今年最後の神さん詣で 水無瀬神宮 大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-2 水無瀬神宮は、後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇を祭る神社です。特に後鳥羽天皇はこの水無瀬の地を好んでいたらしく、配流された隠岐にあっても 水無瀬山わがふるさとは あれぬらん まがきは野らと 人もかよわで軒あれて誰か水無瀬の 宿の月 すみこみしままの色やさびしき というように水無瀬をしのんだ歌を残しています 承久の変により、後鳥羽上皇は隠岐、順徳上皇は佐渡、土御門上皇は土佐(後に阿波)に遷御、それゞの地で崩御。
後鳥羽天皇
後鳥羽天皇宸翰御手印置文・国宝
神門
手水舎 大阪府下で唯一環境庁認定の「全国名水百選」
水を汲む人
本殿・拝殿
客殿 に向かって左側にあります。建てられた時期は不明ですが、豊臣秀吉からの寄進で、造営奉行は福島正則と伝えられています。一時は社務所、または江戸時代には広間や宸殿と呼ばれていました。桁行六間、梁間五間の入母屋造桟瓦。全体の形式手法は書院形式で、規模、形式ともに標準的で比較的簡素な造りになっている。
左から春日神社、柿本神社、星阪神社