なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

古今亭志ん朝全集・上(第109段)

2008年05月05日 23時06分33秒 | なんとなくの落語
ゴールデン・ウィークですが、天候に恵まれない日が続きますね。

で、ワタクシ、遠出をあきらめ、家にこもってDVDを見ております。

で、現在見ているのは、「落語研究会 古今亭志ん朝全集 上」。

いやあ、素晴らしいです・・・。


落語好き、とはいえ、なかなか続けてみるのは厳しいので、とりあえずDisc1と4を見ました。

順番に見ればいいんでしょうが、ついつい見たいものから取り出してしまいました。


Disc1 ①[文七元結」

左官の長兵衛の描き方が見事。噺のお題は「文七・・・」ではあるものの、やはりこの噺の主役は長兵衛です。

②「火焔太鼓」

志ん生の「火焔太鼓」は恥ずかしながら、よく知りません。でも、志ん朝の「火焔・・・」も素晴らしいものです。
父の得意ネタだけあって、演りにくい、それでいて、お客から「ぜひ火焔太鼓を・・・」という声もあって、難しい噺だと思いますが、それを見事に消化している志ん朝師匠は見事!

Disc4 ①「大工調べ」

棟梁の啖呵の場面では拍手も起こっておりました。通しで演じておられます。「下」まで聞けたのは、やはりDVDならでは。

②「宿屋の富」

志ん朝師匠は滑稽噺も上手いですね。大笑いの噺でした。

③「浜野矩随」

圓楽師匠の名演しか記憶になかったワタクシ、志ん朝師匠がこの噺を演っているとは思いませんでした。
圓楽師匠に比べ、重々しく演じていません。無理に泣かせようと演じるよりも、このくらいサラリ、と演じたほうがいいのかも知れません。


拙いながら、個人的な感想を書いてみました。人によって感じ方もさまざまでしょうから、あくまで勝手な感想ですが・・・。



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