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地球の歴史

2021年07月10日 05時08分34秒 | Weblog

2021年7月7日(水)高校講座「地学基礎」にて地球の歴史に関する講義がありました。

 番組の内容は下記サイトへ

  NHK高校講座 | 地学基礎 | 第13回 第2編 私たちの地球の変遷と生物の変化 地球史の最初期

 

地球の歴史について大阪科学技術館の展示(2012-1-18訪問)で「地球の歴史」について

絵入りで簡明な説明がされていましたのでそれらをベースに写真紹介します。

上記NHKの番組の内容も挿入して地球の歴史の概要について把握したいと思います。

さらに2020年9月5日の朝のNHKテレビ後期重爆撃期の話がありましたのでそれも挿入。

宇宙は約140億年前に誕生し、その後100億年近く経った約46億年前頃に、

ようやく原始太陽系が誕生しました。しかし、46億年前に、突然現在のような形になった

わけではありません。まず、星間雲が自らの重力で収縮し、太陽系の中心に恒星である

太陽が生まれました。

ガスや塵は徐々に結びつき少しずつ大きくなって、直径数kmの微惑星を形成しました。

微惑星は互いに衝突と合体を繰り返しながら巨大化していき、やがて直径1000kmを

超える原始惑星に成長しました。そして原始惑星どうしも衝突・合体を繰り返しました。

その結果生まれたのが、原始地球です。

地球と月の誕生

上の写真は46~45億年前の地球と月の誕生です。
太陽系の隕石や月の岩石の生成年代から、この頃、原始地球が形成されたと
考えられている。月の形成時期も、45億5000万年前とされる。
巨大な分子雲の一部の重力による収縮が起こった約46億年前に始まったと
推定されている。収縮した質量の大部分は集まって太陽を形成し、残りは扁平な
原始惑星系円盤を形成してここから惑星、衛星、小惑星やその他の
太陽系小天体等ができた。

46億年前~45億年前に、原始地球と周囲の原始惑星や微惑星との衝突が繰り返され

起きています。この時期のことを「前期重爆撃期」ともいわれています。

 

上の写真は微惑星

微惑星には水の元となる物質が大量に含まれていたと考えられています。

それが雨となり、いったん海ができます。しかし、成長するにつれ重力も大きくなっていた

原始地球は、さらに別の原始惑星を引き寄せました。

すさまじい衝撃で発生した熱によって、あらゆる物質はすべて溶けてしまいました。
地球の表面は、深さ数百kmにも及ぶドロドロに溶けたマグマの海におおわれました。

上の写真はマグマの海のイメージ図

上の写真はマグマの海に関する説明

マグマの海は非常に温度が高く、重い物質も軽い物質も溶けて混ざり合っていました。
やがて煮えたぎっていたマグマの海は少しずつ冷めていき、密度が大きい物質が沈んでいきました。

そして最終的には上の写真のような構造となっていきます。

 

後期重爆撃期

Wikipediaによれば

後期重爆撃期(Late Heavy Bombardment, lunar cataclysm, LHBとも)とは、天文学・

地球惑星科学において41億年前から38億年前の期間を指す言葉である

この時代には月に多くの隕石衝突によるクレーターが形成され、地球・水星・金星・

火星といった岩石惑星も多くの天体衝突を受けたと考えられている。

後期重爆撃期の主な証拠は月の石の年代測定から得られたもので、天体衝突に由来する

月面の溶融岩石の大部分がこの短い期間に作られたと示されている。

後期重爆撃期は隕石重爆撃期とも呼称されます。

ただ、後期重爆撃期があった証拠となる大きな傷は、現在の地球上には見当たりません。

(地球はマグマの海から始まったと言える)

広島大学の小池みずほ助教らの研究グループの研究で

44億年前から41.5億年前とより古い時期であるとの説が紹介されていました。

研究グループは後期重爆撃期に衝突があったと考えられる小惑星ベスタに由来の

隕石の元素を最新の分析方法(ナノスケール二次イオン質量分析計(ナノシムス)の局所分析技術)

で測定しました。

海と生命の誕生

番組では海は38億年前に誕生と解説

上の写真は40~35億年前 海と生命の誕生
40億年前には 原始海洋ができた。
40億年前(±2億年) ~35億年前に、原始生命が誕生したと考えられている。
35億年前、 地球上での最古の化石(西オーストラリア・ピルパラ地域からのバクテリアの化石)

上の写真は約40億年前の岩石 神奈川県立 生命の星・地球博物館(小田原市)の展示

上の写真は花こう岩の一種のトーナル岩質片麻岩  神奈川県立 生命の星・地球博物館(小田原市)の展示

約40億年前に花こう岩があったということは、この頃すでに陸や海洋地殻ができていて、

現在と似たような環境ができつつあったということを物語っています。

上の写真は約38億年前の「れき岩」です。この岩石からも地球の成り立ちがうかがえます。
粒が多いごく普通にある岩石ですが、世界で最も古い堆積岩です。

れき岩ができるには、山があり 川が流れて地層が砕かれ、川によって流されてきて

海の底に積もらなければなりません。つまり、38億年前にはすでにそのような環境が

揃っていた事の証明となっています。

神奈川県立 生命の星・地球博物館(小田原市)の展示より

上の写真は、ストロマトライトと呼ばれる、浅い海底でできた岩石です。
ストロマトライトは、約27億年前に地球上に誕生した シアノバクテリアという生物が作り上げました。

 

雪玉地球とカンブリア紀の大爆発

7~5億年 雪玉地球とカンブリア紀の大爆発
大規模な氷河時代であったとされる。

生命が環境への対応することで多様に進化。
エディアカラ生物群やバージェス動物群のような多様性を形成していった。

 

植物の大繁茂と生物の陸上への進出

4~3億年前 植物の大繁茂と生物の陸上への進出
脊椎動物(両生類)の上陸は3億6,000万年前と言われています。

 

生物の大量絶滅とパンゲアの分裂

2.5億年前 生物の大量絶滅とパンゲアの分裂
2.5億年前ペルム紀の絶滅と言われ、海生生物のうちの95 - 96%、
全ての生物種で見ても90% - 95%が絶滅したとされる。
ローレンシア大陸、バルティカ大陸、シベリア大陸などすべての大陸が次々と
衝突したことでパンゲア大陸が誕生した。

1億8000万年前のジュラ紀になると、南北に分裂し、北はローラシア大陸、南は

ゴンドワナ大陸となった。両大陸は、更に分裂していった。

大陸移動に関する詳しい解説は以下のサイトを参照してください。

 スーパーコンピューターでパンゲアの分裂から現在までの大陸移動を再現し、その原動力を解明 -ヒマラヤ山脈はマントルのコールドプルームが作った!-<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

番組の中ではマントル上部と地殻を合わせてプレートといい、プレートは年4cm移動

することによって大陸の分裂、移動が可能になったと解説された。

 

上の写真はプレート運動に関する「アイコさん」の説明・解説

プレート運動は38億年前から始まっています。

恐竜の時代

2~0.6億年前 恐竜の時代

 

白亜紀の大絶滅 恐竜が滅びた

6千5百万年前 白亜紀の大絶滅 恐竜が滅びた
隕石の落下による環境の激変により恐竜やアンモナイトが絶滅。
参考ブログ:小生のブログ1

      小生のブログ2

 

人類の誕生

600~300万年前 人類の誕生
約600万〜500万年前 に、ヒトとチンパンジーが分化したとされる。

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