ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

自分の権利を擁護するセルフアドボカシー

2018年08月25日 | カウンセリング
「セルフアドボカシー」という言葉を聞いたことありますか?

セルフ・アドボカシーとは、
「知的障害者」が自らの権利を擁護することを目的として、本人の手によって組織化される活動の総称です。

つまり、自分が自分のことに関して権利擁護することです。

本来、セルフ・アドボカシーは、アドボカシー(権利擁護)の一形態で、法的な意味をもつものです。

アドボカシーにセルフ(自己)という語が付加されることによって、権利のために訴える行為を、代理人ではなく、権利主体本人が中心となって行うという点が強調されています(橋本、1996)。

この「セルフアドボカシー」という言葉は、
知的障害者に用いられる用語だそうですが、
私たちは自分が自分のことに関して権利を擁護できているのでしょうか?

昨日、ブログに書いた小さな女の子のことを忘れられずに
教育関係者や精神科医、カウンセラーの先生方に相談しました。

小さな子どもの権利、人権。

母親に依存しなくては生きていけない立場の子どもが
何倍も背丈のあるお母さんから怒鳴られ
机を叩かれた時、どんなに怖いだろう。

自分で権利が擁護できない子どもに、周りの大人は何をしてあげられるだろう?

そして、さらに言えば、自分の権利は擁護できているだろうか?

特に、自分を責めたりが悪いと考えがちな人は、
「怒り」を抑えて、自分の権利を擁護できていないかもしれない。
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