今日は週末なので、ビジネス関係の話はひと休み。
久しぶりにグルメ情報ということで。
今日取り上げるのは、虹橋にある「銀平」。
場所は、国際貿易中心近くの太陽広場の目の前。
ココ、駐在期間が長い日本人にはお馴染みのお店かと。
まだオープンして2年余りだと思いますが、もともと大連にあったお店なので、日本人の味覚をよく理解しています。
何でも、いまは大連のお店を閉めたのだとか。
それだけ上海のお店が順調に推移しているということかと。。。
店内に入ると、内装はまさに「和」そのもの。
2~4人用のテーブル席に加え、個室も完備している。
県人会などの大きな宴席での利用は難しそうだが、8名くらいまでの接待には最適な店だろう。
中国の方々を接待する場合にも、やはり日本料理は喜ばれるもの。
だって、フツーは中華料理がメインだし、どの日本料理店が美味しいかは日本人ほど分かりませんからね。これ、一種の道理かと。。。
筆者、このお店を訪れたのは久しぶり(たまたまですが・・・)。
今回は、ランチの一人利用。
店内が混んでいたこともあって、鉄板焼き用のカウンターに案内された。
ま、仕方ないですね。多勢に無勢ということで。。。
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お昼のメニューは、そこそこバラエティに富んでいます。
定食ものがメインですね(メニューを撮り忘れました)。
以前、海鮮丼(たしか60元くらい)をオーダーして、ちょっと微妙だったので、今回は定番のメニューで勝負。
サバ塩焼き定食です。
お値段は、43元(約550円)。
東京都心のランチと比べれば割安ですが、日本の地方都市とは遜色のない価格帯になってきましたね。
いやはや、物価高、身に染みて感じます。。。
もっとも、その内容はご覧のとおり、非常に充実しています。
中国の定食は、「これでもか!」というくらい、ボリューム満点。
ハッキリ言って、育ち盛りの青少年でもないんだから、もう少し量を少なくしてもらいたいが、これがコチラの相場なので仕方ないですね。
サバのほうを詳しくみると・・・
少し焼き過ぎですね。焦げ目がかなり付いているので。
でも、ここは他国、贅沢は禁物です。
魚自体の味は、さすがに悪くないです。
サバのような魚は、日本では味に差が出にくいと思うのですが、ココ上海では店によって結構差が出ます。
もっとも、コチラでの生活が長くなると、味覚も衰えているような・・・。
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で、このお店、お米のほうにも拘りがあって・・・
定食にもかかわらず、一人用のお釜で提供されます。
なかなか特徴的ですよね。
こういった直接的な演出、中国のお客さんは好みますので。
もっとも、ご飯のお味のほうは・・・というと、いま一つといった状況。
だって、日本の米と比べると、コチラのお米はかなりパサパサ。
要は、水分の吸収力が弱いんですね。
こういったお米を小さな釜で炊いても、日本人が拘るような旨みは引き出せない。
やっぱり、お米は大きな釜で一気に炊き上げるのが一番。
コレも、単純な道理かと。。。
かなりのボリュームに四苦八苦しながらも、何とか完食。
胃を落ち着かせるために、食後のコーヒーを注文。
一杯10元(約125円)也。
やっぱり日本の地方都市と同じ価格帯ですね。
ちなみに、夜の定番メニューのひとつが「鯛めし」。
鯛をお米と一緒に炊き上げるので、オーダーしてから50分もかかるという代物なので、食べたい人は最初のオーダーで注文することが肝要。
何だかんだ言っても、なかなかキチンとした日本料理を手ごろな価格で提供してくれるお店がない上海においては、貴重なお店のひとつ。
日本円で5,000円以上出せば、いくらでもそれなりのお店に入ることはできますけどね。
あるお寿司屋さんは、おまかせコースが800元(約10,000円)もします。
この種のお店、普段使いは出来ませんので。。。
以前も言及したとおり、1日に1~2店舗のペースで開業していると言われる「上海の日本料理店」。
この仁義なき戦いの末、勝ち残るお店はどこなのか?
また、日本料理が本当の意味で現地の中国消費者に受け入れられる日は来るのか?
ここに注目しながら、私自身も料理を楽しんでいきたい。
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