カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

お墓参り ~父方編

2022-11-10 10:22:27 | 非現実なお話

 

私は母が離婚するまで大阪のI市に住んでいたので、

父方のお墓もI市にある。

毎年お盆の時期には母、姉、福井県在住の姪と4人でI市の墓もお参りしていたのだが、

近年はコロナ禍で姪も大阪に来れず、

私も墓参りに行かなくなっていた

 

9月はまだ暑いので10月に入った土曜日に一人で

I市の墓参りに出かけた。(先月の話っす)

I駅で仏花を買ったが1束800円もしたので、1束しか買わなかった。

安い花屋で買っておくべきだな。

墓地までは車でしか行ったことがないので、

駅からの道のりをスマホでしっかり叩き込み、

約20分歩いて無事辿り着いた。

お墓には1束を2つに分けて備えた。なんと貧乏くさい。許してけろ。

パパッとお墓を掃除して(本当にパパッとね。ほぼやっていないと同じ)、

お線香をたいてしっかり(?)お参りした。

せっかくなのでしっかり(ここか!)お願いしたよ。

めったにお参りしないくせにね。

手抜きの掃除なのに。

仏花、ケチって1束なのに。

よくもまあ、図々しい!と自分つっこみ。

 

さて先日、フクママの誕生会があり、そのときフクママが

「フクの父方の墓参りに行ってきた」とのたまった。

フクママは変に律儀で、離婚した夫の先祖の墓参りにはきっちり行っている。

「立派な花が活けてあった」と言ったので、

私の花のことかとギクッとしたが、

1束を半分に分けて生けたので、どう見ても立派なわきゃない。

「見事なカサブランカが生けてあった!」と言う。

えーーー?誰が生けたのだろう?謎だ!

それにしても、普段荒れ放題の墓に、

10月にお参りが3組も固まるなんて不思議だね。

知らず知らずに招集がかかっていたのかも・・・。

 

話が変わるが、今週私は家の鍵を失くした。

正確には失くしたと思った。

カバン、服のポケット、ありとあらゆる場所を探したが、

出てこなかった。

これはカッパさんにこっぴどく叱られるなぁー

なんとかバレずに済む方法はないかなー

などと途方にくれていた。

ふと自転車のカゴに目をやると、なんと家の鍵が!!

なぜ?

どうしてそこに?

もうわからん。わからんけど助かった。

 

しばらくして左耳のピアスが外れていることに気づいた。

キャッチだけが耳に貼りついていた。

と言うことは・・・落としてから時間は経っていない。

けど家中を探しても見つからなかった。

出先で落としたんだ・・・ってあきらめていたら、

なんと、洗顔用のターバンにくっついていた。

まさか?

だってターバン使ったの朝だよ?

それから10時間以上も経っている。

キャッチが耳に貼りついた状態でウロウロしてたのか?

電車にも乗ってバスにも乗って、公園を散策して、

成城石井を冷やかしたのに?

マスクも着けたり外したりしたよ。

それでもキャッチだけは落ちずに残っていたなんて、

ありえなくない?

 

私にとっては2つの不思議な出来事。

鍵やピアスの(落した場所からの)瞬間移動なんて

科学的にありえないが、

なんとなくスピリチュアルに繋げたい。

お墓参りのご利益だと思いたい。

先祖のちょっとしたギフト。なんてね。

おかげで私はカッパさんからこっぴどく叱られることは

なかった。嬉しい。

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怖いようで怖くない霊の話

2021-09-22 09:14:30 | 非現実なお話


私は霊の存在はぼんやりと信じているが、

「私は霊感がある」と言い切る人の霊感はあまり信じていない。

それ思い込みちゃうん?って言うのが多いからだ。

だからこれから私が書く内容も“思い込み”の域をでない。

そんな感じで軽い気持ちで読んでくれたらいいかなと思う。


その日、私は珍しく体調がよかった。

天気もいいし、食欲もあった。

24時間働けるんちゃう?と思うくらい元気だった。

そう、あの時までは・・・。

店に80代女性と50代女性、二人の客がいた。

ふいに私の体が重くなった。

なんて言ったらいいのか、体に悪い電磁波を思いっきり浴びている感じ。

内的要因よりも外的要因のしんどさ。

えげつない不快感、違和感、倦怠感、疲労感。

あ、これもしかしたら、アレじゃねーか?

知ってるヤツだ。

アレだ。

私は残念ながら霊感がないから、正体がわからない。

でもアレって何となく感じた。

連れてきたのは客のどちらかだ。

「そう言えばおばあさんの方、旦那を去年亡くしたよな。法事でもしたか?」

と思いつつも、私のような素人でも不快に感じるほど存在感が強く、

何かを訴えているようだ。(と、私が勝手に感じた)

おばあさんの旦那にしても、1年も経ってから訴えることもなかろうに・・・。


50代女性がおもむろに私とカッパさんに、

「3日前にね、父が亡くなったんです」

お前かーーーーっ!!

待って待ってーーー

たぶんそのお父さんここにいるよーーー!

絶対何か訴えているよーーー

などと心の中で思ったものの、もう意識をそっちには向けず、

女性には、つかず離れずでやり過ごした。


そして1週間後、その女性がやってきた。

「会社、辞めたんです」

と、憑き物が落ちたようにスッキリした笑顔で話す。

憑き物・・・お父さん・・・?

もともと身も心もボロボロで会社を辞めたがっていた女性。

彼女の母も体が弱い上に、さらに夫が亡くなり、

一人では生活できない状態だったようだ。

「20年勤めてましたけど、やっと辞める決心がついたんです」

「え、でも中間決算期で忙しい時期ですよね?大丈夫でしたか」

「表面上は引き留められましたけど、介護問題なので円満に退職できました」

ああそうなんだ、よかったね。

もしかして、お父さんは彼女に会社を辞めて欲しかったんだな。

(円満退職はお父さんが根回ししたか?)

彼女の体も心配だったろうけど、

なによりお母さんのことが心配だったのだろう。

夫婦愛だね。

なんか、彼女にうまく伝わったようでよかったね。

これで安心して成仏できるね。


と、まあ全部私の妄想かも知れん。

いや、きっと妄想&思い込みだ。

・・・でも、あの電磁波ビンビン攻撃風のえげつない不快感、

あれだけは思い込みではないと今でも思っている。

ええ思ってますとも。

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怖い話を少し・・・

2018-07-25 17:43:35 | 非現実なお話


実家での話。

私が高校二年のときに今の実家である家に引っ越した。

当時から玄関に面する道路側が気持ち悪かった。

よく昼寝(夕寝かな?)をすると、頭の上を大勢の人が歩いていく夢を見た。

寝室が道路側だったので未明に何かが道路を歩いている気配を感じた。

姉は毎晩、寝るのを嫌がっていた。

ま、そんな家だ。

霊感のある友人の弟が

「あの道通ると悪寒が走る」と言っていたらしい。

で、端っこの家は玄関に板を張り、別の道路に向けて新しく玄関を作っていた。

そこまでする?

近所では50代の女性が病気で早逝することが多かったり、

自殺する人や幼子を残して失踪する母親もいた。

女性にとって住みづらい地域だったかも知れない。

霊感がなくってよかったってつくづく思うよ。

もちろん、フクママなどそう言うたぐいに全く動じない人間もいる。

フクママは常に元気だ。



でも、なんであの道路は変なものが通るのかなって思い、

地図で変なものがやって来る方向を調べてみた。

何もない。

古地図を見ないとわからん。

戦場でもあったのかな。

とその時は深く考えずにいた。


つい最近のこと。

実家に行く予定があり自転車で出かけた。

・・・何で今まで気づかなかったんだろう。

実家の道路の反対に伸びた突き当りは墓地だったのだ。

古くからある墓地。

200mも離れていないすぐそば。

私も知ってたんだけど、考えが至らなかった。

目くらましか!?

おそるべし!オカルト!!


もうすぐお盆だ。

きっとあの道を通って何かが行ったり来たりするに違いない。

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うさんくさいし、全然怖くない話 byフク

2014-07-28 16:39:40 | 非現実なお話


うだるような暑さ!

机の上の飲み水が白湯になっていた!

今晩、扇風機だけで過ごせるかなと不安になる。

さてこの時期と言えば、そう怪談。

でも私は霊感体質ではないので、

そうそう怖い体験をしていないのよ。


でも子どもの頃はよく不思議な体験をしたな。

M市に引越ししてきたころ、

家の中で見知らぬおじいさんが寝っころがっていた。

母に聞くと「知らない」と言う。

一体、誰だったのか?


子ども部屋にある人形ケースの人形は、

よくカタカタ鳴っていた。

ガラスを触るとビリビリ振動していた。

怖かった。


高校生くらいになると、

昼寝をしているとき、頭の上をぞろぞろと人が歩く気配を感じた。

なんだったのか・・・。


今でも、たまーーに目を合わすのがとても怖い人形に

出くわす。

なんでただの人形があんなに怖いのか不明。

精巧な作りの人形より

単純な作りの人形の方が怖いと感じる。

あ、みんな経験ある?そっかそっか。

これって“人形あるある”だよね?


あと、これは幽霊とか関係ないと思うんだけど、

新大阪の会社で働いていたとこのこと。

会社の用事でいつもと違うルートで帰ることがあったんだ。

すっかりシャッター通りの商店街を通って駅に着き

電車に乗ったとたんに

「このまま死ぬ?」と思うくらい気分が悪くなり

立ったまま一瞬失神しちゃったのね。

気付くと降りる駅は過ぎていて、ホームで少し休憩して

よろめきながら家に着いたんだ。

まる2日高熱で会社を休んじゃったんだけど、

今でも体調不良の原因がわからない。

人間っていきなり高熱とか出るもんなの?

ほんと謎だよ。


ところで近年、怪談番組って減ったよね。

昔はもっと多かった気がする。

でも怪談ってドラマ化するとイマイチ怖くないけど、

誰かが冷や汗かきながら語るとすごく怖い。

それもスラスラ喋るより、

言葉につまりながら喋られる方が怖さ倍増。


さて殺人事件があった近所のスナック跡の廃墟が

取り壊されていました。

いったい何が建つのかなと興味津々。

みなさん、転居の際には「大島てる」のサイトで

確認してくださいねーーー!

もちろ直感も重要!!


暑い夏は背筋の凍る怪談、いいよね♪

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怖い話Ⅲ

2013-08-12 10:44:18 | 非現実なお話


タイトル、怖い話だけど、

全然怖くないんだよね。




ずいぶん前に親友のイザベラちゃんと

郊外の古民家に創作和食のコース料理を

食べにいったときのこと。

そこに行くのは2回目なんだけど、

前回は道に詳しい子が誘導してくれたから

すんなり店に着いたんだけど、

今回は方向音痴の二人きり。

ま、簡単な道だったよね、

と脳天気に歩き出した。


右手にお稲荷さんが見えたときに

あれ?前、神社あったっけ?と首をかしげた。

「キツネに化かされたりしてね」

なんて私が軽口叩いたのがまずかった。



迷った。

駅から徒歩10分の距離なのに迷った。

郊外で土塀の残る民家が多い。

どこを曲がっても似たような道に出会う。


「そのうち着くやろ」

と、私とイザベラちゃんがのんきに歩いていた。

でも、行けども行けども行き止まり。

さすがに自力ではたどり着けないと思ったね。

タイミングよく、

犬を連れた女性が向こうから歩いてきたので

道を聞こうとしたら、

犬が私に向かってめっちゃ吠えるの!

いやぁ、こんなに犬に吠えられたの初めてかもしんない。


店は角を曲がってすぐのところ。

あーーここだ、ここだ。

「6時予約なのに15分ほど遅れたね」と

時計を見たら、まだ6時前。

ウソだぁ!

駅を出たときは5時45分。

あんなに迷って行ったり来たりしたのに、

何で?

これこそ本当にキツネにつままれたとしか

言いようがない。


帰るときに

「さっきの女の子、おかしくなかった?」と

イザベラちゃんが聞いてきた。

え?誰それ?私、知らない。

するとイザベラちゃんが

「あ、いいの!何にもない」と話題をそらした。


翌日になって、ようやくイザベラちゃんの

言ってた女の子を思い出した。

あーーいたいた。


道に迷っていたときに、私たちの真後ろを歩いてたよね。

専門学生風の女の子。

帽子かぶって、スケッチブックらしき物を持ってた。

追い越せばいいのに、すごい近い距離まで迫ってくるの。

なんか前髪がめっちゃ長くて

髪の毛を後ろに束ねて

暗い感じの女の子だった。

横向くたびに、視界に入るの。

それくらい顔が近かった。

あれ、あの女の子、一体どこに行ったんだろ?

いつのまにか消えてたね。


結局、女の子はなんなのか、わからない。

私、イザベラちゃんに言われるまで

女の子のこと忘れてたよ。


あれからイザベラちゃんと、

その話をすることはない。


女の子がいたのかいなかったのか、

どっちでもいいことだ。



でも、その店に行くと、

やっぱりその時のできごとを

思い出しちゃうんだ。

怖い話ってか不思議な話だよね。





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怖い話Ⅱ

2013-08-08 09:02:36 | 非現実なお話



これ書いていいのかなぁ・・・。



今回のは親友イザベラちゃんの元同僚の話。

こんなことってあるんだね・・・

って、しみじみと怖ろしくなる。



イザベラちゃんの元同僚・H美は、

イザベラちゃんの職場に新しく入った女の子。

太めで明るくて誰とでもすぐ仲良くなれる子。

H美の初めての彼はバイクの事故で亡くなったらしい。

それからしばらくして大学の講師と

交際するようになったんだって。

この辺からイザベラちゃんは彼女から相談に乗るようになった。

しかし、講師にガンが見つかり、

付き合って半年で亡くなった。

泣きながらH美がイザベラちゃんに電話したとき、

私はたまたま一緒に食事していた。

「彼女、かわいそうに・・・二人目の彼氏も

 亡くなったんだって」とイザベラちゃんが話してくれた。

しばらくしてH美が幼なじみの医師と

付き合うようになったと聞いた。

その医師は昔からH美が好きで

ずっとモーションかけていたらしい。

「僕は死なないよ」(←ん?どっかで聞いたセリフ)

その言葉に安心してH美は医師と

付き合うことに決めた。


3ヵ月後に医師がアメリカに研修に行くことになった。

しかし、エイズ患者の手術に立ち会ったとき

うっかりメスで自分の指を傷つけたらしい。

感染してしまった彼は、おかしくなり

ふらふら歩いていたところを

車にはねられて亡くなったらしい。


こんな話を聞いても信じられるか?

イザベラちゃん、あんたかなり話盛ってるでしょ?

っつーかフィクション?作り話?

って・・・疑っていたよ、私もね。

でも、ずーっと聞いている話は辻褄があってるし、

H美と電話で話しているところを私も聞いている。


それから、イザベラちゃんの旦那の会社の人と

イザベラちゃんの同僚女子との合コンが開催された。

H美も気分転換に参加。

でも、収穫はなかったようだ。

イザベラちゃん夫婦も、少しホッとしたらしい。


しかし、H美は水面下で

ちゃっかり交際していた。

めちゃ女子力、高えっっ!!


イザベラ旦那の後輩の体調が悪くなり

会社に来なくなった。

お気づきだよね。

合コンに参加して、

H美と付き合い始めた男性さ。

ほどなく、入院して心臓の病気で亡くなった。


私もその男性に、イザベラ夫婦の結婚式の二次会で

会ってんのよ。

元気だったよ。心臓が弱いとは聞いてたけど、

すぐにどうのこうの、と言うほど病弱ではなかった。

でも、亡くなったんだよね・・・。


H美の兄が、車が大破する大きな事故に遭った。

家族でお祓いに行くことになったが、

H美だけは、腹痛で行かなかったらしい。

そんなもんだよね。

自分の周りで人が次々と亡くなっているのに、

本人はおかしいって思わないんだよね。




番外編になるけど、H美の知り合いの女性が

自分の娘にH美と言う名をつけたらしい。

「H美ちゃんのように素敵な女の子になってほしい」

との願いをこめてね。

1才を待たずに亡くなったらしい。

乳幼児突然死症候群ってやつでね。


何だろうね?

怖いよね?


イザベラちゃんは職場を辞めた後でも

H美との交流はちょくちょくあったみたいだけど、

今はもう音沙汰のない状態。




道を歩くとすぐにナンパされるH美。

彼氏が一緒でも声をかけられると言う。

容姿ではない。

何か強烈に人を惹きつけるものを

持っているんだろうね。


今、彼女はどうしているのかな?


ちょっと太めで人懐こい女性がいたら、

用心した方がいいかもね・・・。

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怖い話

2013-08-04 11:40:14 | 非現実なお話


やっぱ夏の夜は怖い話っしょ?

でもごめんね、私、霊感ないんだ。

多少あったら人生の幅も広がるかなぁ~

なんて思っちゃうけどね。

霊感なくても霊体験した人は多いと思う。

私の場合、霊体験と言えるかどうか・・・。

とりあえず乏しい経験を披露させてもらうよ。


<変なマンション>

やっぱり部屋は四角形じゃなきゃだめだよね。

その部屋は和室が台形になってた。

なんか落ち着かない。

朝、カッパさんが早朝に出かけることがあって、

見送った後、二度寝したんだ。

そしたら玄関の方から

2人の子どもがパタパタと走ってきて

私の布団の周りを楽しそうに鬼ごっこしてた。

「うわ、これ夢じゃないぞ」

「目、開けたいけどコワイ」

と思いながらもウトウトしてしまった。


そのマンションはもう変なことだらけで

結局1年半で引越したよ。


<私の実家の前の道路>

よく人の気配を感じたし、

誰かが足にしがみつく金縛りにもあった。


夏は窓を10cmだけ開けて寝てたんだ。

夜明けごろかな?

眠りながら「あ、雨が降ってきた」とぼんやり覚醒してた。

すると家の前の道路を

西の方向から中年のおじさん(なぜか映像が見える)が

トボトボ傘もささずに歩いてきた。

その瞬間しまった!と思った。

そのおじさんは生きてなくて、

私がおじさんに気付いたことを察知したようなのだ。

するとビュッとひとっ跳びに

私の部屋まで来た。

「しまったーーー!窓が開いてた!」

と思ったのも束の間、

おじさんが私の布団に滑り込んできたのだ。

あまりの怖さに意識が飛んだ。

その後覚えてない。


こんな感じ。

霊体験?いや単なる夢かも知れない。

夢か?

夢だったら怪談っぽく語っちゃってごめんね。


<のぞく子ども>

まだ私が小学生のころ、

家の裏に障害のある女の子が住んでいた。

私が母の鏡台でいたずら心で化粧していると

「ふふふ」と笑い声。

鏡越しに、その女の子が私の家をのぞいているのが見えた。

すごく怖かった。

大人になってから、そのときの夢を見た。


その夢を見た翌日、

知的障害のある少年が、

昨夜うちをのぞいた、と隣のオバサンに聞かされた。

オバサンはたまたまベランダにいて

目撃したようだ。

夢の符合にぞっとした。


ま、これも偶然っちゃあ偶然だよね、うんうん。



<変なマンション>については、

以前にブログに書いたけど、

ひどかったんだ。

湿気がすごいの!

お風呂場では、毎晩黒カビと戦っていた。

(カビって一晩で生えるものか?)

紙製のものは全て湿気で波打っていたわ。

本や雑誌も読めなくなるほど湿気にやられた。

幽霊を全く信じないカッパさんでさえ、

「人の気配がする」と怖がっていた。

上の部屋から重そうなソファーを引きずる音や

ガタガタと家具を移動する音。

大家さんに訴えると

「上は誰も住んでいないよ」と言われた。

換気口から聞こえる鎖の音や金属音。

マンションに初めて住む私とカッパさんは

こんなもんなんだ・・・って

勝手に納得しちゃってた。

「ここ、おかしいよね?」ってクチに出すのが怖かった。

変な現象は全部スルーしてた。

今、考えるとおかしい?ような・・・

いやいや気のせいだって!!

何でも霊のせいにしちゃダメ。そうそう。


そう言えば、騒音の件で大家さんと不動産屋と

私ら夫婦で話合ったときに、

不動産屋が

「前もそんな騒ぎがあったよね?」と

大家さんに聞くと、

「そんなんない!この人らが神経質なんや」と

一蹴された。

不動産屋、何か知ってたのか?


ま、こんな感じで、

私のなんちゃってな怪談を終わります。

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私の前世について

2011-08-19 09:45:12 | 非現実なお話

以前(と言っても大昔)、不思議な夢を見ました。

おそらくヨーロッパであろう大きな教会。

その石の回廊を私は歩いています。

尼僧の格好をしています。

その私は、小柄で足の不自由な修道士の手を引いています。

その修道士は目も見えない様子。

どうやら私はその修道士のお世話をする仕事をしているようです。

修道士はとても徳の高い人で

私はその人に仕えることに

誇りと喜びを感じているようです。

その日は修道士が回廊から外れて

芝生に咲いている花を摘んで

器用に花かんむりを作り

私にプレゼントしてくれました。

私はすごく嬉しくて

至福の喜びを感じていました。



そこで目が覚めました。

現実は現代に生きるただのOL。

なんだかそれがとても悲しくて

涙が止め処なくあふれました。

印象的な夢です。


先日、友人と人の前世がわかる

と言う女性に会いました。

果たして私の前世は・・・?

なんとスイスで修道女をしていたそうです。

えーーー!!!

夢と一緒やーーーんっっ!?

やっぱりやっぱりあの不思議な夢は

前世の夢やったんや!

じゃあじゃあ、あの徳の高い修道士さんは

現代では出会わないのだろうか?

きっぱり言っとくが

カッパさんじゃないことは

火を見るより明らかです。

徳が全くないからね。ゼロだよ、ゼロ!!

断じて同一人物ではなーーーいっ!!!


またいつか生まれ変わりの人に

出会うこともあるかもね。

今もカリスマ性を秘めていてくれたらいいな。


などと、

たわいもないことを

思い巡らしている私でした。
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カッパさん家の猫

2011-04-10 09:20:54 | 非現実なお話
カッパさんの実家に

まーこ

と言うキジトラのニャンコがいた。

過去形なのは

もう死んじゃったから。

このまーこというニャンコは

なんと、びっくり

25歳まで生きたのだ!!!

まーこが小さい頃の写真があったが

一緒にうつっているカッパさんは

どうみても小学生か中学生だった。

まーこはカッパさんの実家にとっては

本当に福を招く猫だったらしい。

まーこは野良だったのだが

餌付けしているうちに

カッパさんの家にすみついたそうだ。

そのころから

商売が右肩上がりになり

一財を築いたらしい(?)

カッパさんの父ちゃんが

膵臓がんになった頃

母ちゃんが野菜スープを

父ちゃんのために作っていたらしいが

それをまーこも飲んでいたようだ。

それが長生きに効果があったのかもしれない。


まーこが死んでしばらくして

カッパさんは夢を見た。

若い頃のまーこが出てきたらしい。

こんなカッパさんにも

一応あいさつしてくれたんだね。

野良で気がきつくて

一度も腕に抱かせてくれなかったらしい。

家族の誰もよせつけず

孤高の女王であったまーこ。

でもカッパさんの家族には

十分すぎる恩恵を与えたようです。
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パワースポット

2011-01-05 10:41:36 | 非現実なお話
今、パワースポットって流行ってますよね。

でも、実際のところどうなんだろ。

そこに行けば何がどうなるのか?

具体的に教えて欲しいものです。

そんな否定的なものいいをしてますが、

パワースポットって言う言葉が

一般的になるまえに

けっこう神社めぐりをしていたクチです。

もちろんパワーをもらいに・・・(笑)

かれこれ20年ほど前でしょうか?

奈良の天川神社(天川弁才天?)が

すごいミステリアスな力を持つ神社だと

話題になりました。

日帰りで十分いける距離なので

ミーハーの私も出向いてみました。

もちろん不思議体験を求めてね。

まあ交通の便の悪いこと。

バスも1日に数本だけ。

片道でも3~4時間くらいかかったような気がします。

で、当の神社はと言うと

霊感のない私にはよくわかりませんでした。

おもったより境内は小さくて

閑散としております。

バスの時間が来るまで、けっこうヒマを

持て余しました。

ただ、物見遊山で行く場所ではないですね。

神聖な・・・と言うより、畏怖の念?

何か大きな力が潜んでいる、と言う感じでした。

そんな怖ろしいイメージがあるので

何の覚悟もない私みたいな世俗的な小者が

足を踏み入れてはいけない気がしました。


こちらから別の神社のお話。

漫画家の美内すずえ先生の描かれた「アマテラス」と言う

作品の中に

大神神社が出てきました。

これも奈良です。

ここにも興味を持ち、早速行ってみました。

15,6年ほど前のことです。

大神神社は私をとっても歓迎してくれたような

気がしました。

境内も広いし、摂社の狭井神社に通じる道もいい感じです。

ほんとうにすがすがしい聖域です。

こちらの神社はなるべく年に一度はお参りするよう

心がけています。

その大神神社も、近年パワースポットと言う呼び名で

人気が高まったようですが、

確かに私も癒されております。



ただ、興味本位で参った神社やお寺に

「ねぇねぇ、神さまぁ~癒してちょうだ~い。
 
 ほんでもって、色んなお願い叶えてほし~の」

と一方的にお願いするのは

いかがなものか?と思います。

なので私は初めて参る場所では

あいさつするだけにとどめています。



私は自分の中で神社やお寺の付き合い方を

決めています。

まず、無心で通う。

自分をお迎えして下さったことに感謝する。

境内のゴミを拾ったり、

お守りを買うなど、

敬意を形に表す。

そんなこんなである程度、通ってから

いよいよ穢れを祓ってもらう、

って言うような段階を踏んでいます。

誰だって初対面の人から

「ねえねえ、おごってくんない?」

なんて言われたら

ものすごく不快に思いますものね。

神様仏様も人に近い、って思えば

おのずと接し方もわかってきますもんね。

ちなみに私が気合を入れて神社やお寺を参詣するときは

(お願いごとがあるときです、はい。

願いごとの内容により、その方面に得意な神様

 を選びます)

5円玉(ケチだな)を20枚くらい持って

境内の全ての賽銭箱に奉納するようにしてます。

もちろん、神社やお寺の作法は知ってる範囲で行ないます。

ダメ押しで絵馬か護摩木にお願いごとを書いたりもします。

めったに気合を入れて参ることはないですけどね。

でも、ここだけの話ですが

この方法はけっこうご利益があります。



話は変わって、

ごく初歩的なことですが、

神社やお寺など聖域とされる場所には

人との相性と言うものがあると思っていますので

私は居心地の良し悪しで判断しています。

以前はイマイチだったけど、

今日は気持ち良く感じるってときもあるので、

第一印象で決めないようにもしています。

人間にもとっつき易い人、気難しい人、人見知りする人

がいるように神社・仏閣にも独特のカラーが

あるのではないでしょうか?

神社やお寺にお参りする行為は

“お願いすること”が目的ではないと思うので

『聖なる空間をともに過ごさせてください』

と言う、おゆるし乞う謙虚な気持ちを

持つようにしています。

神様仏様のお家にお邪魔するのですから

当然といえば当然ですね。


こんな感じで自分だけのルールを作ると

神社やお寺だけでなく

いろんな場所に対しても

より深く楽しむことができると思います。


今度は公衆トイレでのルールを

作ってみようかな・・・。

こちらも神様がいるみたいなので。
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