カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

夏をなめたらあかん

2018-08-27 10:10:20 | 残念な出来事


今年の夏は特に暑い。

おかげで体調の良い日はほとんどない。

もうしんどくてしんどくて、

仕事を休みたくても休めない。

これが自営業の性(さが)だ。

自営業って儲からんし、年金は少ないしでいいことなし。

でも選んでしまったんだもんね。しょーない。


もう50歳超えると無理がきかんね。

疲労もなかなか取れない。

このクソ暑い中、休みも少ないし、ヒーヒー言いながら働いていると、

毎日がパラダイスの高齢者が憎たらしくなる。

あんたらはいいよ。

年金も早よからたっぷり貰って生活しとる。

やることないから病院通い?

え?

無駄に国の医療費を使うんじゃねーよ。

病院を「お稽古ごと」と思ってねーか?

で、病院で診察終わったら

「はい、これで今日のお仕事はおしまい」って!!!

仕事じゃねーし!

仕事と思ってんなら病院休めよ。

同居している娘夫婦の家事を手伝っても、感謝してくれないって愚痴る老婆。

どうやら洗濯を取り込んでたたんであげているらしい。

・・・たたむぐらい、してあげてもいいじゃん。

あんた暇なんだから。

娘夫婦は朝から晩まで働いているんだよ。

洗濯たたむくらい文句言わずにやってあげなよ・・・。


と、まあ罪のない高齢者をバッシングしてしまった。

今日はどうやら体調が悪い・・・。

実は昨日、出かけた先で私は倒れてしまった。

イザベラちゃんと心斎橋の東急ハンズに行ったときだ。

バーゲンで人がめっちゃ多くて、

「あ、なんかしんどいな」と思っていた。

それでも、なんだかんだと物色しているうちに、

みぞおちあたりが気になり、もう言葉にできないくらい気分が悪くなった。

「あ、あかん。立ってられへん。ちょっとしゃがもう」と思ったとたん、

足に力が入らなくて、床に倒れてしまった。

一瞬、気を失った。

イザベラちゃんが慌てて抱き起し、私を椅子まで連れて行ってくれて、

すぐにジュースを買いに行ってくれた。

でも、本当は「救急車呼んでもらおうかな」と思うくらいしんどかった。

頭がぼーっとしている。

椅子に座っている間、東急ハンズのスタッフの人がずっとついていてくれた。

イザベラちゃんが買ってくれたポカリを飲むと、

少しずつマシになってきた。

10分ほど休憩しただろうか?

ずっとここに居てもしかたない。なんせ売り場のド真ん中だ。

歩いて3分ほどの喫茶店にイザベラちゃんの手を借り、

なんとかヨボヨボたどり着いた。

まず手洗いで吐いた。

すると少し落ち着いた。

喫茶店にいるものの、ポカリを飲む。堂々と飲む。

全部飲む。

せっかくなので(?)ホットコーヒーを飲んだ。

後から思えば、もっと胃に優しい飲み物を頼むべきだった。

けど、1時間ほどゆっくりすると、ようやく回復してきた。

イザベラちゃんは、カッパさんに迎えに来てもらうよう提案をしたが、

私はそれは無理だときっぱり言った。

カッパさんがわざわざ迎えに来るわけがない。

ちょっと家から遠すぎる。

もしかしたら、カッパさんが父ちゃんに連絡して、

カッパさんの父ちゃんが迎えに来てくれるかもだ。

心斎橋に少し家から近いから。

しかし、それはおおごとだし父ちゃんや母ちゃんに悪い。


そうこうしているうちに自力で帰れるほど体調が戻ってきた。

今回はせっかくのランチだったのに、

イザベラちゃんとろくに話もできず、帰路につくことにした。

ほっんと、申し訳ない。

イザベラちゃんは自分が選んだ店のメキシカン料理が、

私の体に合わなかったのだと、非常に心配していた。

それは違う。

メキシカンもコロナビールも美味しかったし、

食べていて全く違和感がなかった。


思い当たることがある。

前日からやたら喉が渇いていた。

また、当日は出かけることもあり、

カッパさんのエサ、じゃなくて食事を昼・夕2食分用意したり、

洗濯物を取り込んでいったりと、めっちゃ忙しかった。

駅まで自転車を飛ばしたものの、

雲っていた空がいつのまにかカンカン照りになっていた。

もうね、滝の様に汗が出たよ。

電車も混んでいてちっとも涼しくない。おまけに座れない。

でもね、倒れる10分ほど前までは全然不調を感じなかった。

だんだんムカムカしてきて、目の前が真っ暗になっちゃったよ。

そばで友人が倒れると驚くよね。

イザベラちゃんを慌てさせてしまったわ。

私の責任なんだけども・・・。

夏を甘く見ていた。


そういう訳で、今日も仕事を休むわけにいかず、

能天気な高齢者を眺めて毒づいてしまったわけさ。

心の狭い私なんです。

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うまくいかないっっ

2018-08-22 10:35:49 | 日常のあれこれ


お盆にぼんやり見ていた通販番組。

「あ、これはいい!!買う」

と思ったストレッチマシンと敷布団。

敷布団はもう10年以上使っているので、まさに煎餅布団!

寝返りのたびに畳の固い感触が伝わる。

「布団の洗濯」なるものもあるが、

買った金額よりコストがかかるのはいかがなものか?

もう買い替えよう、と決心していたときに救いの神のテレビ通販。

販売期間は一週間。

よーし検討する猶予はたっぶりある。

その間に、もっと安く売っているサイトはないか、

もっと良い商品はないか、

と色々調べた。

けっこう高額なので一応カッパさんに「買うよ」と言っておいた。

この時点で例えカッパさんは反対しても、私は買うと言ったら買うのだ。

今までお互いが「欲しい、買う」と宣言したあと、

相手が反対しても、それで買うのを止めたことは一度もない。

ただ、「やっぱ、買うんじゃなかった」と後悔するこは多い。

反対意見って大概は正しいのよね。

そんなことはさておき、

満を持して、いざ通販のサイトへアクセスしてみた。

希望の商品へはすぐにたどり着いた。

が、

「在庫がありません」

ストレッチマシンも敷布団も!!

「在庫がありません」

なんてこった!

販売期間中はいつでも買えるのではなかったのか?

販売数量は決まっているのか?


このへんが、まだまだ私はテレビ通販の素人なんだな・・・。

そう言えばQVCなどは、画面の左に残りの数量が表示されているではないか!

おそらく番組終了すぐに電話をかけなきゃならなかった。

あーちくしょう!!

値下げ率が大きかったので、販売数量もそんなに多くなかったのかも、だ。

気を付けよう!

今度、見かけたらすぐに買おう!!


話が変わるが、

つい昨日のこと。

読みたい本があったので、ネットで検索したら、

いつも利用しているショボい公民館に蔵書があった。

家でコーヒーやらアイスやら食べてのんびりしてから、

散歩がてら公民館に向った。

でもね、本棚を何回探してもお目当ての本は見つからない。

仕方なく窓口の人に尋ねたら

「あ、先ほど借りていかれましたよ」との返答。

またしても!!

何と言うまぬけ!!

なんで、家でほっこりしてから来たかなぁ?

さっさとチャリを飛ばせばよかったものを!!

あー悔しい!


こう言うことって続くんだよねーー。

逆に今までがうまく行きすぎていたのかも。

そう思うことにしよう。

どうせ私のことだ。

一週間たてば忘れている。

特に最近は老化が進んで、

こんな出来事すらきれいさっぱり記憶を失くしているだろう。

それでいい。

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カッパさんの母ちゃんから強制されたこと

2018-08-17 09:48:08 | 残念な出来事


先日、知り合いから葡萄をもらった。

箱に入った巨峰を4つも!!!

カッパさんと私二人では量が多いので、

カッパさんの実家に持って行くことにした。

ところが母ちゃんはいらない、と断ってきた。

なぜなら、義妹キヨちゃんの友達の“まっちゃん”が大阪に遊びに来ると言う。

その時にまっちゃんは葡萄を持って行くとほのめかしたらしい。

母ちゃんから

「今回、カッパとフクちゃんにも葡萄を持ってきてくれるから、

(本当は受け取ってないけど)受け取ったテイでまっちゃんにお礼言ってね」

と私は命じられた。

えーーー!!

なんでそんな小芝居する必要があるの?

わけわからーん!

でも言いつけは言いつけだ。

母ちゃんがまっちゃんの電話番号をこちらに連絡してきたので、

しぶしぶ電話してお礼を言うことにする。

宣言しておくが私は義妹の友人であるまっちゃんとは面識はない!!

向こうからしても私の存在すら頭にないだろう。

私は葡萄を貰ってないのに、葡萄のお礼を言わねばならない。

なんと理不尽なことか・・・。

「イヤです」

その一言が言えたらなぁ・・・。


さて腹をくくって電話をかけた。

そして相手が出た瞬間に気づいた。

私はまっちゃんの本名を知らない。

もしもし・・・と不審そうな相手の声。

そうだろうね、知らない番号だもの。

「あ、う・・・あの私、キヨの義姉のフクです。あの、まっちゃんさんの電話でしょうか?」

言っちゃったよ、まっちゃんさんって!

まっちゃんさんってね。

「あぁ・・・はい」

「この度はおいしい葡萄をわざわざ持ってきて頂いてありがとうございます」

「・・・」

「あの・・先ほどいただいのですが、すごく甘くておいしかったです」

「はあ・・」

「わざわざお気遣いいただき本当にありがとうございます」

「あぁ・・いいえ・・・」

「あの・・・それでは失礼します」

「はい・・失礼します」

こんな感じの、たまらなく苦痛でぎこちない会話が続いた。

相手も困惑しているのが息遣いでわかる。

電話を切ってから『やってもたっ!!』と後悔した。

今、自分はものすごく非常識なことをやらかした!

相手が自分だったら、どんなに迷惑だったろうに。

喜んでもらったと風の噂で聞くだけで十分ではないか?

しかし、義母が「やれ」と言うことを嫁はどうやってはねつければいいのか?

きっと「電話した?」って確認してくるに違いない。

電話したってウソをついてもすぐバレる。

この場合の正解は何だろう?

私はすぐにキヨちゃんに連絡して、自分の不作法を報告した。

キヨちゃんはすぐにまっちゃんに連絡してフォローしてくれたようだ。

やはり、最初にキヨちゃんに相談するべきだったのだ。

そうすれば、母ちゃんに

「知らない人からの電話は警戒すると思うので礼状を書きます」

と言えたかも知れない。

今回は義妹のキヨちゃんも気分を害したに違いない。

私も、誰かが自分を飛び越えて友人に直接連絡されるのは嫌悪感がある。


母ちゃんたちの時代の人たちは、

自分の身内がいかに礼儀正しいか、いかに自分の教育が行き届いているかを

周囲に誇示したがる。

しかし、当事者にとっては非常に迷惑千万なのだ。

人を言いなりに動かすのは、貴族のお遊びのようなものだ。

カッパさんに今回の件を涙ながらに報告すると、

「そやねん。うちの母親の言うこと聞くとろくなことが起らへん」

と、ヌケヌケとほざいた。

「ま、フクちゃんも今回の事でいい勉強したな」

とまるでタバコの煙を苦々しく吐出すように苦笑した。(タバコは吸ってないけどね)

そんな慰め、いらんし。

テメエの母ちゃんのおかげでとんだ恥かいたし。

もう二度と母ちゃんの口車には乗らない。

今度指図されたら

「今の時代、知らない人からの電話は警戒するようなので・・・」

と『今の時代』を強調して

もうあなたたちの時代のやり方は通用しないのよ、

と暗にほのめかそうと思う。


嫁と姑の間には深くて暗い河がある~

♪ローエンロー、ローエンロー。振り返るなローロー

↑歌える人はうたってね

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ちょっとしたトラブルに凹む

2018-08-08 10:00:48 | 日常のあれこれ


お客さんから借りたDVDが、

前回借りたときはは家のアクオスブルーレイレコーダで再生できたのに、

今回は「ディスクが読み込めません」の表示がでる。

何度やっても出る。

仕方なく、ネットで調べてみたが、

レンズクリーナーで掃除してね的な回答が多かった。

あ、それ家にあったよね!

とポンと手をたたき探してみたがなかった。

以前にレンダルDVDで無料で借りたものを

我が家の備品だと勘違いしていた。もうすでに返却しているし。

慌てて量販店にレンズクリーナーやらDVDクリーナーを買いに行った。

とりあえずDVDの状態も調べたい。

階下の店舗にあるDVDプレーヤーを起動させてみた。

でも、こっちでも再生できなかった。

どうしよう・・・。



お客さんは嵐の櫻井翔君の大ファン。

ドラマも好きで、私とドラマ談議で盛り上がったりする。

去年の一押しドラマを質問したところ、

「先の生まれただけの僕、サイコーやったわ」とうっとりと言ってきた。

「あー評判よかったみたいですねー」と

テンション低めに反応した私だが

「ダビングしましょか?」と案の定聞いてきたので、

「あ、今回はいいですよ」と断ったつもりだった。

だけど、次にダビングしたDVDを持ってきてくれた。

あちゃーーと思ったが

「すみません、ちょっと時間かかってもいいですか?」と断ると

いつでもいいです、と気軽に言ってくれた。

それがGWのこと。

ようやく時間も少しできたし、ぼちぼちそのDVDを観ることにした。

しかし借りたDVDを再生したところ、レコーダーはキーキー言うばかりで、

最後に「ディスクが読み込めません」と出たのだ。

吐いては食べさし吐いては食べさしを3度繰り返してあきらめた。

そして、現在途方に暮れている。

うーん、パナソニックとシャープは相性が悪いのか?

いや、店の方のプレーヤーは山善だ。

なんで再生できんかなーー。


もうね、こういう小さなトラブルがアラフィフにこたえるのよ。

自営していると、まずますメンタルが弱くなって別の職場に復帰できないかも・・・。

(マクドで働いてみたい気も少しあるのに)


それはそうと話はガラッと変わるが

先日、カッパさんとケンカした。

カッパさんがまた私に色々と面倒くさいことを頼んでくるので、

っつーか「一緒に作ろう」と言ってくるので、

「暑中見舞いのハガキ100枚書かなあかんから無理!」

と私が言ったら、キレやがった。

私は一緒に作るというのがイヤなのだ。

どうせ私が作ってカッパさんがダメ出しを繰り返すだけの作業なのだ。

これって腹立つ作業なんだよ!!

じゃテメーが作れよ!!っていつも心で叫んでしまう。

でもカッパさんは何もできない。文句言うことしかできない。

だからつい私はきつい言葉になってしまう。

カッパさんが「明日の昼休みはどう?」とまだ聞いてくるので、

「めっちゃ忙しい」って答えると

「ふん、どうせ大した仕事してへんくせに」とほざきやがった。

カッパさんは常に誰かと私を比べる。

最近、親しくなったお客さんは3人の子育てをしながらフルタイムで働いている。

その大変さは私もわかる。

では、どうしろと?

私も外でフルタイムの仕事をすれば、

「フクちゃんは大した仕事しているよなぁ」になるのか?

今から子ども3人産めばいいのか?

カッパさんはいちいち批判しかできない脳みそのようだ。

ま、確かに私もいい加減大人になりゃあいいんだけども、

なんかずーーっと損している気分が否めない。

ついたまりにたまった我慢が爆発する。


こんなとき、気の利く人形が欲しい。

私の代わりに心にもないことを言ってくれる人形。

『ごめんね、私が悪かったの』

『ありがとうね、いつも感謝しているよ』

あと、旦那が家事をしてくれたときとか

『さすが』

『あなたに任せて大正解。私ならこうはできないわ』

『生まれつきセンスあるのね』

『色んな才能秘めているのね。うらやましいわ』

など、

生身の人間が言ったら口が腐るような言葉を吐く人形。

じっさいオッサンはその言葉を期待している。

女性が屈辱で悶絶しそうなセリフを、オッサンは心の中で期待している

もちろん、夫バージョンもペアで買いたい。

『君と結婚してよかったよ』

『僕にはもったいないくらいの出来た嫁だよ、君は』

『僕は照れ屋だから普段言えないけど、本当はすごく感謝している』


離婚を阻止するに十分役立つおもちゃになると思う。

バンダイかセガに企画を持ち込んでみようかな・・・。

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