「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

つぶやき。。

2005年11月30日 | ある日のレッスン風景
 *MiMi*ちゃん、今年もまた、2月の校内合唱コンクールの伴奏を引き受けてきた。曲は「天使にラヴソングを…」から、ノリのいい1曲。「1人で弾くよりも緊張する~っだって、失敗したらみんなの足をひっぱっちゃう!」と。みんなで作り上げるのがいいんじゃないのぉ
メロディちゃん、お母さんから電話。「ママ、早めに迎えに来ないでって言われたんですヨ~」
「??」「レッスンが終わってからママが迎えに来るまで先生がピアノを弾いていて、またそういう風にいろんな曲、弾いてもらいたいからって。」あぁ、あの時…。「自分でお願いすればいいじゃないのって言っても恥ずかしいらしくって」そうそう、そういう日がありました。でも、メロディちゃん、その時な~んにも言ってなかったし、あまり興味ないみたいな感じだったのに!その後、照れながらレッスンにやってきたメロディちゃんでした。いいよ~。たっくさん弾いてあげるよ。

先月から習い始めたジャスミンちゃん、お歌歌う時「どぉれぇみぃふぁそぉらぁち~どぉ♪」って一生懸命なようすがとってもかわいらしくって。ハンドサインもほぼ完璧マスターしてましたね。

シフォンちゃん姉妹、ミルクちゃんが2週続けて宿題手付かずできたので「しらないぞ~。きっとすっかり忘れちゃってると思うけど。」と言って弾いてもらったら、先週じょうずに弾けた曲をものの見事に忘れてて、さすがにまずいぞ...というお顔に(笑)。今週は練習してくる事、と固い約束を交わしました!どうかな?できてるといいな。。

そして…。本物のピアノだろうとなかろうと、一生懸命弾いてきてくれたのかどうか、熱心さはこちらに伝わるものです。そこが大事。いずれ、「本物のピアノが欲しい!」と言ってくれる日が来るまで(え?それも困るって?)、今使ってる楽器、大事になさってくださいね
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本物。

2005年11月28日 | 私の足跡…
 先週、土曜日だけ勤めている音楽教室のオーナーさんがぽつりと言いました。
「お習字習ってるとするでしょ?で、おけいこの時は毛筆を使うのね。
でも、家に帰って練習する時は鉛筆なの。本物のピアノとそうじゃないピアノって、それくらい違いがあるわよね。」ふんふん。確かに。格段に違いがあります。

そういう私も、6歳まで電子ピアノでした。先生のグランドピアノの鍵盤が重いわ、指は上滑りするわで、練習してきたのに上手に弾けない‥。その後、すぐにアコースティックなアップライトに買い替えたのですが、我が家にやってきたそのピアノの黒光りするどっしりとした存在感、圧倒される何かがありました。教わっていた先生は、手、指の基本的なフォームにはとことんこだわる先生でした。へなちょこの指で弾いてくれるな、という感じで。だから、これで練習すれば、もう叱られる事はないんだ、とホッとしたのを覚えています。そして、もちろん本物の音は、心地よい。倍音が響くから、と教わったのは音楽教室に通うようになった頃。

それから、大学に入学していよいよグランドピアノになりましたが、愛着があったアップライトピアノとお別れする時のそれはそれは寂しかったこと。。泣きながら練習した小さい頃、お母さんとけんかになった事もあったな、とか、手首をぐらぐらさせるな、とさんざん言われて左手で右手の手首を握りしめてハノンを練習して、手首がまっかになったこと(笑)とか、入試前の緊張感とか、いろんな出来事を思い出しながら、ピアノを磨いてたら思わず泣けてしまいました。
まだまだ使えたけど置く場所もなかったので、さようならしちゃいましたが、今頃どこかの誰かが一生懸命弾いてくれているといいなぁ、と思います。

習ってるおばあちゃまが「母が使っていたピアノなんです。もったいないから習おうかしらと思って…。」と年代物のピアノでおけいこしていたりするのを聞くと、本物に勝るものはないなぁと、つくづく思います。

小さい頃から本物を大切に使う、そういう気持ちも育ててあげたいですよね
(…とは思いつつ、いろいろなかなか難しいんだけれど
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そろそろ。

2005年11月24日 | 日記
 クリスマスまで、ちょうどあと1ケ月。わがやでも、昨日クリスマスツリーをようやく出しました。。子供達には「早く飾らなくっちゃ!」とずいぶん前からせっつかれていましたが、「明日ね~」と適当に返事していたら、「あしたあしたっていつになったら出してくれるのぉ?!」としかられて、「じゃぁ、飾り付けは自分達でやるのよ。」という事で。できあがったツリーは「う~ん‥」。。直そうとすると、だめ~っと言われ、なんだかきりっとしないクリスマスツリーのできあがり。
 
 さて、夜寝る前はここのところ、ずっとこの本。ちょっとマンガっぽいコマがついていて読むところはほとんどないのですが、適当に、音をつけて(ことばでね)見せていたら、「今日これ読んで~」と、毎晩読むはめに。。ママは飽きちゃったんですけど。「いいの。クリスマスまではこの本だけでいいからねっ!」え~っ。。あと30回この本かぁ。。

 きのうは、サンタさんにいそいそと手紙を書き、すっかりクリスマスモードに染まっている娘達です。
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お疲れさま。。

2005年11月21日 | ある日のレッスン風景
 グレード試験にチャレンジした皆さん、きのうはお疲れ様でした。。夕方、続々とメールが届きました。「課題曲はしっかり弾けた」「スケールが微妙‥」などなど。それぞれがベストを尽くせたなら、それが一番。。結果を期待しましょう!

グレード試験にトライしてもらうきっかけとなったのは、もうシンガポールに帰国してしまいましたが、しぇんちゃんがチャレンジしていた事。課題曲はもちろんのこと、スケール、アルペジオ、初見、オーラルテストとあまりのボリュームの多さに閉口しました。私は、音楽教室時代、あたりまえのようにそういう試験はありましたが、それはやっぱり、音楽に進みたいと少なからず思っていたからこなせていたこと。普通にレッスンに来ている生徒さんにお勧めするのは、難しいかなぁと最初は感じていました。しぇんちゃんも、特別ピアノが好きという訳ではありませんでしたが、グレードを持っているとシンガポールではいろいろな面で有利、という事で受け始めたのです。おっかなびっくりだった私の意識が変わったのは、2回目の受験準備をはじめた頃。まず初見が違う、それからスケールを通して調性に関しても前と捉え方が変わってきたのです。そして、その内容の濃さでもちゃんとこなせたしぇんちゃん。彼女が特別という事はもちろんなく、ならば他の生徒さんにも挑戦してもらえないだろうか、と思ったのです。

子供の可能性って、大人が考えているよりもずっとすごい!!
強制はできないけれど、受けるという事で、そして受かるという事でみんなの意識が変わるのでは…?と。合否が出るとなれば、みんな一生懸命練習してくれます。

やみくもにやる事で必ずしもいい結果が出るとは限りませんが、生徒さん達には、努力して成し遂げると、達成感、自分への自信というプレゼントがもらえるんだよ、と知ってもらいたいのです。発表会とは違ったプレッシャーは、思った以上に効果をあげるという事は、指導する側に回って初めて感じた事でした。

来年もありますよ。チャレンジしてみたくなった生徒さん、ぜひ声を掛けてね
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ABRSMに向けて。。

2005年11月17日 | 日記
 今週末はいよいよABRSM(英国王立音楽検定)の試験です。初めての生徒さん、2回目、3回目の生徒さん心持ちはいろいろです。みんな先週のレッスンではずいぶんナーバスになっていたっけ。。
普段は間違えない箇所でつまずいたり、スケールを聞き間違えたり…。
「きゃ~、先生どうしようっ!!」
「大丈夫だいじょうぶ、先生なんて毎回試験の度にお腹くだしちゃってさぁ。」
「え~っっ」   …なんて会話をしたりして。

そんな中、私はきのう試験官である、クララ先生のセミナーに行って来ました。とってもお優しそうなほくほく笑うイギリスマダムでしたよ。世界92カ国で実施され、70万人が受けているというこのグレード試験。通訳が付きますが、すべて英語で行われます。最初は慣れない雰囲気に面喰らうかもしれませんが、発表会とはまた違う緊張感で、経験しておくのも悪くないなと思います。
なによりも、すべての基本であるスケールやアルペジオをしっかりマスターできる、そして、3つの課題曲はいろいろな時代の曲を弾きわける術も身に付けられます。合否に関わらず、ぐぐ~んと
実力アップするので、お勧めです。ともあれ、やっぱり受験するからには合格してもらいたいので
私も熱が入ります。今回、受けるみんなにも、1度や2度は雷が落ちたもんね。。

あと3日。ここにきてじたばたしても仕方ない!覚悟を決めて、冷静に!!臨んできてね。
「オリンピックの選手なんて、きっともっと緊張するんだろうね。。」なんて言ってた子もいました。大丈夫。ちゃあんとみんなに表彰台が用意されているからね。
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ディズニー

2005年11月15日 | 日記
 保育園の先生に、「ディズニーの譜面を探しているけど、何かいいのないですか?」と言われて
山とあるディズニーの譜面の中から数冊取り出して園に持って行った。年末にクリスマス会があるのでその時におねえちゃん達はミュージックベルをするらしい。。
 
 ディズニーは、大好きな生徒さんがとても多いんです。私も大好きです。(もしや、類友??)
今年の発表会も、「アラジン弾きたい!」とか、「ディズニー弾いてもいい?」というリクエストばかり。中でもアラジンの‘ホールニューワールド’は人気ナンバーワンです。今はプリンセスのかわいらしい楽譜も多いし、アレンジも素晴らしいものが多いので、よりどりみどり。。ディズニーはメロディーがとてもいいですよね。私の一押しは、美女と野獣かな。うきうきしてくるのは、アリスとか、メリーポピンズとか。。

 そうそう、ディズニーランドのファンテリュ-ジョンというパレードでは、流れてる音楽が最初は長調で、悪者が出てくるシーンではそっくり同じメロディーを短調に変えてましたよね。雰囲気ももちろん変えて、それは見事な演出でした。

 今日のレッスンで、鳳華ちゃんと選んだクリスマスソングも、プリンセスとクリスマスの曲を上手につなげたもの。ひとつのメロディを如何様にも味付けできる..という事を知ってほしいなぁ、と思って。。これはいいけど、このアレンジは今一つ…なんて辛辣な意見も飛び出し(笑)おもしろかったです。

 ちなみに私がいいな~と思う味付けをしているのは、倉本裕喜さん、加羽沢美濃さん、石川芳さん、です。お試しあれ。。
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ぷちみる。

2005年11月11日 | お知らせ
 たくさんのお問い合わせを頂いたぷちみるコース、あっという間に2クラスとも埋まってしまい募集を締め切らせて頂きました。ほんとうにありがとうございます!!

始める時期に関しても、ご質問がとても多いので、こちらでお答えしますね。一応、ぷちみるコースの対象はお誕生月を迎えられるあたりから、、となっています。たった1ケ月の月齢の差でも本当に違うこの頃。また成長の仕方も個人差があるし、なかなか判断が難しいですよね。おうちの考え方でも違ってくるでしょう。早いうちから、本物のピアノで音楽を聴かせてあげたい、リズムを感じて欲しい、と思う方もいれば、お子さんがまだ反応しない時期は無理かな、と思う方も。
皆さんの判断にお任せしていますが、リトミックの基本的な定義は、直立歩行と言葉の確立ができる1歳半からが適切と言われています。これはあくまで目安ですね。お子さんの反応は本当にまちまちです。

たとえば、うちの妹ははちょうど1歳から保育園に通っていますが、園の中で保育の楽しいCDがかかるとまだ歩けなかったけれど、座っておしりふりふりさせたり肩を揺らしたりしていたそうです。(当然、私は一緒にいないので連絡帳で知るのみ。うー、さみしい。。)家ではなかなかしないのに、なんで?月齢が違うお友達が楽しんでいる様子を見たり、先生がいるからかな?と思いました。それをママ(パパ)と一緒にできるなら、ここに来ると必ず会える決まったお友達がいて安心できるなら、それってとってもいいだろうな、と思ったんです。

もちろん、いずれは楽器に…と考えるおうちの方も多いでしょう。その為には、とにかく音楽を楽しんで興味を持たせてあげないことには、むずかしい。。それのお手伝いができたらいいなぁと思ってます。
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ぽかぽか陽気。

2005年11月07日 | ある日のレッスン風景
 きのう、おけいこに向かう途中、ちょうどこれからレッスンするスイムちゃんに偶然会いました。水泳の選抜クラスに入っているスイムちゃんは、ほぼ毎日に近いくらい、プールでトレーニングしているのです。その朝練の帰りにばったり会ったというわけ。きのうなんか、今にも雨が降りそうでほんと寒かったのに、髪を濡らして自転車をしゃーっと走らせて。。「じゃ、あとで」と去って行く後ろ姿は、すっかりお姉さんで、3歳から知っている私は「大きくなったなぁ。」とつぶやいてしまった。。

 いろんな事を一緒にがんばる、ってすごく大変そうなんだけど、実はコツを掴んでいる子達はけっこう多いです。あれもこれもで大変そうだな、と私が思う事もあるけれど、ピアノ教室にやってくるほとんどの生徒さんが、じょうずに両立させているなぁと感じてます。受験勉強と併用させている子もいれば、他にも大好きな事があってそちらもがんばりながら、ピアノも手を抜かない、という生徒さんも。みなさんに共通している事は、おうちの方の強制では決してない事。「自分がやると決めたなら、がんばりなさい。」ときっと常に励まされているんだろうな。。

 おうちの方と生徒さんとの距離の取り方、バランスがとてもいい、といつも感じています。
無理してはやっぱりできないですからね。そして、もっとすごい!と思う事は、つまずいた時でも、じっと待っているお母さん、お父さん。誰だって、1回や2回は「「もう練習やだよ~。」と投げ出したくなる時があるのですが、うちの子には向いてないわっ…じゃなくって、そういう時もまぁあるわよね、少しようすを見てみよう...と客観的に見られるおうちの方の姿勢には、私も見習わさせて頂かなくっちゃ!と思います。

 「いずれ花を咲かせてくれればいいな、という気持ちで、今は丈夫な根っこをたくさん生やしてもらいたいんです。」とおっしゃってたスイムちゃんのお母さん。
ほんとうにほんとーに共感してしまいました。
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緊張して。。

2005年11月04日 | うちの子レッスン日記
ピアノ、初舞台の昨日。ピティナのピアノステップに出させて頂いたおねえちゃん。朝ちらっと「ドキドキするなぁ」と、小声で漏らしていただけでそうでもないのかと思ったけど、会場についてテンションが高くなってしまったらしい。。笑顔がどうも固い。ドレスも着てお気に入りの靴も履いて「あ~、楽しみ♪」なんて前日までは言ってたけどさすがに「本番」の雰囲気にやられている。

とにかく、人前で演奏する、間違えてもいいから、最後までがんばる、という目標で、3月の発表会前に一度舞台で弾いてみる事にしたのです。最初から上手に弾けなくってもいいんだから、ということで。

1曲目で大きなポカをしてしまい、「」となったけど、なんとか終えて、2曲目はようやく落ち着き、ノーミスで弾き終わりました。見てる方がドキドキです。
ミスした時、もう弾き終わらないかもと思った私。。
いやぁ、親の私が緊張してしまった。。

終わって、くやしかったらしいおねえちゃんは、「なんであそこで間違えたの?」と私に聞いてくる。「う~ん…。」どう答えていいのやら。でも、ふっと我に返ったんだろうなぁ、あの瞬間。わかるわかる。はじめから落ち着いて弾くなんて無理。数をこなして、たくさん失敗もして
、そうして慣れて上手になっていくんだから。どんな一流のピアニストだって本番前は緊張するもんなんだから。「もう1回やりなおしたいな。」あぁ、言う事まで私と同じ(笑)。

「また出たい?」「うん。今度はね、~を弾くんだ」切り替えが早いのも小さい頃のいいところ。
またがんばろう
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