合格

　「合格しました。無事に合格できてほっとしてます。ありがとうございました」とのメール。

音大を受験したグレースちゃん。
思えば、なんて長い道のりだったことか…。
とりあえず、私もほっ。

５年生のときにピアノを習いにきたグレースさんは、すでに音楽大好き、そして、バレエ大好きな女の子でした。
中学生から声楽を習い始めて、そこから大きな夢に向かって歩き出した彼女。
とりあえず、音大合格は、その夢の第一歩、になります。

まだまだ、これから、なのよね？グレースちゃん。

土曜のコンサートは、私と一緒に演奏する最後の機会になるでしょう。

先週、２年半ぶりに聞いたグレースさんの歌声は、いつのまにか大人の声に変わっていて、いろんな人に支えてもらって、こんなに歌えるようになったんだなぁ…と
しみじみ思ってしまいました。
長いこと、真剣勝負でがんばってきた証。

グレースさん、本当に合格おめでとう！

録音

「音」を録っています。発表会まで、あと数日。。
にわかに、みんながそわそわしてきているなぁ、と思って、最後にぱっと集中してもらう場面をおけいこの中で作ったのです。

発表会は、ここ数年３月の下旬に行っていたので、３週間も早い今年は、先週くらいから、そうだ！もうすぐなんだ…とようやくみんなの音が立ち上がってきたというか。。
（青りんごちゃんなんて、もう体が３／２１だと言って、いうことをきかないんだ、、なんて言っていた…）

う～ん、いつにも増してのんびりムード。。

で、先週末から録音して、自分の音を聴いてもらっています。
…そしてたいてい、みんな、うなだれる。。。

さっき私も聞いていたんだけど、「先生、譜面は？？」とか
「え？もう弾くの？？ねぇいいの？？」とか
録音されてるそういうコメントがおかしくって
笑ってしまいます。

昨日は、ベルのリハーサルで、ベルメンバーには、一人ずつ弾いてもらいました。
その時の、緊張感とか、やんちゃな子もちゃんとおいすに座って順番を待ってる姿が妙でかわいくって、もうそれだけで充分！なんて気持ちになってしまった。

一生懸命にならなきゃいけない場面って、人生にどれくらいあるんだろ？

大人になると、そういう人前で緊張する場面って避けようと思えば避けられるわけで、でも、子どもの頃のそういう場面って、きっと大事だよなぁ、とか思ったりして。。

こっちにも伝わるくらいのドキドキ感。
でも、みんないい顔してます。

ゴールまであと少し。
それぞれがちゃあんと力を発揮できるといいな。

スコーン

　朝、焼きたてスコーン。なんだかたくさんできあがってしまった。。
クロテッドクリームと、頂いたハスカップジャムと一緒に。

今日もこれから、家の中のことを一通りしたら、お仕事です。
お休みは、発表会終わるまでおあずけ。
今は、緊張感いっぱいの中にいて、常に気を張っている状況。

で、甘いもの食べたくなってしまった。
今、ほとんどお菓子を買えないので、作るしかない。

たまには、おいしいものを食べて満足して、またがんばろう。

ちびママ

　あーちゃんを保育園に迎えに行くと、いつもエプロンと後ろにぬいぐるみをおんぶして登場。ほぼ、毎日。。。
たまに、あーちゃんより大きなキティちゃんが、後ろにどんっとへばりついていたりする。

で、うちに帰るとホンモノのおんぶ紐で、ぷーさんをくくりつけようとしてたので
長いりぼんを、おんぶ紐にして、しょわせてあげたら、気に入ったらしくいつもこの格好に。

そして、この「おかあさん」、とっても働き者。
私が洗濯してれば、「あい、どーぞ」と洗濯物を渡してくれるし、掃除機かければ
一緒に持ってかけてくれるし、今日なんて、おふろから出るとき
おもちゃをしっかり片付けてくれた。

いつまでも、赤ちゃんの頃と変わらないなぁ、と思う妹に比べると、
あーちゃんは、大人顔負けの働きっぷりで、すでに本物のお母さんの貫禄。
妹が、眠たそうにしていたら、あーちゃんは隣で「ねんねんよ～」と歌っていたし。。

のんびりやの長女に、マイペースの次女、しっかり者の三女…
そんな感じになるんでしょうか。

それにしても、あーちゃん、話せるようになったら、ますます世話焼きで大変そうだな…。

ランドセル。

　妹のランドセルを買いました。
「水色」です。

うちでは、青がいいと言ってるけど、店頭ではベーシックな赤を結局気に入って買うだろう、という期待をしっかり裏切り、水色。。

お姉ちゃんがフツウに赤なので、オリジナルな色が欲しかったのかな？

他の試してみる？と聞いても、選ぶのは青系なので、
そんなに気に入ったなら、まぁいいか、とも思う。
他の種類で、これの水色は？と聞くと、ほとんど完売。
人気なのかな？でも、そんなに見ないよね…。

これをあと１ヶ月もすれば、背負って学校に行くんだな。
お姉ちゃんと一緒に、なんて思ってても、なかなかそういうわけにいかなくて
別々に通ったりするんだろうな。
（すでに兄弟の生徒さんで調査済み（笑））

とにかく、慎重なおねえちゃんと違って、
興味があることには、どんな危険なことでも首をつっこみたくなるタイプだし、
すぐ走ったり、いつもぴょこぴょこしてるので、車も心配だなぁ。

でも、いつまでも、私がいそいそと外について行くようではいけない。
もう信じるしか、祈るしかない。

「何かあっても、ちゃんと切り抜けられますように。」
「どうかこの子が強い運を持っていますように。」

チョコ

　一昨日、お姉ちゃんは帰ってくるなり、
「お友達が明日、ともちょこ、くれるんだって。」

ともチョコ、友チョコ。。

のんきな私は、軽く聞き流していたら、昨日もらってくるはもらってくるは…。

「私、ともちょこって何かわかんなかったよ～。
　みんなわざわざ学童まで届けに来たんだよ！」とはしゃぎ気味のお姉ちゃん。

「それから、３年生の○○ちゃんは、なんとか君のおうちの前でピンポンしてたし、６年生もチョコの包み持ってたよ。」

そ、そんなに！？女子高生じゃないんだから…。

それで、あわてて夕飯のあと作り出しました。
生チョコ。でも、本人はチョコを溶かすところまではがんばっていたけど
すぐあきてしまって、私と妹でころころ丸めて（笑）。。

深夜に帰宅したパパも、娘達の手作りチョコに感無量（笑）。

続けるってこと。

中３のＫちゃん。
月に２回、レッスン室までおうちから２駅ぶんを自転車に乗ってやってくる。
６歳のときからのおつきあい。

ピアノが、すごい好き！…というわけではないと思う。
現に、本人曰くピアノを習っている理由として、
「え？ピアノ弾けるの？なんて言われたいじゃない？」とのこと。

きっと、クラスメイトのみんなが、どんどんリタイアしていく中で、
貴重な存在なんじゃない？
「うん。今、ピアノ続けてる人達は、すっっごく上手なの。。」
「すっごく」を強調するあたり、周りのみんなはプロを目指したり、音大志望だったりするのでしょう。。

そんなKちゃん。
曲決めが毎回とても大変。
まず、弾けそう…という気持ちにさせなくちゃいけないし、有名なもの以外でもこんないい曲があるのよ～と言わんばかりにたくさんの曲を私が一通り弾かなくてはならない、のです。

で、それをじっと聴いてるのよね？Ｋちゃん。

「Ｋちゃんとのレッスンでは、私は軽く指ならししてる感じだわよ。」とつい言ってしまう（笑）。
そうだ！
「ねぇねぇ、お友達はどんなの弾いてるのかためしに聞いてみれば？」と提案。
でも、レベルが違うから…と消極的な彼女。

そうかな？続けてるってことがスゴイことなんだよ？
どんどん忙しくなる中で、このへんまででいいか、とあきらめないで続けてるなんて、ほんと、えらいよね。レベルなんて関係ないって。
自信を持ってほしいんだけどなぁ。

さぁ、来週までにお友達にも聞いたりして曲を決めてきてね～と今日のレッスンはおしまい。

そのあと、あーちゃんのお迎えに車で向かう途中、Kちゃんが自転車でさーっと通り過ぎていきました。
私は窓越しに「気をつけてね～」っと声をかけて。。

すっごく寒い中、びゅんびゅん飛ばして帰っていきました。えらいえらい。

パフェ。

　パパのお店に「魚沼産コシヒカリで作るいちごココナッツパフェ」（だっけ？？）そんなネーミングのデザートがあり、なんだか体に良さそう。
…と思って注文したら、おいしかった。。

で、先日、あれのレシピは誰が考えたの？と聞くと
「おれだよ（おれに決まってんだろっ）」と返事が。

そのレシピが欲しいと言ってたら、早速作ってくれました。
豆乳と、お米で作るクリーム。
お砂糖は一切入ってない、というのが今の私には、とてもいいので。。

本当は、ココナッツのアイスだけど、バニラで。
あとなんだかいろいろ言ってたけど忘れちゃったな（笑）。

ちなみに、その日、玄米のお米を炊いてしまっていたので、若干茶色いクリームでした。

お祝い

　友人の結婚式へ。
式で、あんなに大笑いしたのも初めてだけど！！
披露宴では、私は泣き出してしまいそうなのをこらえてこらえて大変でした。。
２０代でお母さんを亡くしてる彼女。
お母さんがピアノの先生で、彼女が生まれたときの写真の横に書いてあるコメントを司会の方が読んだとき、もう止まらなかったです。

「こんにちは。赤ちゃん。いつかあなたとピアノを連弾できる日がくることを
　楽しみにしてます。」と。

今日は、彼女は恩師であるピアノの先生との連弾で、すばらしい演奏を聴かせてくれました。お母さんと弾いた…、のかなぁ。

きれいな花嫁さんで…。
ほんとね、Iちゃん。
お母さんに「きれいね」と声をかけてもらいたかったね。

お母さんが病気とわかった時も、お葬式のときも、私は近くにいたけれど、彼女は毅然と涙を見せずにいたのに、今日、初めて彼女の涙を見ました。

Iちゃん、ほんとうに、本当におめでとう！！
あったかくって、とってもいい披露宴でした。。

明日の予定

明日は、学生時代の友人の結婚式。ピアノ、弾きます。
１２月にすでに譜面をしっかり送ってくるあたり、用意周到な彼女である。。
私は、奮発して（？）着物を着る予定。
着物、着て、ピアノ弾けるのかな、とチラッと思いつつ…。
いや、何事もチャレンジしてみるべし。

　お姉ちゃんは、明日は授業参観日。さけの放流に多摩川へ。
お天気予報が、どうやらくもりのち雪。
「大丈夫なの？」と聞くと、
「先生は、ちゃちゃっと行っちゃいましょうって言ってた。」とお姉ちゃん。

確か、先生は半年前のものすごい台風の中、
プールの用意を持ってきてください、と連絡網を回してきた大物である。

その「ちゃちゃっと」のところに、「絶対行く！」という先生の固い決意を
なんだか感じてしまう（笑）。

雪のしんしん降る中、さけの放流。。
いいねぇ（笑）。ねぇ？