ひとつの仕事を40年もやってくると、仕事のほうが私に、もたれかかってくるような錯覚(あくまでも錯覚です。多少オーバーにね)に遭遇するみたい。

オナゴと違って鬱陶しい気もするのだけれど、我が家の食録であることを思えば雑に扱うことも出来なった。

ソンナコンナで過去形になってしまったけれど、焼き物の釜はどうしたのか?と自問自答すれば、本職の釜は哀れにもバラバラの憂き目に遭って、耐火煉瓦だけの囲炉裏に化けてしまいました。

ちょうど、仕事場はカミさんが別荘の趣に改装したので、カミさんの避難所と宣言されています。

それでも趣味としての小品なら、小さい2つの炉があるので焼くことが出来る。別荘の片隅で老後の楽しみになると思う。



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どちらを・・・

2009-11-19 22:14:00 | 日記
デジタルテレビを購入することで、今まで使ってきたアナログテレビは、リサイクル機構に回すことになるのだが、、、

2台あるアナログテレビのうち、どちらを出すべきかでカミさんと意見の相違が・・・(何でこんなことでぶつかるねん)

やや大きいほうは(我が家では25型は大きいのです)ステレオだし、ビデオデッキとの相性も良いのですが、こちらを出せとカミさんは言うのです。

それより少し小さめのはモノホーンで、亡きおばあちゃんに買ってあげたもの、、、こちらはカミさんにとって実母の形見?と言えなくもないシロモノだが、置き場所が私の部屋と言うのが理屈に合わない。

何はともあれ、1階の居間に32型液晶テレビが置かれることになる。
でん、と正面に構えるのがカミさんなのだ。
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貢献と言えるかな

2009-11-18 21:58:00 | 日記
起承転結が噛み合わないことも間々あるけれど、それはそれでひとつの形?として掻き捨てでいこう。

ちかごろは、停滞している経済を何とか消費力の回復で持ち直そうと図っているのか、官製の否応なし出費が気になるところである。

我が家では当面2つの出費に照準を合わせて来た。1つは軽いほうの出費である火災報知機を各部屋に取りつけたし、もう1つのかなり大な出費である地デジ液晶テレビも、来年の11月を待たずに妻同伴で今日決めて来た。

火災に備えるのは我が家を守ることだから仕方ないけれど、さすが地デジ液晶の購買では、鳩山政権に大貢献だな、と店員の顔を見ながら思った。

部屋に合わせて32型だが、液晶の映りは良い方だ。値段も思ったより安く10万円を少し超えただけ、、、「省エネNO.1」のうたい文句が気に入った。
『年末の「紅白歌合戦」が楽しみだわ』~妻のささやきが聞こえる。

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人生いろいろ

2009-11-17 00:37:00 | 日記
一昔前までは、よく「偶然に」とか「たまたま」と言う表現を使った。

近年のことだが、と言っても5,6年は経っているのだけれど、、、ある同胞の集まりで、親しく寄ってきた男が身の置き所のない現状を吐露して言うのである。

『まだ若いころに、甲種一等航海士免状を取ったのだけれど、、、』生活に流されて、まだ有効に活用していないと言うような言だった。

私は無遠慮に、「何のために取ったんだい?せっかく取ったんだから生かすべき」、「小さな会社でも良いから航海士になるべきだ」と、ノタマわったのだが、かの男はかなりのプレッシャーを受けたようで、悔しさのあまり、大発奮したのである。

そしてその挙句、国許の大きな湖のモーターボート教習の教官になったと言うことだった。

後年彼の言うには、言外に言うには、と言ってもいいのだが、『そう言ったお前はどうした?』というニューアンスがこもっていた。

すっかり安定した生活を営み、二人の息子を大学までやり、小腹も立派なほど出てきた彼は、自分の力を誇示したかったのか、謙虚さとは違う言葉の強さがあった。

しかし、運命がそのように導いた背景というものは、決して自力のみで成り立つものではない。運命が人を遣わして成さしめるのである。
だから私は言った。
「振り返って、ターニングポイントは何処だったと思う?」
一瞬だが、ハッとした瞬間が見られた。
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砂に染入る

2009-11-16 01:50:00 | 日記
カフエを巡っていると、ハッと胸元をえぐられるような研ぎ澄まされた日記に出会うことがある。

しかも噛み砕いた解りやすい文章であるから、つい引きづられるように文中にのめり込んでしまう。

知識の宝庫からは程遠い乾燥地にいるわが身には、砂に染み入るコップ一杯の水である。

深く掘り下げた井戸水のように、なんと清々とした味わいなのだろう。

そうは言っても、咽喉元を過ぎて再び乾いた砂、、、残らないでは困る。もとの砂に戻らないようにしたいものである。
具体的な内容に至らないけれど、胸にしみる日記に出会ったことは嬉しい。
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休暇明けて、カフエ再見

2009-11-10 13:11:00 | 日記
皆さんこんにちは~。
留守中のご訪問ありがとうございました。

野に山に枯葉が風に舞う季節となりました。休暇中の天気もまあまあで、自然恋しい気分ではありましたが、まじめに勉強?していましたから体のほうは拘束しておきました。

多摩に住んで30年も経ったけれど、意外と地理や歴史に不案内だと気づかされました。・・・と言うのも、産学公連携による多摩地域活性化の一環である『知のミュージアム 多摩・武蔵野検定』2級に応募したまではよいのですが、見事落ちましてございます。

つべこべ言うのも言い訳になるので、完全脱帽です。所詮「付け焼刃」と言う処方でした。まぁ、趣味の範囲ですから気落ちすることもないでしょう。

そんなことでカフエ復帰ですが、よろしくね。
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