いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

「大人ランチ」が難しい理由を考えてみた&義捐金&医療保険システム

2011年09月21日 09時17分42秒 | 時事問題(こムツカシイ話題)

ローカル誌の「リクエストコーナー」にこんな投書があった。
70代のご婦人の「高齢者向きのメニューを」。

彼女の訴えはこうである。

○普段は自炊なので、たまには外食を楽しみたいのに、自分向きの料理がない。
○ファミリーレストランのメニューは、ハンバーグやステーキ、パスタやどんぶり等、高カロリー食が多くて、完食出来ない。しかも値段も高い。
○天ぷらうどんがあったので頼む時に「天ぷらは要らないです」と告げたところ、「値段は変わりませんが宜しいですか?」との答え。出てきたものは、ネギが多めのかけうどんだった、と怒っている。

そんな彼女のリクエストは、

○高齢者が完食できる量やカロリーにして欲しい。
○野菜や魚を中心に、種類の多い食材(出来れば国産)を使った「大人ランチ」が欲しい。
○年金生活なので、安く提供して欲しい。

なぜ、ファミレスでやんないのか?
それはもうからないからである。
(私はこんな時にすぐ経営者の考え方をしてしまいます)

高齢者には時間がある。単価の安い客が2時間も3時間も粘っては、店の回転が悪くなる。
しかも懐石料理のような、手がかかって材料も高くつくような料理では、利益が出ない。
お子様ランチは親が一緒だから安くてもいいが、大人ランチをおひとり様で来られたのではたまらない。

あくまでも現在のファミレスのターゲットは、たくさん注文してくれる家族であり、ドライブ中に立ち寄ってくれるカップルであり、深夜ご飯を食べてくれるドライバーさん(←忙しいから長居しない)なのである。

最近、時間もカネもある高齢者がネットカフェやマンガ喫茶に集っており、時間もカネもない若者の利用が減った、という記事を読んだので、書いてみました。

高齢者の比率が増えて行けば、ファミレスもターゲットを変えて行くのかもしれないけどね。

請求書を送る時に、被災地には+20円(寄付金)付きの切手で出しています。
会社宛の、クライアントさん達からの義捐金が貯まってきたので、

私の個人からのお金5万円を追加して、津波で家を失った石巻の知人(仙台に避難)にキャッシュで手渡して来ました。
赤十字社に送金しても、いつ分配されるか分かんないので、顔見知りの人にあげたかったのです。

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アメリカ人と、Facebookでチャットしました。

「うちのセキセイインコがさ~、獣医にかかって、(あなたの国と一緒で公的)健康保険ないから、治療費高くって」
「老鳥のボタンインコ(13歳)は元気?メディケアMedicare(高齢者または障害者向け公的医療保険)はもらっているの?」
「まだ65歳に達してないから、無理~」みたいな。

だって注射一本3,000円ですよ!
アメリカの病院にかかるって、こういうこと?と思いながら獣医通ってます。
国民医療制度を通そうとしている、オバマさんの気持ちが分かったり。
(日本では短期の留学生にも、国民健康保険の加入を勧めています)

人間用の健康保険制度があってヨカッタ。
でないと、嗜好品やギャンブルに使うカネはあっても、子供を医者に診せない親が増えそう。
小鳥は見殺しにしても罪にならないけど・・・・。


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