なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

ビクター落語会 2007.7.28 その2

2010年07月31日 10時01分48秒 | なんとなくの落語
さて、仲入り後のビクター落語会です。


④五明楼玉の輔 「お楽しみ」


「蛙茶番」でした。

初めて見る噺家さんでした。

「なんとなく話し方が小朝師匠に似ているなあ」と思って後で調べてみたら、ピンポン♪ 小朝師匠のお弟子さん。

芝居噺なので、まくらでは落語と歌舞伎とを比べておりました。

「歌舞伎を観に行くとなると、前の日から着物を選んだりといろんな楽しみがありますが、落語はというと・・・

パジャマかな?なんて人がいたりして(爆笑)」

「今日のお客様は楽屋でも評判ですよ。綺麗な人ばかりだって・・・

見てみたら、ミス・ユニバースの予選かな、なんて・・・

ま、予選ですからね。誰でも出るのは自由だということで(爆笑)」

「歌舞伎は観に行くといっても高い!そこへいくと落語は、新宿末広亭の深夜寄席なんか500円ですから・・・

それでも4人ぐらい出るわけですよ。1人当たり125円ですよ(爆笑)」

まあ、よく笑いました。噺もしっかりしていてこれからが楽しみ。



⑤古今亭志ん輔 「船徳」


今日2度目の出演。力仕事なぞしたこともないような、なよっとした若旦那を演じます。

わりとオーソドックスな「船徳」でした。この人の「船徳」も楽しいですね。


この日の落語会はいずれの演者もレベルが高く、大変楽しく見ることができました。

権太楼師匠、さん喬師匠といった大看板も出演しておりますが、これからの時代を担う、といった勢いのある噺家さんが数多く出演されるので、見るたびに楽しみが増えてきています。

来月は、林家正蔵師匠、さ来月は、さん喬師匠、市馬師匠が出演されます。

伸び盛りの噺家さんの成長を目の当たりにできる、ということで、毎月楽しみになってきました。
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