<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

中国生活と日本の暮らしを改めて比較する

2011-08-18 | 日記
まだ一時帰国中なので、今日は日中両国の暮らし比較をテーマに。
今回も、筆者の独断と偏見に基づくものなので、予めご了承を。

まず、一番に感じる差。
家電製品の性能の良さ!

日本で生活してると「家電製品は生活の質を向上させるための道具だから、そんなこと当たり前じゃん」と思いがちだが、侮るなかれ。中国では「お金相応の価値しかない(いや、それも無いかも)」のが現状だ。

例えば、エアコン。
いまだにインバータ化されていないエアコンが主流のため、スイッチを入れると室外機がものすごい音を立てて稼働し始める。しかも、室外機が大きい。おまけに、それほど冷えない。温度設定もちゃんと出来ているか、ホントに怪しい。。。

次に冷蔵庫。
日本では冷蔵庫の中に「霜が付く」なんて現象、もはや前近代的なことだが、中国では当たり前。たくさん入れ過ぎると冷えなくなるなんてことも・・・。
その代わりと言っては何だが、冷凍のほうは異常なほど冷凍できる。
これも、食品の保存にとって「いい」とは言い難いが・・・。

このほか、ボイラーの性能も無視できない。
中国ではシャワーを出し始めて3分くらい待つ必要があるが、日本ではたったの5秒。いやー、ホントに快適です。

次に、買い物のしやすさ。
毎日の生活に欠かせないスーパーマーケットは、その典型だ。
日本のスーパーは、中国と比べると遥かに規模は小さいが、買いたいと思わせるものが買いたくなるように陳列されているから、この辺りは俗に言う「ノウハウ」というものなんだろう。
ちなみに中国の場合、「買いたければ買えば・・・」「適当に積んでおくから、買ってけ泥棒!」的な陳列が主流。
ま、細かいことを気にしなくても、大勢の人民が押し寄せて買っていきますから。この辺りは「モノが売れない時代」を経験しないと身につかないかもしれませんね。

もっと挙げればキリがないですが、またの機会にとっておくことに。。。

それにしても、日本はホントに住みやすい国です。
ま、そのぶん、お金はドンドン消えていきますが・・・。