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カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

ついてない日

2019-08-28 11:22:26 | 日常のあれこれ


誰だって1年に1回や2回はどうしようもなくついてない日がやってくる。

私の場合はつい先日だ。

病院に行かなきゃならなくなり、

カッパさんに断って定時の30分だけ早く店を上がった。

店が終わってからでも間に合いそうだったが、

幸い客も少ないのでカッパさんだけで対応できそうだったからだ。

さて、スタッと自転車にまたがってみたが、

感触が変。後輪がパンクしていた。

空気が抜けている程度ではなくゴムがクタクタになっている状態だ。

修理に行く時間がないのでバスで行くことにした。

1km先のバス停まで走った。

猛暑の中をね・・・。

ICカードを準備してなかったのが痛恨のミス。

いかなる場合でも持ち歩くべきだと実感した。

幸い病院には受付終了前に着き、用事を済ませることができた。

帰りもバスだ。

病院を出る前にスマホでバスの時間を調べた。

病院を出るとバス停にちょうどバスが止まっていた。

慌てて走ったが間に合わなかった。

なんでバスの時間を調べる前にバス停に向わなかったんだろう?

たった50m先なのに・・・。

15分待って次のバスが来たが、家より遠いバス停に停まるバスだ。

でも仕方ないのでそれに乗った。

家に帰るとカッパさんがごはんを食べてくれていたが、

私の分のおかずは残ってなかった。

それを問いただすと、

「少しだけ残すのはどうかなと思って無理して食べた」とほざく。

まあ、これは想定内だ。

こんな時のためにどん兵衛を備蓄してある。

「どん兵衛があってよかったな」とカッパさんが慰めてくれた。

おまえが言うか?

しかし、これは予兆に過ぎなかった。


さて翌日。

炎天の中を自転車をひきずってこれまた1km以上離れた自転車屋に行った。

店主が他にも修理の自転車が控えているので、

夕方になると言う。

暇そうなのに・・・。

それで自転車を置いて徒歩で帰り夕方取りに行った。

店主が出てきたが挙動不審だ。

「あの自転車ですか?」

と店の正面の駐車場に置いてある自転車を指さした。

そうだと答えると

「やるの忘れてました、ハハ」とほざいた。

ええーーーー!!

やるの忘れてた?

そんなことあるか?

一瞬殺意を覚えた。

店主のわずかに残っている頭髪を全部引っこ抜きたくなった。

「15分で修理しますんで、この自転車使ってください」と

別の自転車を用意した。

チクショー!!

なんてついてない日なんだ!!

一旦家に戻り、15分後に自転車屋へ行く。

自転車は用意できていた。

本当に忙しかったのか?

疑心暗鬼になる。

定額の修理代を請求してきたので、

「うーん今度この店で自転車買うからさ、まけてくれへんかな」と

言ってみたらあっさりOKした。

当然だろがっ!

「一応、メンテナンスもしときましたんで」と恩着せがましく言っていたが、

たった15分の間のメンテって大したことしてへんやろ。

二度とこの店には来ないぞっ!!

と心に誓った私だった。

これでついてない日が終わればいいのだが・・・。

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断捨離、2日目

2019-08-21 15:31:47 | カッパさん


さて、2日目だ。

私はキャビネットに収納している大きなワゴンと掃除機を

捨てたいなと常々思っていた。

どうせなら今日クリーンセンターに持って行きたい。

それを提案すると、

カッパさんはしぶしぶワゴンをキャビネットから出してくれた。

しかし、ワゴンを出すときその周りの衣類もワンサカ出てきた。

いつのまにかカッパさんの服が大量にたまっていたようだ。

「その服を収納するプラケースを買いに行こか」と私が言うと、

カッパさんは嬉しそうに目をキラキラさせた。

クリーンセンターにゴミを持ち込んだ後、

近くのホームセンターでプラケースを買った。

1箱1080円を3つ買った。

さて、家に帰ってそれに衣類を詰めるだけだ。

1時間もあれば片付くだろう。

そう私は考えていた。

しかし、カッパさんのスイッチが入った。

コンマリ流にお片付けをしたいと言うのだ。

いつそんな魔法にかかってしまったのか?

カッパさんはロフトにあった冬物の衣類などを全部持って降りた。

(ロフトの服は1日目に整理したばかりだ。なぜ?)

寝室の押入れの衣類も全部出した。

キャビネットのハンガーにかかっている服までテーブルの上に置いた。

何の問題もない衣類(と私が勝手に思っていたもの)まで全部引っ張り出したのだ。

リビングがカッパさんの服であふれた。

しかし、そこでカッパさんの動きがフリーズした。

考え込んで全く動かない。

無駄に時間が流れるばかりなので、

「どうすんの、この服?」と冷めた声で聞いてやった。

カッパさんは手に負えない仕事に取り掛かろうとしていることに、

ようやく気付いたらしい。

カッパごときがいきなり、コンマリさんの真似事なんて

しょせん無理なのだ。

「とりあえず、手を動かしたら?」と私が言うと

「わかってる!!」とキレ出した。

「わかってるねんっ、もう横でごちゃごちゃ言わんとって!!」

ってさ・・・

もう4時過ぎてるよ。

ま、私が居ると気が散るようなので、

少し出かけることにした。と言っても近所のスーパーだ。

20分ほどで帰ってくると、

カッパさんの手は少しは動いていた。

プラケースの引き出しに少し服が入っている。

しかし遅い。動きは遅い。

たたんだ服を意味なく撫でてみたり、

こっちの服をあっちへやったり、

また、たたんだ服を広げてみたりと

何を悩んでいるんだか、見ている方は不安で仕方ない。

「あの~季節ごとにまとめてみたらどうかな?」と

ごく初歩的な提案をした。

しかしカッパさんはどの季節にどの服を着るのか理解していない。

アスピーだった。そうだった。

「き、生地ごとにまとめてみたら?フリースとかセーターとか」

私が言うと、カッパさんは「あっ」と顔を上げた。

ようやくスイッチが入ったようだ。

服の山からフリースを引っ張り出すと、

「フクちゃん、たたんで!」と偉そうに命令してきた。

偉そうでもいい。片づけを進行することが先決だ。

ようやく分類が終わった。

もう5時半だ。

もう後はたたんでプラケースに入れるだけだ。

要らない服はゴミ袋1袋分出た。

それを誇らしげに見せつける。

6時半にようやく片付いた。

よかった。

しかしカッパさんにしては上出来だ。

カッパさんも数少ない成功体験が1つ増えたのが、

嬉しくたまらないようだ。

そんなこんなで我が家の断捨離・夏の陣は終わった。

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カッパさんと断捨離 1日目

2019-08-16 09:54:54 | カッパさん


カッパさんはお客さんに

「盆は出かけず断捨離ですわ」と

聞かれもしないのにベラベラ喋っていた。

しかし、盆休みは本当に暇だったので、

断捨離するしかなかった。

「さあ、フクちゃん!!断捨離するどぉ!!」

と初日から息巻いた。


休みは3日間しかないので、せいぜいロフトの物を整理するだけだと、

思っていたら、

「今日はアレを整理する」と指さした。

寝室にある仙台ダンス風の物入れだ。



(こんな感じ↑ もっと安っぽい)

整理するほど中身はない。

まさか、このタンスから整理するとは・・・

さすがカッパさんだ。

絶対に整理する必要のないものから始める。

モチベーションが上がるのか下がるのかわからない。

予想通り1時間もかからなかった。

捨てるものがないので中身を確認するにとどめただけだ。

これを断捨離と言うのだろうか・・・。

「疲れたな・・・」とカッパさんが言うので、

ティータイムにした。

しかしカッパさんの野望はこんなもんじゃなかった。

いよいよロフトだ。

九龍城かナバロンの要塞か、はたまた・・・えっと・・・もういい。

カッパさんはロフトに上るなりギャーと叫んだ。

そう、プチごみ屋敷って感じなの。

いやいやごみじゃないよ。

一応、「いるかも?」と思うものばかりなんだ。

とりあえず、全部二人で頑張って降ろした。

意外とね選別はサクッと終わった。

要るものだけを残してロフトに戻したら、

ロフトはガラガラだった。

いかに要らないものを貯めこんでいたか、だよ。

1日目はこんな感じで、思った以上に進んだ。

っつかもう終わりでいいんじゃね?

と思った。

明日は出たゴミをクリーンセンターに持ち込むだけだ。

余裕だね。

そう思った私が間違いだって気づくのは、明日になってからだ。

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カッパさん、カモられるⅡ

2019-08-05 16:10:21 | カッパさん


お待たせしました。

「カッパさん、カモられる」の後編だよ。


先日、Sやんこと住田くん(仮名)から8年ぶりに連絡があった。

Sやんは以前のカッパさんの同僚で、

カッパさんは3か月で辞めたがSやんは2か月で辞めた。

相当なブラック企業だ。

Sやんは当時、会社から嘱望された稀有な人材だったが、

身体を壊して辞めたのだ。

ハード過ぎたのだ。

辞めるときは社長からかなり引き留められたらしい。

カッパさんは月末で辞める」と伝えたら、

まだ月の半ばだと言うのに

「今日、辞めて」と引導を渡された・・・!

えらい違いだ。ま、わかるけどね。

そんなSやんは、ハイジのような性格で、

人生を楽しんでいる。

きちんと人生設計ができていて、

10年は修行すると言って11年目に独立開業した。

高校から付き合っていた彼女と30才で結婚した。

ただ私はSやんは好きは好きだが、

「食えない奴」認定なのだ。

人に甘えるのがうまい。

昔から6時くらいにひょっこり私らの家に来たりして、

夕飯の支度だの、

ズボンの裾上げだの、

色んなことをやらされた、

向こうが頼んだのではない。

「夕飯食べた?」「私がやろか?」とうまく言わされたのだ。

そう言う技術に長けているヤツなのだ。

地方の方言や温かい微笑みなど、

大阪の人間が飢えている武器を巧みに使う。


さて電話は、

Sやんが大阪に来るので会いませんか、

と言う内容だった。

カッパさんはSやんが大好きなので、

転げまわってOKした。

その日のカッパさんはずっとSやんの話題だ。

当日、Sやんは4時か5時ころに駅に着くと言った。

カッパさんはワクワクしているので、

Sやんの到着予定の4時よりうんと前に車で出発した。

連絡を受けてから出ればいいものを、

カッパさんは待つことができないタチなのだ。

案の定、Sやんから5時に「6時過ぎます」と

連絡があったらしい。

ほらね。

そんなもんだ。

もともと4時か5時と言った時点でスケジュールがあやふやなのだ。

カッパさんは憤慨しながらも6時まで待って、

彼を乗せて家に着いた。

Sやんは予定があるので1時間で失礼しますと言う。

まあ夕飯は振舞わなくて済んだわけだ。

一応、素麺を用意してけど、ナシで全然OK。

Sやんは相変わらずの朴訥とした優しい喋り口調で、

私もカッパさんも楽しいひとときを過ごせた。

1時間はすぐに過ぎて慌ただしくSやんは帰って行った。


もともとは余命宣告された知人の見舞いに大阪に来たらしい。

見舞いの後、夜の飲み会までの時間つぶしに

うちに来たと言う訳だ。

どう見ても「ついで」「大切にされていない」感がある。

カッパさんは、仲間から軽く扱われることが多い。

それが人間不信になる原因だろうね。

今回カッパさんはSやんに軽く扱われたことに気づいたようで、

「もう会わない」と絶縁宣言をした。

でも私は知っている。

またSやんから連絡が来たらホイホイ会いに行くであろうことを。

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吉本興業、もめてるね

2019-08-01 10:13:52 | ちょっとしたつぶやき


今回の騒動について、

私がひとつ思うことは

「信頼関係が築けていなかった」と言う点かな。

宮迫博之と田村亮のウソから始まり、大騒動になった。

嘘はダメだね。

そして会社側も反社会勢力との接点について、

もっと慎重に調査すべきだった。

「金、受け取ったんか?」

「いえ、受け取ってないです」

「ほんまやな」

「本当に受け取ってないです」

「よっしゃ、その言葉信じるで」


まあ、以上のようなやりとりが会社と芸人の間にあったと(勝手に)推測する。

確かにね嘘をつくのはよくない。

ただ会社側が芸人たちを大事にしているのなら、

もっと寄り添うべきではなかったか?

だいたい、雇われた側は雇っている者に対して

嘘をつくものだ。

だって善人だと思われたいから。

私もOL時代、どんだけ上司に嘘ついたか!

例えば、頼まれた仕事をやってなくて、

「もう取引先に郵送しました」とか答えて、

残業して慌てて取り掛かったりとかはしょっちゅうだった。

また残業を頼まれた日に合コンとかあったら、

通夜に行くと断ったりしたな。

証拠がなけりゃ、嘘で押し通せるかんね。

だから雇う側は働いている側は嘘をつくものだと、

肝に銘じておいた方がいい。

何でもかんでも正直に話すと思ったら大間違いだ。

本当に重大なことについては、

慎重に心を開かせて真実を追及した方がいい。


「会社が全力でおまえらを守るから、本当のことを言ってくれ」

と聞き取りの時に、温かい言葉をかけるべきだった。

ただでさえ不安でたまらない当事者たちだ。

まず安心させることが先決だったと思う。

じっさいに半グレと知っていて付き合っていたらアウトだけどね。

おそらくそんな危ない橋を渡る芸人は今どきいないんじゃないかな。

だってお互いデメリットしかないもんね。

宮迫や亮の肩を持つわけじゃないけど、

『人間はヤバいときには嘘をつく』

って頭の片隅に置いておいた方がいい。


だってさ、

男が浮気した時って、奥さんにベラベラ喋るか?

子どもが親の財布からお金を盗んで、ベラベラと報告するか?

しねーよ。

嘘で丸く収まりそうな事態を、正直にゲロって、

騒ぎを大きくしたりしないよね。

バレてどうしようなくなったときになって、

謝るんだよね。

あ、この辺で謝っておかないと、ややこしいぞ、

っていう時になって正直に言うんだよね

それで許してもらったらバンバンザイなんだけど、

そうもうまく行かない。

嘘をつかれるのは悲しい。正直に言ってくれたらくれたでもっと悲しい。

お互い感情のある人間ですからね。

なので、最初からヤバいことをしないのが一番なんだよね。

うんうん。

私もカッパさんがアスピーじゃなかったら、

服の値段とか女子会で行った店とかも正直に申告するんだが、

本当のことを言うと大騒ぎだかんね。

っつーか、世の男性はそんなこと嫁に聞くのかな?


週末も友人と飲みに行く予定なのだが、

カッパさんにどこに行くのと聞かれ

「マクド」と言ってしまった・・・。

(ニューミュンヘンで飲むなんて言ったら

 いくらかかるんや?って大騒ぎだからね)

嘘をつくのもツライんじゃぁ・・・。察してけろ。

でも、友人は決して半グレではありません!これは真実だ!

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