なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

そんなに違う?(第110段)

2008年05月06日 20時36分30秒 | なんとなくの音楽
定期的に買っている雑誌「CDジャーナル」の新譜情報を見ておりましたら、

SHM-CDというCDが出回っていることを今さらながら知りました。

ユニバーサルのHPを見てみますれば・・・、

えーと、えーと・・・、

要は新しい手法で音が良くなったCD、ということでありまして・・・(恥)、

現在は旧譜のリマスター盤が発売されていて、アマゾンでは、すでに品切れで、プレミアがついている盤もあるようです。


そんなに音がいいのかしら?

で、買ってみました。


新宿のディスク・ユニオンで、マイルス・デイビスの「クッキン」を購入。

値段は2,800円と、今どきの旧譜の再発盤にしては、ややお高め。

(うわあ、アマゾンじゃ中古品が8,800円ですよ! ※平成20年5月6日現在)

で、自宅へ持ち帰り、すでに持っていた輸入盤の「クッキン」と聴き比べてみました。


ちなみに自宅のわがオーディオは、

CDプレイヤー: デノン DCD-1650AE

プリメインアンプ: パイオニア A-A9

スピーカー: ダリ メヌエットⅡ

まあ、音の違いを確かめるには遜色ないシステムと思っております。

(※このシステム、狭い我が家にも置けるようにと、ダリのメヌエットⅡを最初に決めて、メヌエット中心に組みました。

パイオニアのA-A9は、原音に対しナチュラルに音が出てくる感じがし、聴き疲れしません。

デノンのDCD-1650AEは低音から中域のエネルギー感が気に入っています。

感じ方は、人それぞれだと思いますが・・・

ちなみにピアノ・トリオのジャズや、バロックの古楽ものをよく聴きます)


さて、二つのCDを取り出し、代わる代わる聴いてみました。


♪♪♪(まずはいつ買ったか忘れたぐらい前の輸入盤にして、かつ廉価盤の「クッキン」)

♪♪♪(で、今回買ったSHM-CDの「クッキン」)


さて、ワタクシの感想は・・・、


そんなに変わらない・・・・・・・・(汗)。


すみません・・・、それほど劇的な違いは感じませんでした。


まあ、高音はいくらかクリアになったでしょうか。

フィリー・ジョーのシンバルがピシピシ聴こえ、

ポール・チェンバースのベースがくっきり聴こえてはいます。

でも、これまで聴いていた廉価盤のCDが、もう聴くに耐えない、というほどに違うわけでもありません。

(ワタクシ、別にオーディオ評論家でもなんでもない、一シロートですから、もちろん感じ方は聴く方それぞれに違うと思います)

うーん・・・、2,800円という価格を考えると、まあ、改めて買いなおすこともないかな、と、シロートのおじさんは感じたのでありました。


JAZZだけじゃなく、ロックやクラシックも出ているようなので、そちらはもっとはっきりした違いがあるのかもしれません。

それに、数量が限定されていて、一部のアルバムは、アマゾンでは、すでにプレミア化している現実は、あまり好ましい現象ではないですね。

そんなわけで、ただいまは、廉価盤の「クッキン」の「TUNE-UP/WHEN LIGHTS ARE LOW」を聴いています。


あ、そうそう! SHM-CDでは、1曲目の「MY FUNNY・・・」が終わった後、マラソン・セッションらしく、レッド・ガーランドのイントロについて指示するマイルスの声が聴けます。

(廉価盤はカットされていました)


まだ、未練ありげに聴き比べておりますが・・・、

まあ、SHM-CDの方が好みかな、という気はします。




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