「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

ひとぎぞい

2006-08-22 23:10:51 | 肥後観音寺
今日は、肥後観音寺の上棟式、つまり棟上のお祝いの日でした。
家を建てるとき、棟を立ち上げたときに、みんなでお祝いをするんです。
朝から餅つきをすることになっていて、何人かにお手伝いをお願いしていたので、早めにと思って9時には実家に着いたら、すでに一人来られていました。
この方、1時間以上遠いところにお住まいなんですが、お昼用にと赤飯に竹の子の煮しめにゼンマイに炒めた物、それに漬物と全部手作りのものを持参されていました。
さっそく準備にかかり、もち米5升3合3勺を蒸して、餅つき機にかけ、紅白の餅を作りました。
屋根から撒くので、小さく丸め、全部で320個になりましたが、人手が多かったので思ったより早く出来ました。
大工さんたちも朝から急ピッチで屋根の上に板を張り、夕方に備えます。
近くで雷もなり、今にも夕立が来そうでしたが、どうにか雨にはならずに済みました。
夕方、建て主と大工さんたちで上棟式を行い、そのあと、屋根に上って餅投げをします。
この餅のことを「ひとぎ餅」と言って、投げるときに「ひとぎぞーい」と言うんです。「ひとぎですよ」という意味です。
お餅といっしょにお金が入っているものもあり、大人も子どもも夢中になって拾っていました。
50円が70枚と500円10枚、それに特別に一つだけ1万円札を入れてありました。
終わってから、お金が入っているのをいくつ拾ったとみんな盛り上がっていましたが、なかなか一万円という声がありません。
そしたら、「あった!」と叫んだのは、朝一番に来てお手伝いをしていた方でした。
やっぱりご利益があったんだよね、とみんな納得でした。

コメント
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