ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《笑顔は承認》

2015年11月10日 | こころの子育て
今日11月10日は、午後3時から福岡市立野多目小学校で講演です。

参加されたい方は、学校まで直接お問い合わせください。

《笑顔は承認》
ふたごの赤ちゃん、一卵性双生児の研究で、

こんな実験があります。(うる覚えですが)

赤ちゃんが泣いた時、お母さんは赤ちゃんを抱っこしに行くのですが

①一人の子には、笑顔で。

②もう一人の子には、笑わずに。

同じように抱っこして対応するのに、どちらかの赤ちゃんが、
泣く回数が減るのが観察されました。

さて、どちら?

②の笑わない方。


そうなんです。

《笑顔は、承認》

言葉が、まだ理解出来ない頃から

私たちは、お母さんの表情を見て

《泣かないほうがいいんだ。私は、泣いたら受け入れてもらえない》

と、判断して行動を変化させているのです。

これを《学習》と言います。

他の言葉で、表現すると
《インナーメッセージ》=《自分で決めて取り入れたこと》


①の赤ちゃんは、おそらく

《私は、泣いても受け入れてもらえる》

と、《決断》して、行動は、自然なまま、泣きたい時に泣いているのでしょう。

また、自分が赤ちゃんの時に、笑顔で抱っこされたお母さん、お父さんは、
赤ちゃんが生まれて抱っこする時に、
自然に笑顔が出るのでしょう。

その《笑顔》も親からの《取り入れ》

つまり、親の養育態度が、連鎖するということ。

私たちは、泣きたい時に泣けると、スッキリして、安心し
辛いことを乗り越えることが出来ます。

抱っこする方も
《抱擁ホルモン》オキシトシン、幸せホルモンが分泌されると言われます。

抱っこされる赤ちゃんには、オキシトシンの受容体が増えると言われます。

写真は、福岡市早良区内野にあるひばり保育園で、講演後にお母さん、お父さんたちと給食をいただいた時に、抱っこさせてもらった赤ちゃん。
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