石の宝殿古墳 寝屋川市打上元町1875-1 これが作られたのは仏教文化に関連して進んだ花崗岩の加工技術が到来した7世紀頃と考えられる。石棺ではなく石郭とみなすのも、火葬後、骨を容器に入れてここに納めたと推定しているからである。「I河内名所図会」によれば、このそばから金銅製の骨壷が見出されたと言う。 なお、前面左に「天岩戸大日如来」と刻んだ元禄九(1696)年の石碑がある。天照大神の岩戸隠れにちなみ、神仏習合の信仰を表すものといわれている
石の宝殿古墳への道
墓室の前の羨道部分の石は長さ約2m、幅約1.4m 石槨は、上面を平坦に加工した底石(下石)の上に直径3m、高さ1.5mの内部をくり抜いた蓋石を重ねたもの
天岩戸 大日如来
側面
背後
行者堂
石室のようなところ 役行者
不動明王
妙見大菩薩
巨樹