nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

Bruckner:Symphony's

2006-10-06 | Classical♪
クラシック音楽をある段階まで聴いてきますと所謂『名盤』というものが無性に気になり出
します。『名盤』のほとんどは古い録音のものが多く、ステレオ録音があれば幸いといった
感じです。そんな中、ブルックナーの交響曲はベートーヴェンの交響曲と並んでその代表格
です。

ブルックナー作品における指揮者の大家と言えば〈ヴィルヘルム・フルトヴェングラー〉
(ドイツ 1886-1954)、〈ハンス・クナッパーツブッシュ〉(ドイツ 1888-1965)、
〈カール・シューリヒト〉(ドイツ 1880-1967)の3人が最初に挙げられます。

ブルックナーの交響曲は指揮者の力量が問われる事で知られており、ウィーン・フィルや
ベルリン・フィルの演奏会に際しては人気の高い”第5番・第7番・第8番・第9番”は無名の
指揮者では振らせてもらえません。

私が今まで聴いたことのあるブルックナーの名盤はフルトヴェングラーが振る”第4番・第5
番・第7番・第8番・第9番”(すべてライヴでのモノラル録音)とクナッパーツブッシュが
振る”第5番”(スタジオでのステレオ録音)だけでした。

そんな訳でクナッパーツブッシュが振る”第8番”とシューリヒトが振る”第9番”をオーダーし
ました。この”第8番”と”第9番”も何年にどこのオーケストラを振ったものかによって名盤が
そうでないかが分かれてくるのでややこしいです(苦笑)

ちなみに今回オーダーした”第8番”は1963年ミュンヘンフィルとのステレオ録音、
”第9番”は1961年ウィーンフィルとのステレオ録音です。両者ともスタジオ録音盤です。
次は両者のライヴ盤を聴こうかと思っています。
特にクナッパーツブッシュはライヴだと燃えるので楽しみです。