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nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

日本史と世界史

2007-12-23 | Book
いい本が出ました~

図解版『日本史と世界史』です。

まだ手元には届いていませんが、アマゾンのレビューを読むかぎり初心者には
もってこいな感じです。

この本をガイド代わりにして世界史関連の書籍を読み耽ろうと思います。

古代史の日本

2007-11-23 | Book
以前から気になっていた日本の古代史ですが、日本の歴史を最初にまとめた史書『古事記』は
西暦712年と言われ、その8年後の天武天皇時代には『日本書記』が編纂されます。

しかし西暦で言うところの過去700年間の日本の歴史は部分的に文献が残っていたり、あるいは
中国の正史『魏志倭人伝』や『隋書』などを参考にするしかありません。

ところが日本が統一国家として成り立つ以前の『邪馬台国』と『大和朝廷』の関係など最も重要な
4世紀頃の記述は日本は無論のこと、中国の正史にもないため、未だに古代日本の真の姿は謎の
ベールに包まれたままとなっています。

一昨日、TV放送された『その時、歴史が動いた~継体天皇 ヤマトを救う』は、古代日本の姿を
垣間見ることができる大変貴重な番組でした。

明後日、日曜には『聖徳太子』の特集番組があるので、こちらも大変楽しみです。



歴史ミステリー書籍

2007-11-15 | Book
読書の秋ということで、ここ最近複数の本を並行して読んでいます。
と言ってもすべて歴史ミステリー関連の本ばかりですが、これがまた好奇心を旺盛にします。


今まで読んだ本と現在読んでいる本...

『日本の100不思議 いまだ解けない歴史ミステリー』



『日本史 怖くて不思議な出来事』



『封印された日本史』




これから読もうと思っている本...

『世界の古代文明がよくわかる本 巨大神殿の謎からファラオの呪いまで』



『遺された七不思議35の謎』



どの本もあまり深入りした内容ではなく、あっさりとさわりだけが書かれているので気軽に
読むことができます。

次は世界史に入門しようかと思います。

実は世界史に関しての書籍は『歴史の研究』(著:アーノルド・J・トインビー)を数年前に
購入したのですが、初心者の私には内容を理解するのが難しくて途中までしか読んでいません。

そんな訳でまずは上記の2書籍を読んでから再挑戦しようと思っています。

ビートルズ大学

2007-09-28 | Book
『読書の秋』ということもあり、今週から4冊の本を並行して読んでいます。

ビートルズに関しては先々週から読んでいる『ザ・ビートルズ/リメンバー』にプラスして
ビートルズ大学』も読み始めました。

この『ビートルズ大学』なかなか凄いです~
著者は宮永正隆氏で、この書籍の序章を読んだだけで面喰らってしまいました。

「まえがき」より
・ビートルズ・ファン層は第1世代~第5世代まである(ちなみに私は第3世代です)
・その人のロック&ポップス度の高低を図る方法
 好きな音楽は何かと聞かれた時に「ビートルズの『リボルバー』(あるいは『ラバー
 ソウル』、『ホワイトアルバム』、ビーチボーイズの『ペット・サウンズ』でも可)
 が好きだ」と答えた時に、相手が怪訝な顔をして「なんでまたそんなオールディーズ
 が好きなんだ」と言ったら、その人のロック&ポップス度は低いと判断して差し支え
 ない。
・ビートルズについてきちんとは知らぬまま、今の流行りの音楽を聴いて生きていく
 だけでは、もったいない話である


「ロック&ポップス度の高低を図る方法」の項は、少々強引な考えだと思われる方も
 いらっしゃるでしょうが、なかなかどうして一言で的を射た回答だと思いました。

私も今まで何度となくこのような質問に遭い、その度に意見の相違があったからです。
もちろん音楽の好き嫌いは個人の自由なので押しつける気はないのですが、ただビー
トルズを古いだけの理由で批判的な言葉を吐く人に対してはあまり気持ちのいいもの
ではないですからね~
音楽に古い新しいはないのです。ましてや時代を超越した音楽は普遍なのです。
なのでこのように公の書物でハッキリとした考えを仰る御仁がいたことに感動した
わけです。

つくづく思うのですが、解散して今年で37年...
忘れ去られるどころか、ますます輝きを増すビートルズ...
本当に素晴らしい!

追伸:この書籍の表紙にもなっているビートルズの4人が手にしている本は、この
   『ビートルズ大学』です。もちろん合成写真ですけど~(笑)

The Beatles Remember

2007-09-13 | Book
ビートルズ・フリークには読みごたえのある書籍が発売されました~

タイトルは『ザ・ビートルズ/リメンバー』
著者は《Klaus Voormann=クラウス・フォアマン》(ドイツ 1938-)です。

クラウス・フォアマンと言えば、ビートルズが1966年に発表したアルバム『リボルバー』と
1995年からの『アンソロジー』のアルバム・ジャケットを手掛けた人物として有名です。
またビートルズ解散後ではジョン、ジョージ、リンゴのソロ・アルバムのレコーディング・
セッションへも参加しています。

クラウスとビートルズの出会いは古く、ビートルズがデビューする前の下積み時代(ドイツ・
ハンブルグ)まで遡ります。

ミュージシャンだけでなく画家としても著名なクラウスは写真として残されなかったビート
ルズ・デビュー前の回想場面をイラストで描き、今回の著書の中で紹介しています。

先頃、発売された『ザ・ビートルズ・サウンド~最後の真実』《著者:ジェフ・エメリック》
もそうでしたが、ビートルズと直接関わった当事者ならではの体験談が大変興味深いです。

これから読むところなのでとても楽しみです~

Autobiography

2007-07-13 | Book
昨日から読み始めた本です。

『マイルス・デイビス自叙伝』
著:マイルス・デイビス、クインシー・トループ(詩人・ジャーナリスト)

私のいつものパターンですが、気に入ったアーティストに出会うと、その人の生涯・人生観
などを綴った本が読みたくなります。

マイルスほどの波瀾万丈な人生を送った人となると、一体どんな本になるのか想像がつきま
せん。それも本人が書いた本となると...

いずれにせよ、この本を読み終える頃には今以上にマイルスに夢中になっていることでしょう。

耳こそはすべて

2007-03-09 | Book
久しぶりの更新です。
ここ数日、仕事疲れもあり、帰宅後は休んでいました。

現在、今年に入ってから3冊目となる本『耳こそはすべて』を読んでいます。
*(原題:All You Need Is Ears 1979年出版)

この本の著者はビートルズのデビュー・アルバムから実質上のラスト・レコーディング・
アルバム『アビイ・ロード』までをプロデュースした《ジョージ・マーティン》氏です。
《George Martin イギリス 1926-》

前回読んだ『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実~著者:ジェフ・エメリック』と
合わせて読むと〈プロデューサー:ジョージ・マーティン〉と〈サウンド・エンジニア:
ジェフ・エメリック〉の2人の立場の違いによる、見つめる視点・留意すべき点の異なる
ところが興味深いです。

一言でいうと〈プロデューサー〉は音楽的な仕上りと同時にビジネス面も考え、レコー
ド会社へ経済的な利益をもたらす事も考えなければならない。

〈サウンド・エンジニア〉はサウンドそのものを第一義と捉え、アーティスト側が意図す
るサウンドへの手助けとなるよう常に可能性の限界へ挑戦していく姿勢が優先する。

*アルバムによっては〈プロデューサー〉よりも〈サウンド・エンジニア〉の”色”の方が
 出る場合もあります。

読む順序としてはジェフ・エメリック氏の本を読んでからジョージ・マーティン氏の本を
読んだ方が理解しやすいように思います。

まだ読み始めて間もないのですが、すぐに感じたのはジョージ・マーティン氏がビートル
ズのプロデューサーになった幸運はマーティン氏よりも、むしろビートルズの方だったと
思いました。

音楽業界に数多くいるプロデューサーの中でもマーティン氏の音楽的才能・力量・洞察力
は群を抜いており、常にアーティスト側の立場からの観点で音楽を創造しているように思
います。大物プロデューサーになればなるほど確固たるサウンド・スタイルがあるため、
時にはアーティスト側が希望するサウンド・スタイルとの相違による対立が生まれる場合
もあります。

ビートルズはデビュー当時から自分たちの音楽に対する確固たるサウンド・スタイル=
サウンド指向があったのでマーティン氏の意向に従わないことも多々ありました。
しかしそんな時こそマーティン氏の力量が発揮される時で、ビートルズ側のサウンド指向
を理解したうえで、さらにその上を目指し、実際にそれを”サウンド”にしてしまうのです。
ビートルズの曲にはクレジットされていなくても(ビートルズ通の方々は勿論知っていま
すが)マーティン氏のアレンジ及び演奏における貢献度は絶大なものでした。

マーティン氏がEMIに入社した1950年はレコードといえばSP盤(78回転)が主流で、
LP盤(33回転)はこれからという時代でした。まさにレコードの黎明期です。
そういった時代だったからこそ、そこでいろんな経験を積み、また多数のアーティストと
仕事をし、そこから多種多様な音楽ジャンルにも精通していったと考えられます。

マーティン氏の懐の深さ(音楽だけでなく、人としても)はこの時代に培った経験から
来ているのかもしれません。

まだまだ本は続いていきますので読了後、あらためて感想を記したいと思います。


Sound Engineer

2007-01-18 | Book
書籍『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』を読み始めました。

著者はビートルズのサウンド・エンジニアを勤めた《ジェフ・エメリック》氏と
音楽ジャーナリストの《ハワード・マッセイ》氏。

とにかく最初の数ページを読んだだけでも興奮してしまいました~
アルバム『リボルバー』のラストを飾る曲〈トゥモロー・ネバー・ノウズ〉のジョン・
レノンの印象的なボーカルとリンゴ・スターのダイナミックなドラムのサウンド効果が
ジェフ・エメリックのアイデアだったとは...
しかもビートルズのサウンド・エンジニアに正式に就いた初セッションでの手腕です!
さらに驚いたのは当時の彼の年齢はなんと!弱冠19才!

イギリス・ロンドンにある「アビイ・ロード・スタジオ」を今では誰もがなんの違和感も
なくそう呼んでいますが、元々は「EMIスタジオ」と呼ばれていました。
この「EMIスタジオ」ではクラシック音楽の名盤も数多く録音されており歴史と由緒ある
スタジオです。その「EMIスタジオ」が「アビイ・ロード・スタジオ」と呼ばれるように
なったのは、ビートルズの1969年の名盤『アビイ・ロード』がこの「EMIスタジオ」で
録音されてからです。


*「本文」より抜粋
1966年『リボルバー』から1970年『アビイ・ロード』まで、《ジョージ・マーティン》と
共にビートルズのレコーディング現場にいた唯一人のレコーディング・エンジニア~
《ジェフ・エメリック》が語る、未公開エピソード満載のビートルズ・サウンド・メイキン
グのすべて!

ジェフはいちばん最初からビートルズという現象と彼らが音楽を永遠に変えてゆく過程を
目の当たりにしていた。何があったのかを本気で知りたいと思った人は、ぜひともこの本を
読んでほしい。きっとあの特別な時代について、大いに見識を深めることができるだろう。
──グレアム・ナッシュ(ホリーズ~クロスビー、スティルス&ナッシュ)

これは深い共感を呼ぶ、どこまでも魅惑的な物語だ...音楽的な見識、暴露的な逸話、そして
歴史的、技術的ディテールの美味なるミックス。ひとつの重要な時代を正確かつエレガント
に再現し、読む者の心を奥底から揺さぶる回想録だ。
──ピーター・アッシャー(ジェイムズ・テイラー、リンダ・ロンシュタットのプロデュー
  サーで、元アップル・レコーズのA&Rディレクター)

長年、ビートルズのレコードを研究してきたぼくのような男にとって、この本はまさに夢が
現実になったようなものだ。だって彼はその場にいたんだぜ!
──ポール・シャッファー(「レイト・ショウ・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」の
  音楽監督)

【著者について】
ジェフ・エメリックは1962年にアシスタント・エンジニアとして高名なアビイ・ロード・
スタジオに加わり、1966年に正規のエンジニアに昇格、しかし1969年にはこのスタジオを
離れ、ビートルズのアップル・レコーディング・スタジオに移籍した。
グループ解散後も引きつづきポール・マッカートニー&ウィングスのエンジニアを務め
(名作《バンド・オン・ザ・ラン》も彼の手になるものだ)、他にエルヴィス・コステロ、
アメリカ、ジェフ・ベック、アート・ガーファンクルらのアーティストを手がけている。
これまでに4度グラミーを受賞しており、2003年にはテクニカル・グラミーに輝いた。
 
ハワード・マッセイはベテランの音楽ジャーナリスト兼プロデューサー/エンジニア。
「ミュージシャン」誌の前テクニカル・エディターであり、さまざまな業界刊行物に外部
編集者として協力。これまでに11冊の著書がある。


『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』
【目次】
プロローグ:1966年
第一章:秘宝
第二章:アビイ・ロード三番地
第三章:ビートルズとの出会い
第四章:初期のセッション
第五章:ビートルマニア
第六章:ハード・デイズ・ナイト
第七章:創意と工夫~「リボルバー」の舞台裏
第八章:ここにいられて最高です、ほんとにワクワクしています
     ~「サージェント・ペパー」のスタート
第九章:傑作がかたちに~「サージェント・ペパー」のコンセプト
第十章:愛こそはすべて...そして長いお休み
     ~「マジカル・ミステリー・ツアー」と「イエロー・サブマリン」
第十一章:僕が辞めた日~「ホワイト・アルバム」の舞台裏
第十二章:嵐のあとの静けさ~「ホワイト・アルバム」以降の日々
第十三章:金床とベッドと三人の拳銃使い~「アビイ・ロード」の舞台裏
第十四章:とどのつまりは~「アビイ・ロード」の完成
第十五章:穴の修理~アップル時代
第十六章:ドブとトカゲとモンスーン~「バンド・オン・ザ・ラン」の舞台裏
第十七章:ビートルズ以降の人生
      ~エルヴィス・コステロから「ビートルズ・アンソロジー」まで
エピローグ:今日、ニュースを読んだよ、いやはや
       ~「バランス・エンジニア」として

日本書記

2006-11-08 | Book
ここのところ読書が疎かになっており、そろそろなにか読みたいと思っていました。
そんな中、今夜TV放送された「その時 歴史が動いた~柳田国男《遠野物語》誕生への道の
り」を観ました。日本の古くから残る民話などを後世に伝えるべく綴られた書との事で甚く
感動しました。私はまだこの書を読んだことはないのでこれから読んでみようと思います。

まずは古典文学《日本書記》《古事記》から読み始めて《遠野物語》へ進もうと思います。

ちなみに《日本書記》は初心者にやさしい現代語訳版です(苦笑)

逆説の日本史

2006-08-10 | Book
私がこの「逆説の日本史~著:伊沢元彦」を友人から勧められ読み出してから数年になりま
すが、毎回読む度にワクワクドキドキさせられてしまいます。
この本に書かれてある”日本史”は小中高校時代に習った”日本史”とはまったく異なります。
こう言ってしまうと著者の想像とただの興味本位で書かれた”日本史”だと誤解されてしまう
かもしれませんが、それが決してそうでないところがこの本がおもしろく、また恐いくらい
凄いところなのです。

人によってはこの本を好まない方もいらっしゃるようですが、私はとても楽しく読ませても
らっています。

現在、単行本では「13巻~近世展開編江戸文化と鎖国の謎」、文庫本では「10巻~戦国覇
王編」まで刊行されています。

追伸:第1巻「古代黎明編」から始まるこの「逆説の日本史」を読み出したら本当にとまり
   ませんよ~(笑)

真田太平記

2006-08-03 | Book
私が今まで読んだ本と言えば大半が歴史小説です。吉川英治の『三国志』『新・水滸伝』
『新・平家物語』『私本太平記』『宮本武蔵』が原点です。

私は吉川英治の作品を通して中国歴史上最も有名な『三国志』に出会い、また日本の古典文
学として現在でも読み継がれている「平家物語」の豪華絢爛の果てに滅び去っていく平家の
栄枯盛衰の儚さを哀しみ、そして日本にかつてこれほどまでに己に厳しく生涯”初志貫徹”を
貫いた男がいたことを『宮本武蔵』で知りました。

数年前には「吉川英治記念館」へ行ってきました。
東京の青梅市にあり、自然にかこまれとても落ちついた記念館です。
この記念館は吉川英治氏が1944年から約10年間過ごしており、『新・平家物語』が起稿さ
れた書斎が当時のまま残っています。

私が歴史小説を好きになったのは生まれ故郷が大阪だからでしょうか...折あるごと(小学校
時代の遠足など)に歴史建造物の多い”奈良” ”京都”に縁する機会が多かったからです。
また私の父が大の歴史好きということもあり、私が小さかった頃からよく”歴史建造物巡り”
に連れて行かれました。訪れた中で特に印象に残っている場所はといえば、織田信長の
「安土城」”址”です。現在は発掘調査中で頂上までは登れないようですが、訪問当時は天守
閣が在った場所まで登ることができました。当時頂上までの山道はそんなに整備されておら
ず、ある意味今にでも戦国時代の騎馬武者が現れそうな気配さえしました。
そうしていくらか歩いて頂上へ辿り着くと、天守閣が在った跡地には大きな石垣だけが残っ
ていました。かつて織田信長もここから眼下に見下ろせる琵琶湖を展望したことなんだろう
と遥か昔に想いを馳せながら感慨に耽りました。

何故「安土城」”址”が特に印象に残っているのかと言いますと、それは現在の大阪城のよう
にエレベーターまで完備され観光名所として再建された城ではないからです。
ただポツンと残された石垣だけ...故に強烈に往事を偲ばせるのです。

*歴史とは人物、当時の思想、建造物などを決して現代の感覚で捉えてはいけないというこ
 とです。現代からでは到底想像できえないことでも当時としては常識だったこともあるか
 らです(小説『逆説の日本史』著:井沢元彦~引用)

目下、私が今読んでいる本は「真田太平記~著:池波正太郎」(全12巻)です。
小説の主人公・真田幸村は最後の戦国武将と言われ、有名な関ヶ原の合戦、そして大坂城・
夏の陣では敵将・徳川家康の本陣突入を試み壮絶な最期を遂げます。
敵方にも”あっぱれ”と謳われた人物です。

追記:思うに私は父から”歴史の浪漫”を授かり、母から”音楽” ”映画”を授かりました。