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nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

Concorde

2007-08-16 | Jazz♪
ここのところ、かなりのペースでジャズを聴いています。

マイルス・デイヴィスによってジャズの素晴らしさに目覚めてからというもの、
毎日それこそ朝目覚めてから夜眠るまでの間、音楽と言えばジャズばかりです。
今はもっぱらマイルス以外のジャズ・ミュージシャンに集中しています。

かつてクラシック音楽に出会った時も今のジャズと同じペースで聴いたものです。

ジャズを聴くまでは「ジャズと言えばクラシックから派生した音楽で、アフリカ系アメリカ
人が生み出したもの」と思っていました。
勿論一理あると思いますが、こうして本腰を入れて聴き始めてみますと決して一言では決め
つけられないことがわかってきました。

とにかくジャズの音楽は深く、ジャンルも様々です。
クラシック同様、聴けば聴くほど、その音楽の素晴らしさに酔いしれていきます。

*トップ写真のアルバム『コンコルド』(1955年発表)
(ジャズとクラシックを掛け合わせたようなサウンドと評されています)
《Modern Jazz Quartet=モダン・ジャズ・クァルテット》1952年アメリカにて結成

Saxophone Colossus

2007-08-11 | Jazz♪
《Sonny Rollins=ソニー・ロリンズ》(アメリカ 1930-)ジャズ~テナー・サックス奏者

私が初めて聴いたテナー・サックスはジョン・コルトレーンですが、遅ればせながら
ソニー・ロリンズ生涯の傑作と言われる『サキソフォン・コロッサス』(1956年録音)を
聴きました。

ソニー・ロリンズのテナー・サックスはテンポもよく軽快で、さすが傑作と言われるだけ
のことはあり、ジャズ初心者の私でも一聴しただけで好きになりました。

アルバムもとても聴きやすく、全体的にポップ感覚が溢れているような感じがしました。
ポップなんて言うと熱心なジャズ愛好家には叱られるかもしれませんが...(苦笑)

今やジャズ界にあってソニー・ロリンズは長老的な立場ですが、そのキャリアの中で
若き日の記念碑的アルバムがこの『サキソフォン・コロッサス』なのかもしれません。

このアルバムを聴いただけでソニー・ロリンズの音楽に魅了されてしまいます~

Monk's Music

2007-08-06 | Jazz♪
《Thelonious Monk=セロニアス・モンク》(アメリカ 1917-1982)
 〈ジャズ・ピアニスト~作曲家〉

今週から[ジャズマン]探求を始めました~

[キーワード]は《マイルス・デイヴィス》と共演したジャズマンたちです。

その中で今、一番好きなジャズ・ピアニストと言えば《セロニアス・モンク》です。

モンクが作曲した名曲『ラウンド・ミッドナイト』におけるマイルスとの共演は史上名高い
です。またマイルスにとってモンクは作曲における先生的な存在だったと思います。

《セロニアス・モンク》特有の不協和音から生み出される旋律が、一風変わったジャズ・
ピアノの世界を醸し出してくれます。

疾走する帝王

2007-07-06 | Jazz♪
先日、放映されたETV特集『疾走する帝王:マイルス・デイビス』を観ました。

語り手の菊地成孔氏(演奏家、音楽評論家)は大のマイルス研究家だけあって、語る言葉
に迷いがなく、見事な”マイルス論”を展開していました。

番組ではマイルスはビバップに始まり、ハードバップ→モード→エレクトロニック→フュ
ージョンへと、ひとつのスタイルに留まることなく絶えずスタイルを変化=進化させてい
った過程を”その時”を代表するアルバムを通し、とてもわかりやすく説明していました。

18才で単身ニューヨークへ渡り、あのチャーリー・パーカーの楽団へ入団し、自らの可能
性を磨くため生涯走り続けたマイルス...

破壊と創造を絶えず繰り返し、執拗なまでの探究心の深さに圧倒させられます。
古今東西こうした姿勢で自らの作品の完成度を高めていったアーティストはそう多くいる
わけではありません。

マイルスの生き様からは学ぶことがたくさんあると思います。

Isle Of Wight 1970

2007-04-19 | Jazz♪
歴史に残る「三大ロック・フェスティバル」の最後を飾った1970年イギリス・ワイト島で
のフェスティバルには前年に開催された「ウッドストック・フェスティバル」にも出演した
フー、ジミ・ヘンドリックス、テン・イヤーズ・アフター...
そして今回のフェスティバルにはドアーズ、ジョーン・バエズ、ドノヴァン...
多数のアーティストが出演しました。

またこのフェスティバルにはジャズ界からただ1人出演したアーティストもいました。
その人はマイルス・デイヴィス...

1970年はマイルス・デイヴィスにとって変革の”年”でした。
”ロック”と”ジャズ”の融合...かつて誰も成し得なかった、否、誰も考えもしなかったテーマ
へ敢然と立ち向かったのです。

それはアコースティック楽器主体のジャズに電子楽器を取り入れる事から始まりました。
当時のジャズ界にとっては斬新過ぎて、熱心なジャズ・リスナーからはマイルスのこの
行為を理解出来ない人もたくさんいました。

そして遂にはロック・フェスティバルへの出演となります...

マイルスは自叙伝で語っています。
ジミ・ヘンドリックス、スライ&ザ・ファミリー・ストーンはよく聴いた...

ここからマイルスの中で何かが起きたのかもしれません...

後年、1970年(あるいは1968年)を境に、それ以前を『アコースティック・マイルス』、
それ以降を『エレクトリック・マイルス』と呼ぶようになりました。

まずはこの変革の”年”の模様を収めたライヴ映像を観ることにします。

Black Beauty

2007-04-14 | Jazz♪
噂に聞く'70年代のマイルス・デイヴィス...今日初めて聴きました~
アルバム名は『ブラック・ビューティー』...
1970年4月10日サンフランシスコ「フィルモア・ウエスト」でのライヴ盤です。

いやぁ~参りました。もう初っ端からカウンターパンチを喰らいました~
もうこれはジャズではありません...完全なロックです(笑)
それも生半可なロックではなく、どちらかと言うとプログレです。

チック・コリアのエレピといい、デイヴ・ホランドのベースといい、ジャック・ディジョ
ネットのドラムといい...そしてこの目まぐるしくグルーヴするサウンドに、これまたトリ
ッキーでファンク調なマイルスのトランペットが絡んできます。

まるでジミヘンとELPを足したようなサウンドです。

マイルスの音楽をつまみ喰い程度な気持ちで聴こうとすると大ヤケドを負いそうです。
もういちど気を引き締め心して聴こうと思います~(反省)

Bill Evans

2007-04-12 | Jazz♪
よく耳にする音楽定義に「クラシック=白人音楽」...「ジャズ=黒人音楽」...

その中でもマイルス・デイヴィスが最初に認めた白人ジャズ・プレイヤーと言えば
《Bill Evans=ビル・エヴァンス》ピアノ奏者(アメリカ 1929-1980)...

昨日のジョン・コルトレーンと同時に購入したビル・エヴァンスのCDも3タイトル...


『Portrait In Jazz』(1959年録音)



『Explorations』(1961年録音)



『Complete Live At The Village Vanguard 1961』(1961年録音)



まず第一印象として、ビル・エヴァンスのピアノは繊細でとても優しい感じを受けました。
これからもっともっと聴き込んでいきます~

John Coltrane

2007-04-11 | Jazz♪
半年間の試聴期間を経て、本日からジャズの世界へ本腰を入れることにしました。

ジャズ界の帝王《Miles Davis=マイルス・デイヴィス》トランペット奏者(アメリカ
1926-1991)を毎日聴き続けているうちに、すこしずつわかってきたのは、マイルス・
ファミリーからは後に”ジャズ界の巨人”と呼ばれるジョン・コルトレーン、ビル・エヴァ
ンスらが、またマイルス・チルドレンと呼ばれる人たちからは現在”大御所”と呼ばれる
ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレットらを輩出しています。

そんな訳でまず最初に《John Coltrane=ジョン・コルトレーン》サックス奏者(アメリカ
1926-1967)から聴き始めることにします。

最初に購入したCDは3タイトル...

『Ballad』(1961年~1962年録音)



『Live At The Village Vanguard』(1961年録音)



『A Love Supreme=至上の愛』(1964年~1965年録音)



今夜の帰宅電車で初めて聴いたアルバム『Live At The Village Vanguard』の3曲目
〈Chasin' The Trane〉には絶句しました!

僅か40才で逝ったジョン・コルトレーン...

私はまだ1枚のアルバムを聴いただけですが、とてつもないエネルギーを感じました。
これから出会える数多くの名盤が楽しみです。

Louis Armstrong

2007-02-18 | Jazz♪
ルイ・アームストロング (アメリカ 1901-1971)ジャズ・トランペット奏者。

今日は1日中、マイルス・デイヴィスを聴きました。
噂通りのサウンドで痺れました。
次は1960年代以降のマイルスを聴いてみようと思います。

明日はルイ・アームストロング を聴きます。
この人も凄そうです。

これから聴こうと思うアーティストは、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス...

Miles Davis

2007-02-17 | Jazz♪
マイルス・デイヴィス(アメリカ 1926-1991)ジャズ・トランペット奏者。

昨年のチャーリー・パーカーに続いてジャズへのトライ第2弾です。

私が購入したマイルス・デイヴィスのCDは1956年以前のモノラル音源ですが
価格も10枚組¥1500程と大変お買い得です。

まずはマイルス入門編として最適だと思います。

明日は1日中、マイルスを流します~♪

Charlie Parker

2006-10-07 | Jazz♪
10代からロックを聴き始め、20代からクラシックを聴き始めて現在に至ります。
しかしながらジャズに関しては今まで一度も真剣に聴いたことはありませんでした。

私がクラシックを聴き始めた頃、ある人から言われたのですが『いずれジャズを聴く日が
きっと来ますよ...』今がその時なのかもしれません。

そういう訳でまずは入門編としてHMVの企画盤を購入しました。
音源はすべてモノラルですが全部で10枚入っていて価格も¥1500くらいでお得です。

チャーリー・パーカー(アメリカ 1920-1955)ジャズ・アルトサックス奏者。

ジャズもクラシック同様、名盤というものが多数存在しているので、これから金欠になり
そうです~(苦笑)