うずまき。

　今、私の頭の中は、あることでぐるぐると渦をまいている‥。
そういうときでも、自分と縁のあることはうまいタイミングで物事が運んでいくものだ。それは重々承知しているけど。そこにいきつくまでのプロセスがもどかしい。。。

　そういう中で、みんなの顔を見るとついついほっとしてしまう。「今はそれを考えるときじゃない。」と頭がクリアになって、レッスンできる。

　たとえば、Rちゃんのものすごい吸収力。。早く両手で弾きたい！！という意欲に昨日は負けました。よしっ。ちょっとがんばってもらおうか‥、と次の曲集をひとつハードなものにする予定。そして、Ｒちゃんは俄然やる気。

　「なごり雪」で泣けた‥と恋華ちゃんが言うので、ならば弾いてもいいよ、とその場で譜面を書いて渡した。「おぉ～、かっこいい♪」と嬉しそう。
「テスト前だけど、がんばって弾いてくるね。」と普段ぜったい口にしないようなことを（笑）うっかり言っていた。

　音楽の力はすごい！！私も、今日はしっかりピアノに向かってもやもやを吹き飛ばそう。

お祝い。

あーちゃんのお宮参りと11月にできなかったおねえちゃんの七五三の写真撮影。いっぺんに終わらせてしまえ！と思いついたのはいいけど、支度がほんとぉに大変でした。。おねえちゃんは、新調してもらった着物、妹は私の小さい頃の着物。で、帯と帯揚げと…と準備するうちにあまりの物の多さにくらくらしてしまった。 箱せこって何？伊達締め？伊達巻き？ちがーう！みたいな感じに一人、悪戦苦闘しておりました。

「女の子3人は大変だよ。」と言われていたけど、初めて、こういうことか‥、と実感。
あーちゃんは、今回着物を借りたので楽だったけど、これを2年後はまた3人分。。
くらくらくら。

でも、嬉しくてかけまわっていた二人は、寒空の下、ぱっと咲いたお花のようで鮮やかでありました。。

がんばるってこと。

今週のレッスンから‥。

マーシーちゃんと久しぶりに会う。３ヶ月ぶりのレッスンで、とても感じてることは、以前より「ピアノを上手にならしたい」という気持ちが強くなったかな、ということ。なんだか大人っぽくなった。。ペダルに足がすんなり届いてしまうことや、譜面をみつめる真剣な表情に、小さい頃からを知ってる私はいちいちびっくりしてしまう。

中学生のラッキーちゃん、去年のグレード試験からこっち、ピアノに向かう姿勢が変わった。「お正月は、自分でもびっくりするくらい弾いていた」と彼女が言うように、鳴らす音が安定してきた。音って、どこまでも正直だ。

いちごちゃん、むずかしい箇所がなかなか上手に弾けなくて、そのうち大粒の涙がぽろぽろと溢れ出した。何度チャレンジしても弾けない。だまって私も見守る。
‥ならば、視点を変えよう。どうやったらクリアできるかいろいろ試そう。
あきらめないこと。あせらないこと。必ずできるはずだから。そう伝えて、最後は笑顔で帰っていった。

　おねえちゃん。学校の音楽の時間に、「入学式で演奏する曲の伴奏をしたい人」
で、手をあげたらしい。もちろん、オーディションで決まる。私は‥何も言うまい。今、熱心に練習してます。

　最後に妹。「ママァ、ちろり～ん、はなから牛乳♪っていう曲知ってる？それを弾きたいんだけどぉ」‥それは、大バッハ先生の名曲です。どうしてそういう発想を‥。。一度、妹の思考回路をのぞいてみたい、と真剣に思う私。。。

つぶやき。

ふと、気付いたら3月まであと一週間ちょっと。今朝、あわてて出しました、おひなさま。あーちゃん、初節句だったんでした…。

お姉ちゃん。カートゥーンネットワークを見てなんか言っている。「あるでんせんの声、石田純一がするってぇ」
「…？？…ふ～ん。」
・・・あるでんせん、、それってアンデルセンなんじゃ‥。その手の間違いをまだやってるのか、きみは。。


普段、子供たちのサプリメント代わりに肝油ドロップをあげていますが、それがこの頃大量に減っていく。そしたら、でてきたでてきた。子供部屋から。小さなポーチの中に15粒。ハンカチにつつんで20粒。犯人はもちろん、…妹。子供部屋から出てくるたびに口がもぐもぐしてるので、現行犯逮捕しました。。


あーちゃん、手と手をこすり合わせてけらけら笑う。自分の手をじいっとみつめて遊んでいたり。「脳からの命令で手が動くってことがおもしろいらしいよ。」とうちの母が言う。そ、そんなに科学的？！（笑）

三人三様、おひなさまの役目も大変である。「お嫁いけなくなっちゃうから2週間も出してられないかなぁ」と言ったらとなりでパパが、早く行ってくれ‥とぽそっとつぶやいていました（笑）。ごもっとも。

ボード。

今お教室のボードをせっせと作っております。
以前はピアノだけだったので、ある生徒さんのお母さまが陶器でとてもかわいいのを作ってくださって使っていました。。でも、やはりリトミックも載せたいので新たに作ることに…。

・・とはいっても、枠に文字のピースをはめこんでいく簡単なもの。。

他にどう埋めたらいいのか迷う。

ひさしぶり。

高校時代の友達がご近所に引っ越してきたので、仲のよい友達と一緒に遊びに行く。。彼女も、あと二週間もすれば、ママになる。
あーちゃん（おかげさまで退院しました..）をおっかなびっくりだっこする友達夫妻。「来月にはこんなあかちゃんがいるのかあ。」と心なしか緊張ぎみ。

いっぽう一緒に行った別の友達夫妻はずーっとあーちゃんをだっこして手慣れたもの。

その友達がプレゼントしてくれた手作りケーキとブーケ。
お姉ちゃん達がいただきました。

クラフト。。

音のみるふぃーゆ、1・2歳、金曜日クラスのフォトから。ふってくる雪をぽつぽつと指の先につけたインクで再現。それぞれ、カラフルな雪が画用紙の上に、ふってきました。。

日差しの下に並べたので、あまり写りがよくなくって残念…。。

今年は、なかなか雪が降らないけど、２月のレッスンではたくさん雪の中をおさんぽしたね。雪だるまもちいさな手の中で上手に作れたみんな。いつのまにか、お兄ちゃん、おねえちゃんになったんだなぁ。

ふと…、思い出す。

「先生、生きるってけっこう大変なんだね…」とある生徒さんに駅のホームで言われたことがある。あまりにシビアなつぶやきに、どう答えたのかさえ思い出せないが（あたふたしたのは覚えているけど…。）、そのときの彼女は、なんだかそのまま透明になって消えてしまいそうだったっけ。。

　あの頃、たぶん、周りからのほんのささいな一言がいちいち彼女の心に刺さり、どうにも動けなくなってしまったんだと思う。
彼女がつむぎだすピアノの音色は、ほんとうにほんとうに、デリケートで、繊細じゃない私なんかにはとても出せない音で、聴きながら「そんなことで負けるなよぉ」と思っていた。
言葉は強気なのに、メンタルな部分がこんなに弱いんじゃないか、と驚いてもいた。

　あれから数年経ち、彼女も大人になった。
あのとき、彼女の周りの大人はみんな、どうにかして助けてあげたい、とほんとに思っていた。でも、結局、それは彼女自身との闘いだった。だから、私は、一緒にいてあげたり、見守ったりすることしかできなかった。
ようやく、どうにかこうにか長いトンネルから出てこられたとき、びっくりするくらい大人になってしまっていた。それから、あっけらかんと「先生、今度遊びにいこうね！」なんて言っていた。

　いつか、自分の子供達もきっと通るであろう道だと思う。
そのとき、どんな人が、どんなできごとが道しるべになってくれるんだろう..。
ちゃんとみつけられればいいな、と思う。そして、親である私はどんなことがあろうと、堂々としていなくてはならないんだ、と思う。

「ママは、毎日おいしい料理を作ってくれて、笑ってくれているだけでいいんだから。」と、当時、彼女は、動揺を隠しきれなかったお母さんに、そう言ったそうだ。

今では、すっかり年頃の女性になってしまった彼女。今度、日本に戻ってくるときには、いろんな話をしたいな、と思う。
　

　

ちんまり。。

今日の妹はすごい。保育園でクッキー作りをしたのがよほど嬉しかったのか、帰ってから三角巾、エプロンをして大掃除。・・しながら遊んでる。

そうしたら、捜し物が次々にでてきて、よかった。
「さがしもの博士みたいでしょー」と妹、得意気。

でも、大掃除がいつのまにか本格的なおうちごっことなり、結局片付けないので、私にちくちく言われるのである。ほらね、脱いだずぼんもこのとおり。

クッキング。

おばあちゃんちで、お留守番をしていたお姉ちゃんが作ったれんこんの煮物。
普段、野菜を食べないお姉ちゃんが、おばあちゃんちに行くとぱくぱくとよく食べるらしいので、「おばあちゃんにレシピを聞いておいてね」と、頼んでおいたのです。

一緒に作ったんだよ～と嬉しそうでした。。
ぜひ、うちでも作っとくれ。。