知人の娘が某市の某ステーキ屋に食事に行ったらしい。
そこのシェフは霊感があるらしく、
気が向いたら霊視してくれると評判らしいのだ。
知人娘も霊視してもらいに行ったのだが、
そのシェフの態度が超悪かったらしい。
目の前でステーキを焼いてくれるが、
無愛想で悩みの相談などできる雰囲気ではなかったそうだ。
結局、知人娘はシェフの「話しかけるな」オーラに臆して、
何も相談できなかったと言う。
ステーキ代はそこそこ高かったのに・・・。
私はピン!と来た。
知人に「もしかして○○って言う店?」と聞くと、
たぶんそうだと言った。
以前、コロナ禍でカッパさんと行った店だ。
GoToEatキャンペーンのときにその店に行った。
11時30分に予約だが10分前に店に着いた。
店のドアが開いていたので中に入ると、
カウンターにシェフが居て、
私らを目の端で捉えているだろうに完無視した。
なんか雰囲気が悪いので出直した。
時間通りに入店すると、女性スタッフが招いてくれた。
カウンターではなく奥のボックス席を案内された。
まずオードブル。
ポテトサラダを生ハムで巻いたもの。
え、これ、スーパーの食材じゃね?
サラダ、普通。
スープ、普通。
ステーキ3種。
それぞれ2切れほどの肉がなぜか冷たい陶器の皿に盛られてます。
「どーでもいい客」扱いされているのを感じる。
客は私らだけ。BGMもなし。
8000円のコースを半額に割り引いてもらったけど、
これ4000円で普通でしょ。
なんかねー気分悪かった。
(奥さんらしきスタッフは私らに気を遣ってくれていたと思う)
あーあのシェフ霊感あんの?ふーん・・・。
私らも霊視相談で来たって思われた?
ステーキと霊視相談を半額で済まそうとやってきたセコイ夫婦に見えた?
だから見下された訳?
キチンとおしゃれして行ったんだけどね。
今現在、食べログを見ると評価が良くてなんか悔しい。
再訪して「あの時は態度悪かったですよね」って言ってやりたいが、
頭の中で妄想するだけに留める。
しかし実はあのシェフには感謝している。
と言うのは、カッパさんはそのシェフに腹が立ち、
「料理できるってだけで偉いんか!?」
「僕も料理ぐらいやったるわ!」
と奮起してくれたのだ。
このことがきっかけでカッパさんも料理人(?)になったのだ。
あのステーキ屋に行かなければ、
今もカッパさんは料理には興味なかったかも知れない。
もし霊感シェフがそれを見越しての態度だとしたら、
ホンモノだと言うことだ。
本物の霊能者だよ!
あえて悪人(?)を演じてくれたのだ。
人間万事塞翁が馬。
胸くそ悪い出来事も後にいい結果につながると言うことだ。
(その逆もあるらしい)
世の中のできごとは、ほんまにようわからんわ。
ようわからん・・・ようわからん・・・。
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