ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

我慢してれば?

2015年11月14日 | 関心事

今日は、これから福岡県筑紫野市にある筑紫野市立街道保育所に伺います。
お母さん、お父さんたちの肩の荷が少しでもおり
子育てが楽しくなりますように…。


さて、警察統計によると、日本では今も3日に1人ずつ、妻が夫によって殺されています。

内閣府の調査によると、成人女性の3人に1人がDV被害を体験しており、
20人に1人は、殺されそうな目にあっています。

これは、年間1200万件の刑法犯罪が起きているということになり、そのうち180万件は殺人未遂事件ということになります。

ところが、対策は追いついていません。

DVの相談件数は増えているのに、検挙件数は年間2000件にとどまります。

家庭内での暴力は、
傷害罪や殺人未遂で立件されていないどころか、
多くの女性が自分が悪いから暴力を振るわれたと思い、
私が夫が怒らないように振る舞えば、夫も本来いい人なのだと、我慢している人が沢山いるのが現状です。

「女、子どもは家の中で暴力受けても、殺されてもおかしくない社会」
なんて、信じたくないです。

お父さんからお母さんが、暴力を受けるのを見せるのは、
子どもにとっては虐待。

DVは、言葉の暴力や奥さんを働かせないなどの経済的暴力、避妊に協力しないなどの性的暴力も入ります。

我慢していればいいなんて、ウソ!

我慢してれば、返って暴力はひどくなります。

我慢するのでなく、カウンセラーに相談し、
避難するのか、
対抗できるパワーをつけられるのか、
あらゆる対策を講じる必要があります。

写真は、JR九州の高級列車 なにつ星 in 九州

コメント
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