「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

結婚式で弾きました。

2005年05月30日 | 日記
 きのうは大学時代の友達の結婚式でした。6人いるなかよしメンバーでの、歓談中のピアノ演奏は毎回恒例のお仕事(?)です。もちろんクラシックあり、ポピュラーあり、ジャズあり…。それぞれ1曲ずつ生演奏をプレゼントしようという訳です。

はじめて結婚した友達の時は、大学卒業してすぐの頃で、打ち合わせも念入りに…、緊張して大事な(!)食事がのどを通らない、なんてこともありました。が一。今では、「明日いつ弾くって?」「知らないよ。えっ。歓談中じゃないの?」と前日に確認するならまだしも、披露宴の真っ最中に「で、弾くんだよね?今日」と聞いてる友達もいる始末(笑)。その上、せっかくのおいしい食事をさげられてしまってはもったいない!!ということで、「おっ?次?、なら今のうちに平らげてしまわねば」としっかり食べて、景気付けにお酒も飲んで(私だけ?)「よしっ、ちょっと弾いてくるっ」とピアノに向かうのです。みんな、鍛えられてたくましくなったのね…と思う私です。見かけは、どこぞのセレブか?という感じですが、弾く時はばりばりプロの顔になる…といったそのギャップは、とても楽しいと思ったり(笑)。。

 最後は花嫁さんから、ゲスト、はたまたご両親へ1曲プレゼント。(昨日は、ショパンのグランドワルツを聴かせてくれました。すてきだったよ~。)そして、ご両親への手紙には、今まで育ててくれてありがとう…という言葉の他に、大学の友達たちの場合、「自分が望んだ音楽への道に進ませてくれて、ありがとう」という感謝の言葉に至ります。。一筋縄ではいかない、芸術の世界。。大学に入るまでが大変で、(たぶん、少子化の今でもね。。)そして、きっとその後もいろんな苦労があったはず。冗談ばっかり言い合ってる仲間でも、きっといろいろあったよね。普段飲まない(←えっ?!)お酒のせいで、しっかりできあがってる私も思わずもらい泣き…。うんうん、いい人と出会えてよかったよかったという事で幕を閉じるのでした

 本当におめでとう。お幸せにね!

ある日のレッスン風景6.

2005年05月27日 | ある日のレッスン風景
週明けにばっちり風邪を引きました…
でも、気合いで治しました。(誰にも移してないよね
本格的に風邪を引いたのは、ひさしぶりで辛かったです‥。

ピアノを習い始めてようやく1年経ったシナモンちゃん。今年は1年生になりました。新しい環境で大変だろうと思いつつ、練習もぬかりないシナモンちゃんです。指が小さかった去年に比べて、すっかりお姉さんぽくなりました。ずんずんトンプソンも仕上げていってしまうので、すごいなぁといつも感心している私。でも、そろそろ難しくなってきたぞ?ここらでちょっとひとやすみ‥。
‥ということで、先週は指1本でも弾ける「チョップスティック」に挑戦です。別名「トトトの歌」。音程2度から始まって、3度、4度と広がっていくこの曲は、なんとも楽しくなっちゃう曲です。どってことないんだけど、その音の響きは不思議できれいで、私も小さい頃大好きでした。ハーモニーがいっぺんに鳴らせるというのは、ピアノという楽器の最大の魅力ですよね。
大学卒業したての頃、お友達とサンバ調のアレンジでこの曲を連弾したけど、あの時も楽しかったなぁ。。いつもいつも、言われた通りに一生懸命弾いてくれるシナモンちゃん。この曲でも、まじめなお顔で一生懸命弾いてくれて、なんだかほほえましくなってしまいました
どう?この曲難しかった?と聞いてもだまって考えてしまったシナモンちゃんですが、あとでお母さまから「この曲ばかりたくさん弾いてました」と聞いて嬉しくなりました
 たまには譜面から離れて、楽しい曲を音をさぐりながら弾いてみる…それも大事な練習になりますよね。他にも、どらえもんでも弾ける曲とか、おもしろい曲、たっくさんあるんです。。(え?変な事教えるなって?(笑))ピアノとお話してみるのもおもしろいですね。

 いろんな音を鳴らして、それがこわ~く感じたり、いいなぁと思えたり…。なんでもありの即興演奏、ぜひチャレンジしてみてください。

春のABRSM 終了

2005年05月23日 | お知らせ
 英国王立音楽検定(ABRSM)を受験された生徒の皆さん、お疲れ様でした。はじめての方が多かったですが、皆さんいかがでしたか?
課題曲3曲、スケールとアルペジオ、初見、オーラルテスト…盛り沢山の内容をみなさん、ここ2ケ月よくこなしたなぁ思ってます。そして、今回、私が準備の段階から感じた事は、皆さん、どの曲も仕上がりはとてもいいのに対し、スケール(音階)で、(英語で調を指定されるので難しいのですが。。。)、音階の指使いがやはり自己流になってしまう事が多いのと、すごい速さで弾いてしまうので、手のフォームがきちんと出来てない事が多いなぁという事です。手首を固定させたまま、指をしっかり動かして1音ずつきっちり鳴らす..というのは、退屈かもしれませんが、プールの前の準備体操と同じ。それができるようになると、どんな曲でもどっしりした安定感のある演奏につながります。ぜひ、習慣にできるようトライしてくださいね。
 それから、前回の初見演奏でちんぷんかんぷんだった..という方には、今回は練習帳を渡してテストと同じ形式でおうちでさらってもらう方法を取ってみましたが、ちゃんと成果があったように思います。限られた時間の中で正しく譜を読む、というのはなかなか難しい事ですが、今後の練習の中でも役立つ事ですよね

 結果は6月に英国より送られてくる予定。頂いたアドバイスを次に生かせるよう、ちゃくちゃくとおけいこを進めていきましょう!!

音みるレッスンノート1.

2005年05月20日 | 音みるレッスンノート
音のみるふぃーゆも開講して今日で2回目です。場所にもお友達にもすっかり慣れた生徒さん達。ちょっとずつ、思いがけない表情を見せてくれるようになってきました。みんなでぐるぐる円を作るのが大好きなお友達。絵本を読んでる時間が好きなお友達。みなさん、それぞれです。できない子がいて当たり前。よっぽどいたずらしちゃわない限りは、私もななえ先生もできるだけ声掛けをしていません。どんな反応が返ってくるかな?たいこでお話してみたり…。今まで鳴ってたピアノが急に止まったぞ!さあ、どうする?まだまだ耳をすませられなくっても、ちょっとずつできるようになりますよ。泣いちゃったお友達がいたら、気に掛けてあげられる優しいお友達もいます。
そう、ひとつのチームだからね。。みんなで大きくなっていこうねっ

ことばの文字と音。。

2005年05月16日 | 日記
「ママ、あるひっていったっけ?鳥いるじゃない?」
「‥‥?。。ある日?」
「ほらほら、あのこんなで白くて、あるひだったよねー?」(手をばたばたさせる)←おもしろいので、しばらくやらせて見ているわたし。
「それは、あひるじゃない?」
「!!…ああ、そうだった、そうだった。。」
昨日のおねえちゃんとの会話です‥。うーん。「おかさな(おさかな)」「たかましや(高島屋)」など、今までも、うぷぷ、と笑ってしまう言葉は多かったんですが、あひるをあるひっていうのはどうだろう‥。ふつう、小さい頃は、耳で音をとらえてことばを覚えるんではないんだろうか。。
今、ひらがなやかたかなをとても楽しそうに読み書きしているおねえちゃんなので、頭にまずなんとなくの文字が浮かぶのかな?など、おもしろく思った私です。楽譜も音符を読むのは速くなったけど、音の間違いには気付けない事が多いし。。(そしてそれを指摘しているのが、妹っていうのは‥(笑))そこまで考えて思い出しましたが、1歳の頃、すでに言葉をしっかり話していたのは妹で(上がいるから当たり前ですが...)なんだか日本語らしい事をもそもそ言っているようだぞ?という時期が長かったのはおねえちゃんでした。

こんな簡単な間違えをしちゃって…とあわてていたおねえちゃん。笑ったら怒るだろうなと必死に笑いをおさえた私です

うちの子レッスン日記6

2005年05月13日 | うちの子レッスン日記
早いもので、もう5月もまん中。 なのに、寒い!ぽかぽか陽気が恋しいですね…。そんな中でも、音のみるふぃーゆのちっちゃな生徒さん達は、元気にレッスンに来てくれました。今日から開講。2回目のお友達がほとんどですが、この前は緊張しちゃったお友達も、今日はにこにこ笑顔で楽しそうでした

さて、せっせとピアノを弾いていたおねえちゃんですが、ト音記号の高いどれみふぁそで、苦戦しています。できないからやりたくない…それはほんとにそうですよね。かといって、できないまんまにしておけないし、嫌いになってしまっても困るし‥。難しいところです。ここのところ、まただらだらしてきたので、ついつい私もいらいらしちゃって‥「そんなだったら、やめちゃいなさ~いっ!!」と、うっかり言ったりしちゃいます(笑)。(不思議ですね、、生徒さんだったら冷静になれるのに親子だと手加減しない、というか‥。。いけないいけない)でも、こちらもストレスになってはいけないので、ここ1週間くらいは、前弾いていた曲や得意な曲をただ楽しく弾くだけ、にしています。とにかくできるだけ毎日ピアノに触れる事。それだけで違いますからね。
ここ1年近く、うちの子レッスンをしていますが、けっこう波があることがわかってきました。目標があるとやっぱり頑張れるようですし、嫌いなんじゃなくて、気分がのらない時はてんでダメです

モーッアルトもベートーベンも、小さい頃はお父さんからとても厳しいレッスンを受けていたように、天才ですらそうなんだから、楽な道はないんだなぁ、とつくづく思います。

ある日のレッスン風景5.

2005年05月09日 | ある日のレッスン風景
 バレーちゃんとスイムちゃん姉妹に初めて会ったのは、二人が4歳、2歳の時。まずはバレーちゃんのレッスンからスタートしました。ちっちゃな指で楽譜にあるひとつずつの音をたどりながら、反対の手でとても慎重に音を鳴らしていくバレーちゃん。そんなレッスンを横目で見ていたスイムちゃん。
 スイムちゃんも4歳になって、いよいよレッスンを始めました。“おねえちゃんがやっている”ということもあって負けじ!と弾いてくる‥という感じで、丁寧すぎる程に譜を読んでくるバレーちゃんと、確かこんな曲だったはず‥、という感覚で弾いてのけるスイムちゃん、とても対照的なレッスンが始まりました。その時、そうか、姉妹ってこんなにも違うんだな‥とびっくりした事を覚えています。(うちにも姉妹ができるなんてその頃は夢にも思いませんでした‥
 共通している事と言えば、二人揃ってとてもがんばりやさん。練習した日はお母さまが連絡帳にシールを貼ってくれていましたが、どの日もかかさず練習していて、ノートを見る度に感心したものです。今でもすっかり毎日の練習が習慣になっている、といったようすで(でしょ?)変わらずがんばっています。そして、名前からもわかる通り、ピアノ以外にも大好きで頑張っているものがあるんですね。(それにしても。。小さい頃に習慣づける、という事は簡単なようで難しい事ですね。)どんな事でも、一度やる!と決めたらとことんやってみる!という感じのふたり。いろんな事をうまく両立させているなぁ‥と頼もしい姉妹です

ある日のレッスン風景 ~なりたい夢は?~

2005年05月06日 | ある日のレッスン風景
 小さい頃に、なりたい夢はたくさんありました。どれも頑張ればなれると信じていたし、考えるだけで楽しいものでした。そのうちに、自分の性格だとか才能だとかいろいろと考えたり、気付かされたりしていくうちにずいぶん夢の世界は狭まれて、結局私の場合、音楽が残りました。それすらも自信が揺らいだり、自分に向いてるのかどうか考えるあまり、自分が本当に好きかどうか‥そんな単純な事もわからなくなったりした時期もありました。特に高校時代は、死ぬほど悩んだものです。(あの時、たっくさん悩んでおいてよかったな、、と今では思います。)
音楽一本で受験しようと、ようやくふんぎりがついたのはなんと高校3年生の時。
なかなか煮え切らない私を、決して急かさずに待っててくださった先生方には、今でも頭が下がります。
10代の頃は、将来の事を決めるのにタイムリミットがある気がして(実際、受験の時はそうですが。。)それなのに自分が何ができるのかわからないし、なんだか悶々として、こんなはずでは‥
と思ったりする。。でも、みんなそうじゃないのかな? 
高校生の生徒のみなさん、だからいっぱい悩んで考えて、どうなりたいのか頭に思い描いて‥まずは焦らずに足下から固めよう!!いつも応援してます。

うちの子レッスン日記5.

2005年05月02日 | うちの子レッスン日記
今日は朝から、おねえちゃんの病院に行ってきました。(おねえちゃんは喘息持ち。アレルギー数値が異常に高く‥、月に1回は大きな病院にかかってます。)連休のまん中のせいか、道がすいてて、いつもの半分の時間でついてしまいました。普段はお留守番の妹も、今日は一緒。でも。。妹がいると、まぁ大変!とにかくじっとしてないし、だれ彼構わず「ばいばーい」と手を振ってたり話し掛けてたり…。ちょっと外に行くだけで大騒動なんです(笑)。

今日は、そんなやんちゃな妹のレッスンスタイルです。が、その前に、、彼女のキャラクターの紹介です。3月で3歳になった妹は、それまでリズムを叩いたり歌ったり…が中心のレッスン(というより、あそび??)でした。それすらもまじめにできない時もありました。でも、そういう時はおねえちゃんも一緒にやり出すと、途端にやるんだなぁ…すべて姉次第。。赤ちゃんの時から一筋縄ではいかなそうな(笑)子でしたが、それが想像以上
たとえば‥保育園の参観日でのこと。(おうちの人が見てる ということに気付かれないようにする為、割烹着を着て参観するんです。そうじのおばさん、はたまた給食当番のように。笑えます。)リズム体操の延長で、イス取りゲームが始まりました。それまでもリズムをしたりしなかったり、ふまじめな生徒で「まったくぅ」と思ってましたが、驚いた事に、他のお友達が、並べたイスのまわりを音楽にあわせてくるくるまわり始めた途端、彼女は、一緒に歩かずに本を読み始めたのでした……。のけぞりそうになった私。で、さぁ音楽が止まった!どうする?!と思ったらちゃっかりイスに座っていたりする……。割烹着の下で冷や汗をかいてた母(私)です‥。あとの先生との面談で「完全に輪を乱してましたね‥すみません」と言うと、先生も優しく「そうそう、~ちゃんはこれは別にしなくてもいいかな?と自分で判断して、しなかったりするんですねぇ。頭がいい証拠ですよ。」とおっしゃってくれました。が。。‘あれで結構、~ちゃん自身は楽しんでたりするんですよ’と。(親としては複雑‥- -;)
帰ってきた本人にきくと「楽しかった♪」。もうちょっとわかりやすいタイプかと思ってたんだれどなぁ、なんて。  とまぁ、万事、そんな調子の妹です。
そんな訳で、ピアノのレッスンもまず、本人を惹き付けるレッスンをしなくっちゃ、、と日々苦戦。当然、毎日なんてできません。でも、日頃歌ってた曲がちゃんと音程で鳴らせる!というのはやっぱり嬉しいみたいです

今のところ彼女が弾けるフレーズは「くぅまのっプ~♪(シーラシッラ~)」だけですけどね。。