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\生豆価格変更のお知らせ/『コーヒー流通センター』2023年5月3日号

2023年05月03日 | メルマガ

 

コーヒー流通センター
いつもコーヒー流通センターをご愛顧いただき、ありがとうございます。「コーヒー流通センター」の高橋です。

2023年5月11日(木)ご注文分より、コーヒー生豆価格を改定させていただきます。
価格表は、ログイン後、生豆価格表よりご確認ください。
生豆情報
■国際コーヒー相場は、短期間で大きく変動する事があります。そうした場合、在庫が急になくなり、価格改定のお知らせを案内する前に、価格改定を行う事がありますので予めご了承ください。

 国際コーヒー機関 (ICO) から2022年10月から2023年2月までの世界のコーヒー輸出量が前年比-8.7%減少したと報道されました。
その結果、コーヒー相場を押し上げる要因となっています。世界のコーヒー需給バランスが崩れており、供給不足が懸念されています。

ブラジルコーヒー輸出業者評議会から、ブラジルの3月コーヒー輸出量が、前年比で-19%減少したと報道されました。
更に、ブラジル通貨レアルが米ドルに対して上昇しており輸出にとってマイナス要因となっています。
この結果、コーヒー相場上昇の大きな要因となっています。インフレ率は5.6%と8ヶ月連続で下落しています。

コロンビアコーヒー生産者連盟から、コロンビアの3月コーヒー輸出量が前年比-19%減少したと報道され、コーヒー相場上昇の大きな圧力になっています。
インフレ率は、13.3%あり、生産コスト上昇圧力が続いています。

ベトナム総合統計局からベトナムの3月コーヒー輸出量が前年比+9.2%増になったと報道されました。
これにより、供給不足解消になるかと期待されています。されど現状、欧米からベトナムへの引き合いは強く、ロブスタの需要は増加しており、供給不足が懸念されています。
現在のインフレ率は3.3%、失業率は上昇基調で2.0%程度となっています。アメリカ農務省の予測ではベトナムの23年度の生産量は、前年比-4%減少になると報道されています。
要因として、肥料高騰による、肥料散布減少が、生産量の減少に影響すると見られています。

インドネシアの今年のロブスタ生産量に関して、世界的コーヒートレーダーから、前年比-20%減少すると予測が出された事から、ロブスタの価格上昇圧力となっています。
インドネシアでは、アラビカ、ロブスタともに不作による減産とアメリカからの引き合いが強く、取引価格の上昇傾向が続いています。
弊社のマンデリンを含むインドネシア・アラビカは、現在の相場よりも安くなっており、今後、新ロットが入荷する度に、価格は上がっていく事が予想されますので、要注意ください。

グァテマラの今期収穫量は、前年比-12%減少が予想されており、グァテマラのスペシャリティ品に関して、価格の値崩れは起きにくいと言われています。
インフレ率は、10%と高く、コスト上昇要因となっています。

 エチオピア(モカ)の水洗コーヒーの生産量に関して、現地では、消費国との価格交渉が纏まらなかった結果、前年比-50%減少したと言われています。
エチオピア政府が最低輸出価格を設定している事から、安く販売することが出来きないことが大きな理由です。
生産コスト上昇分を販売価格に反映させなければならず、コーヒー相場とは、連動しない産地の強気な姿勢が今年のエチオピア産コーヒーの取引を難しくしています。
特に、高品質豆がウオッシュド、ナチュラルともに少なく、高品質豆は、大幅な高値で取引されており、生産量が少ない今年は、特に入荷数量が減少すると言われていますので、要注意です。

ジャマイカ産コーヒーの今年入荷分は、かなり値上がりしています。
インフレが進んでいることもありますが、欧米向けの出荷が好調で、日本向けの出荷量は減少傾向にあり、産地から日本の輸入会社に対して、強気の価格提示が続いています。
弊社が販売している物は、2020年に入荷したものですが、低温倉庫で保管しており、品質の状態は良く、価格が安い為、お買い得と言えます。
但し、数量に制限がありますので、売り切れた場合、予めご了承ください。尚、今年入荷物とは、約¥1,500/kgの価格差があります。

現状、ブラジルの入荷量が少ない事もあり、日本国内のブラジルコーヒー汎用品の在庫量は、8月迄は非常に厳しい状況が続きそうです。
つまり新規の売買が成立しにくい状況となっており、現物の取引価格は、相場よりもも高い価格で取引されていますので、ご注意ください。

現状、コロンビアは、ブラジル程の在庫逼迫感はありませんが、通常の時期と比べれば少なく、潤沢とは言えません。
よって、ちょっとしたコーヒー相場の変動で、日本国内の在庫状況は変動しますので、ご注意ください。

         
以 上
ブラジルコーヒー鑑定士 井口 周一
生豆新着情報
【新商品】
■ブラジル イパネマ プレミアムクリュ タンジェリン 10kgVP 120kg限定
■新商品 東ティモール エルメラ (有機JAS栽培) 30kg ニュークロップ入荷
 
【ニュークロップ入荷】
■ブラジルNo2 S17/18 カルモデミナス  Qグレード 30kg
■コロンビア ウイラ ローサ 30kg Qグレード
■ホンジュラス HG
■タンザニア AA クィーンアルーシャ 30kg Qグレード
■タンザニア AA トップ イエンガ 30kg Qグレード
■トラジャ ランテカルア(有機JAS栽培)
■エクアドル ティピカ メホラード 30kg Qグレード

【在庫状況】
※モ カ ハラー G-3の在庫が少なくなっています。在庫が無くなり次第、販売を一時中止しますので、予めご了承ください。
尚、次回ニュークロップの入荷は9月を予定しております。
生豆商品一覧はコチラ
ゴールデンウィーク休業のお知らせ
【弊社休業日】 5月3日(水・祝) ~ 5月7日(日)
◎5月1日(月)までのご注文 → 5月2日(火)出荷
◎5月2日(火)以降のご注文 → 5月8日(月)より順次出荷

※ご注文状況によっては5月9日(火)以降の発送となる場合もございます。

ゴールデンウィーク中は配送が大変混雑します。余裕をもってご注文くださいますようお願いいたします。

※4月26日以降に福山通運で発送するお荷物は、日祝配達不可のため、5月8日(月)以降のご到着となります。

また、弊社休業中もネットショップはオープンしておりますが、この期間にいただいたメールでのお問い合わせ等に対するご回答は連休明けに順次お送り致します。今しばらくお待ちくださいませ。
編集後記


最後までお読み頂きありがとうございます。コーヒー流通センター高橋です。
当店ではコーヒー生豆の取り扱いはもちろん、「遠赤外線」で焼き上げた焙煎豆も多く取り扱っております♪

遠赤外線を使うことで、豆の外から焙煎していくと同時に、豆の中からも熱することでコーヒー豆の内外の焼きムラを防ぎ、まろやかな風味を引き出しています。
焙煎豆商品はコチラ

生豆のご注文と併せてぜひご利用くださいませ。
今後ともコーヒー流通センターをよろしくお願い致します。
 
  コーヒー流通センター
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〒737-0003 広島県呉市阿賀中央6丁目3-3
TEL:0823-27-5071 FAX:0823-27-5110
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