さくら

ソメイヨシノが、はち切れそうな蕾をつけて、沿道の行き交う車を見下ろしている。一分咲き程の花弁も数輪見えて、花見ごろの到来が近いことを忍ばせてくれます。

蕾がふくよかで、力漲っている桜木を見ていると、爛漫と咲き乱れる光景が蕾に重なって浮かんでくる。桜の精が宿っている性だろうか。
この時期になると草も萌えでて、山野に若さが漲って心躍る。

巡り来て再びまみえる春の花

愛しく思う情はやはり、桜花か。散りゆきては再び花咲く再生の輪廻、
西行も花に再生を託したのだろうか。

お久しぶり・・・

久しぶりの日記です、
足跡のお返しもせずに失礼しました。
来ていただいた方々に、遅ればせながらお礼申し上げます。

夢のなかで、『マトリックス』と『ターミネーターX』を同時に見ていたので、眼底疲労を起こしてしまいました。しかし視力に異常はないようです。（こんなことを言っている場合ではないのですが・・・）

とにかく自分の置かれている立場が、何によって起因されているかは、十分に考えなくてはならないと思っています。三次元から四次元の間に、人類の変貌期が垣間見えている気がするからです。

旧い友よ、貴方には力がある。
もう一度力を呼び起こして欲しい。
想い出は今でも大事にしているから・・・

暗雲ふたたび

不穏当な空気が再び・・・
なぜ？

私には何もない
運命すら裏切った人生に
人の羨むことなど有り得ようか

憶測が平然と一人歩きして
他人の足を濡らしても
知らぬ顔・・・

もう、終わったことだと
思っていたのに
世間のすきま風は冷たい

いずれは分る
水源の一滴の汚れなきを

温もり

　温もりを抱きて濡れる春の雨

・・・ずいぶんと気温も緩んできた。
都心では雨がかなり降ったようだけど、
郊外の多摩地域では上着がわずかに濡れるほどで、雨の中を歩いていると、ほんのり春の色香がまとわりついて来る。

そろそろ桜開花の知らせも、茶の間を飾ることでしょう。
同窓会の案内状なんかも届いたりして、・・・

春ですね

　丸き目の夫婦鳥来る梅の花

所用から我が家に帰ってくると、
梅の枝に二羽のメジロが飛来して、
しきりに蜜を吸っている。

小さな二羽は夫婦らしく、
つかず離れず
あっちの枝、
こっちの枝へと繁く飛び交って、
目の前で見ている私たちには目もくれない。

私たちが車の中に居たせいもあるけど、
無心に蜜を吸う姿が、とても可愛い。

結果よければ全てよし

今日、MRI検査結果がでた。午前の部で最後の患者となった私は、診察室の前で長いこと待たされたが、この間にも担当医はMRIの受像フイルムを見ていたに違いない。

やっとのことで呼ばれた私の前で、M担当医が開口一番『癌はありませんでした。良かったですねえ』と、弾んだ声で知らせてくれた。
私も鸚鵡返しのように『良かったですねえ』と言葉をつないだのだけれど、妙に引っかかるような感じなのは、先生の『良かったですねえ』のほうが、オクターブが高かったからで、勢いに押されたせいもある。これも一瞬のことで、『やはり、そうか』と言う安堵感を先取りしていたせいでもある。

と言うわけで『癌』ではないと宣告されたことは、やはり嬉しいです。
これからは半年に一回MRI検査を受けることになりました。

かくてい深刻

　左脳酷使する確定申告ぶつぶつと数字はうめく

例年なら届日ぎりぎりに書き終わるのだけど、早めに終わった。数字は苦手だから左脳の演算能力も心もとない。旧バージョン型誤算多発のオムツ・・・いえ、オツムでした。