一年に一度か二度ほど、
宝石のようにきらめく日が訪れる。
それが昨日だった。
古い友人が自宅に遊びに来てくれた。
私が張り切ってランチをもてなした。
料理は前々日と前日の2回に分けて作っておいた。
ミネストローネスープとゴボウのハンバーグ、かぼちゃのサラダだ。
珍しくドラゴンフルーツも手に入ったので、
前菜にした。
「すごい!手早く出来たね!」と友人達は誉めてくれたが、
当日、温めて盛り付けただけだった。すまん。
その後はカッパさんに車を出してもらって
みんなで郊外のカフェに移動した。
パンケーキが美味しかった。
あっと言う間に日が暮れて、
カッパさんに彼女達を家まで送ってもらった。
帰りにスーパー銭湯に行った。
人里離れた銭湯だ。
料金が安い割りには設備が充実している。
ただシャンプーリンスは持参。
ちょうど露天風呂に入る頃が黄昏だった。
露天には私のほか誰もいない。
樽風呂も空いている。
浴場の灯篭が湯気の向こうにぼんやりと灯っていて
すごく幻想的。
ゆらゆらゆれる湯を眺めて、日常を忘れた。
ここは静かでいい。
本当に落ち着く。
ちらほらと動く人影は幻か?
風呂から出て、ついでに夕飯も銭湯で済ませた。
家に着いたら、ビールを飲んだ。
「今日は楽しかったなぁ・・・」とつぶやく。
アスピーのカッパさんも
今日はずっとお利口だった。
気のいい旦那でいてくれた。それが嬉しかった。
こんな1日、めったにない。
だからこそ、貴重なんだな。
毎日が楽しいと飽きるもんね。
当分、友達と遊ぶ予定がない。
早速、予定入れなきゃ!!
たまには疎遠になってる友達に連絡でもとってみるか?
銀行の両替機は操作が難しい。
また銀行によって、機械が違うので
一度覚えたからと言って、安心できない。
学生の頃、アルバイトで両替をしに行かされたことがあった。
何度も失敗した。
失敗したお金は近隣の店で引き取ってもらったりした。
それから時が経った。
お札を新札に替えてもらおうと銀行に行った。
フロアの人が両替機でできると言う。
ほーそうかいな・・・と両替機に向かった。
訳のわからないボタンの並びに、
なんだコリャ!!と心の中で叫んだが、
ふふん、両替機の操作なんてお茶の子さいさいよ、
って風な顔で操作した。
1万円を新しい千円札10枚に替えたかった。
なのに、
ゴロンゴロンとものすごい音がして
メントスの形をした100円玉の塊が2本出てきた。
え・・・?これ・・・?
心配そうにフロアの人が私を覗き込む。
私は恥ずかしかったので、
そうそう!これがほしかったのよ!!
と当たり前のように100円玉の塊を2本を鷲掴みにして
その場を立ち去った。
その後、となりの銀行に駆け込んで
新札の千円に両替してもらったことは
言うまでもない。
そして、今、ようやく近所のナントカ信用金庫の両替機を
使いこなせるようになった。
ただ、1万円投入して両替のあまりが2千円だった場合も
「おつり」のボタンがない。
なので、「おつり」をどんな種類で受け取るか
指示しないと、返してくれない。
ここでいつも、つまづいてしまう。ばかだねぇ。
しばらく思案して、
『千円札』のボタンを押して、さらに『2』を押すと
おつりも返してくれる。
めんどくせぇー。
最近はみんなお金持ちなのか、
私の店ではよく一万円札を出される。
300円程度の料金であっても
みんな一万円札を出す。
私達がやっているような小さい店は
千円札はすぐ集まるが
五千円札はなかなか集まらない。
なので、一万円札が手元に来ると
すぐ買い物をしてくずす。
こうして五千円札は常に店にキープしておく。
断じて五千円札をプライベートで使用しない。
一時は五千円札を10枚集めたが
一週間でなくなった。
うちみたいな小さい店で一万円札使わないでけろーーー!
どうせならスーパーで崩してけろーーー!!
また硬貨では10円玉がすぐに減る。
100円玉だけがじゃらじゃら集まる。
特に金持ちのおっさんは
お金を払うのが『粋』だと思っているのか、
小銭を出してくれない。
こんなとこで粋なんざ発揮しなくていいーーんだよ!!
310円とかならさ、
頼むから10円くらいは出してくれーーー!
とまあ、両替機から話が逸れたが
私の日常ってこんなもんなのだ・・・。
おとつい、髪の毛を切りに行ってきた。
「ボブでお願いします」
と言うとスタイリストは渋い顔。
「すそにパーマが残っているので、ハネますよ」
ハネるのは嫌だ。
ご自分でブローできますか?と聞かれたが、
無理と即答。
仕方なく、長めのボブにしてもらった。
「スタイリング剤、何か使ってますよね?」と
ごわごわした髪をさわりながら聞かれた。
ギク!
「何も使ってません」と言うと
不思議そうに髪を触っていた。
実はスタイリング剤の代わりに
とろみのある化粧水を使っている。
500mlなのにワンコインでおつりが来る化粧水。
パック用に買ったものだが、
寒くなってからパックはやめたので、
大量にあまってしまった。
もったいないので、髪につけた。
水よりもしっとりして重くなる。
めっちゃいい感じ、とはいかないが
つけないよりまマシと言う程度。
しかし、それをプロに言うのはさすがにはばかられた。
『えーーーそんなことしてるんですか?』
と店内に響き渡る声で叱られたらコワイ・・・。
だから黙っていた。
「ほんとに何も使ってないですか?」と重ねて聞いてくる。
「あ、そうそう使った使った。忘れてた」と返事した。
「ワックスですか?」
「うーん、くりーむ?かな」
「へぇークリームですか・・・?」
気まずい沈黙。
きっと変なもん、塗っているなとバレてるど。
しかし、それ以上聞いてこなかったので助かった。
とにかく、私は髪に何でも塗っちゃうから
気をつけなきゃ。
仕上がりは長めのボブ。
カッパさんにサザエさんみたい、って言われた。
ぜんぜん違うし。真逆やし。
ワカメちゃんでもないし。
どっちかってーとタッチの南ちゃんかな。
一番近いのはジャイアントロボかも知んない。
ま、それはさておいて。
髪を切ったこと、客は一人も気づかないよ。
なんかさみしいね・・・。
ようやく義母ちゃんのマフラー完成。
思ったより早くできた。
しかし、これを義母ちゃんの誕生日にプレゼントしたら
義父ちゃんが「わしのは?」って思うよね?
奇しくもその一週間後が義父ちゃんの誕生日。
義母ちゃんと義父ちゃんはたった一週間しか年が違わない。
やっぱ、義父ちゃんの分も編まないとダメだよね?
そうすっと、カッパさんの義妹の分は?
いるよね?
義妹は義母ちゃんの二週間前が誕生日。
かたまりすぎだわ!!
両親や兄がもらってるマフラー、自分だけもらってない。
いやいや欲しくないよ。でもなんか差別されてる?
私だけ蚊帳の外?なんか引っかかる・・・。
私ってフクさんにとって、どーでもいい奴なの?
なんて流れにならないかな・・・。
一応、義妹の分も編んでおこうかな。
それが角が立たないだろうな。
でも、しんどーーー!!
間に合うか?
ネットで毛糸を取り寄せる。
ぜんぜん値下げしていない。何なの、その強気?
しゃーないわ。
そんなこんなでハマナカ エクシードウールと言う毛糸を購入。
けっこう高価だわ。
渡すときは、いかに愛情が詰っているかを
ねっとりと説明しなきゃね。
土下座で受け取ってもらいたいくらい。
戴冠式くらいの豪勢さを求めるね。
ひざまづくみんなに、神々しいまでの私が
首にマフラーをかける。
もちろんマフラーでしめ上げたりはしないよ。
ふんわりと優しくかけてあげる。
BGMは『見よ、勇者は帰る』で決まりね。
ま、それぐらいの儀式がなきゃ
モチベーション上がらんもんね。
また、編んだら画像アップするんでよろしく。
そしたら
「このブログの人、良いお嫁さんだよ」
と、みんなに吹聴してね。
約束だよ。
ココットの容器が届いた。
大は小を兼ねると思って大きめを注文したが
予想より大きかった。
プリンと言うよりクレームブリュレとかの方が
似合いそうな大きさ。
ただ色んな料理に応用が利く。
どうせプリンを作るのも今だけだろな。
一応、フライパンに乗せてみた。
ギリギリ5つ乗る。
ただ、4人掛けのシートに5人が座っているみたいに
若干、宙に浮いている感がする。
1個の傾斜が5℃くらい?
許せる範囲だろな。
ネットでプリンのレシピを調べた。
カラメルソースは目分量で適当に作るとして
プリンの配合を
卵3つ
牛乳400cc
砂糖60g
で作ることにした。
レンジで80度くらいに温めた牛乳に砂糖を加えて混ぜた。
心持ち冷ましてから、溶き卵に少しずつ加えていく。
きれいに混ぜたら、味噌をとく茶漉しでこす。
あらかじめカラメルソースを入れた容器に
おたまですくって丁寧に流しいれる。
フライパンに並べる。
容器の1/2から1/3の高さまでフライパンに水を入れる。
強火で水を沸騰させる。
弱火にして、蓋をして10分蒸す。
火を止めてさらに10分むらし、その後フライパンからはずす。
余熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
あっと言う間にできた。
すごい簡単!
デザートの中で一番簡単で失敗もなくコストも低いんじゃねーか。
途中でバニラエッセンスを足すことを忘れたが、
どってことなかった。
カラメルを冷やして固めておかないと、
プリン液と混ざってしまうことがわかった。
あと生クリームで作る方法とか、
ゆるめに作る方法とか色々あるみたいなので、
試してみたい。
カッパさんに食べさせたら、とても喜んでくれた。
でも、美味しいプリンを作ったからって
私を眩しい目で見たりはしなかった。
手作りのプリンは美味しいもんだと思い込んでいる。
ま、簡単に作れるものだから、
尊敬しろ!と言うのも恩着せがましいか・・・。
奈良・吉野山に行ってきた。
吉野といえば桜。
その壮大なスケールに誰もがため息を漏らすという。
私はずっと大阪に住んでいるが、
実は吉野の桜を観に行ったことはない。
夏の盆に一度言ったきりだ。
今回、満を持してカッパさんとバスツアーに申し込んだ。
一ヶ月も前のことだ。
吉野の桜を観るために、近所のショボい桜には
目もくれなかった。
桜断ちをした。
そして、快晴の日!
吉野桜ツアーは開催された。
吉野山・・・・緑一色。
まぶしい初夏の日差し。
緑が目にしみる。
桜、散っていた。
かろうじて散りかけの桜を5本だけ観た。
吉野の町は桜祭り。
でも桜はない・・・。
何でやーーー!!
吉野桜は
下千本、中千本、上千本、奥千本とある。
奥千本には少しは残っていたよ・・・
と言う噂は耳に入った。
バスの駐車場から奥千本、いったい何キロ登れば
たどり着くのさ・・・。
日帰りでは無理じゃね?
ましてや体力もねーよ。
でも、吉野の滞在時間は4時間もある。
仕方なく、行けるとこまで行った。
上千本エリアの水分神社まで行った。
そこでUターンした。
カッパさんは近道のために
山肌を降りると言う。
いつものことだ。
いつも山に行くと、カッパさんはタヌキにとり憑かれる。
けもの道しか進まない。
私も誘われたが、ひとり来た道を引き返すことにした。
案の定、合流したときカッパさんは服が泥だらけになっていた。
山を転げ落ちたと言う。
肩を強打して、おかげで四十肩が治ったとほざいた。
そんなこんなで、
私らは単に緑一色の吉野山をハイキングしたってことだ。
ま、たまにはこんな番狂わせもあっていいかもね。
帰りは渋滞もなく、早めに着いた。
カッパさんは渋滞が死ぬほど嫌いなので
桜を観て渋滞に巻き込まれるよりも
桜を観ないでスッと帰れる方がいい、と言う。
なので、とっても満足していた。
よかった、よかった。
以前、ヒマだったので
カッパさんとおそろいのマフラーを編んだ。
※左がわたし用、右がカッパさん用。
(私のマフラーは長年使っているので少々縮んでいる)
しかし、カッパさんは好みが違うと言って
首に巻きやがれへん。
それを聞いたカッパさんの母ちゃんが
「あのマフラー、カッパが使わへんねんやったらちょうだい」
言ってきた。
人のために編んだものをあげるのも何やし、
年寄りに白とグレーのマフラーは悪意を感じないか?
なのでっ、カッパさんの母ちゃん用に
もう一枚マフラーを編むことにした。
今、編んでいるさいちゅう。
めっちゃ季節はずれ。
もう初夏そこまで来てるし・・・。
母ちゃんの誕生日は12月。
それまでに間に合えばいい。
でも、最近、春ウツなのか
ちょっとやる気がダウン気味。
もうね、ごはん作る気力もない。
しんどい・・・。
でも、がんばろ・・・。
話は変わるが、
旬のドラマの話を取り上げたら
めっちゃ閲覧数が増えていた!
やっぱトレンドって大事よね。
また今日の、どーでもなネタでガタ減りになりそう。
いやいや、これでいいのさ。
続けるのが大事!(BGM♪大事MANブラザーズバンド「それが大事」)
ドラマ「ラストシンデレラ」を見て。
はっきり言って、私にはイマイチだったかな。
キョンキョンの「最後から二番目の恋」が面白かったので
同じようなテイストかなって楽しみにしてたんだけど、
ちょっと違った・・・。
色気シーンが多くて、
家族団らんで見る内容じゃないな。
一人で見るもんだろうね。
ちょっと「セックスアンドザシティ」を意識しているのかな。
でもね、ところどころぷっと笑えるシーンもあったんだよ。
キャストも好きな人ばっかりなんだよね。
うーん・・・残念。
でも、きっと面白いって思って観ている人もいる。
そっちの方が多いかもね。
私もイチオシのドラマが打ち切りになった経験が何度かある。
あれは、ちょっとショックだよね。
なので私の評価はアテにならない。
だいたいさー友達と喋っていても
観ているドラマがバラバラだもんね。
また初回は「どうかなー」って思っても
だんだん面白くなってきたりもする。
※前クールの「最高の離婚」がそうだった。名言集は永久保存だね。
今季は前季ほど、内容が濃くないような気がする・・・。
あくまで私の好みだけどね。
私の好み?
そうさ、ドロドロしたやつさ・・・ふふふ。
もちろん、わかってるよね?
結婚披露宴が放送されていると
やっぱつい見てしまう。
これは女ならでは性(さが)でしょうか?
誰かの披露宴に招待されると、とってもウキウキしてしまう。
あーでも、最後に行ったのいつかなぁ?
もう5年くらい前かもね。
次、披露宴に出るとしたら姪あたりかな。
今、29歳と26歳。
うほうほ、楽しみ~~。
でも二人ともやばい恋愛してる。
29歳の姉の方はすでにバチイチ。ただいま15才年上と不倫同性中。
24歳の妹(元グラドル)は、12才年上の作家と破局。
現在、10才年上の投資家と交際中。
なんか披露宴とは縁がなさそう・・・。
大丈夫か、姪たち・・・?
披露宴といえば、独身の頃はもう何度出席したか。
えっと数えてみるね。
まず姉でしょ?
そして
いとこ、2回。
中学の友達、1回。
高校のときの友達、4回。
大学の友達、1回。
大学時代のバイト仲間、3回。
会社の同期、3回。
会社の後輩、3回。
転職した会社の友達、1回。
こんなもんかな。
あのさー独身のとき、17回も披露宴に出るって多くね?
結婚してからは2回。←ガタ減り!
なんか平均より多い気がするぞ。
その中で、余興なしっつーのは3回くらいじゃねーか?
あとはスピーチか歌うたってるか、だわ。
なんか・・・人気あったんだなぁ・・・私。
ほんと、楽しいんだわ披露宴。
非日常がいいのよね。
ちょっとした舞台見に行っている感じ。
舞台って言うかレビューとか言うのかな。
でも、独身時代にこんだけ披露宴出ても、
なんの収穫もなかったぞ!
何やってんだ、私。なんかムカムカする。
他人のスピーチこいてんじゃねーよ。
披露宴で山本リンダ歌ってる場合じゃねぇっつーの!!
あーーでも呼ばれたいよー披露宴。
誰か結婚してくれー。
あ、そうだ!
同じ歳の独身熟女4人いるど。
アラフィフでもいい!盛大な披露宴をしてけろーーー!!
今度はきっと木村カエラのバタフライ歌うからさー。
(ずいぶん前からカラオケで練習中)
さっ!嫌がられるだろうけど、こんど神社で
縁結びのお守り買ってきてやろう!!
とりあえず4つな。
念入りなメッセージをつけてね。
ホテルのパンフも添付してその気になるようにしてやろう。
相手?
まぁ本人がその気になれば、すぐ見つかるんじゃない?
なんなら懇意にしている客の息子紹介してやってもいい。(4人はいる)
さーさー披露宴に着ていく服決めなきゃねー。
やっぱ着物かなーるんるん♪
元アイドルとかのインタビュー記事で
「今後はお芝居を中心に、色んなことに挑戦していきたいです」
とよく言っている。
色んなことって何だろう?
たまに、仲間とバンドを組んでライブ活動したり・・・
とか言ってたりもする。
これは芸能人だから言えること。
一般女性が結婚したあとで
「今後は家事を中心に、色んなことに挑戦していきたいです」
なんて言ったらどうだろう。
じゃあ独身のときにやっとけやーー!!
ってことになる。
売れなくなった芸能人とかは、
小さな劇団を立ち上げたり、
自然派レストランを経営したり、
自主制作で映画作ったり、
商品のプロヂュースに携わったり
あるいは輸入したグッズを販売したり、
なんやかんやと食べていってる。
てか、金がどこから出ているのーーー?
なんて不思議に思う。
経営のノウハウとか、どっから仕入れたんだろう?
とも思う。
もし、商売の仕掛け人とかが芸能界で暗躍しているとしたら
一般人の私にも声をかけて欲しい。
一丁かませて欲しいと思う。
あ、でも名前が売れているのが前提なんだろうな。
芸能界とは無縁の一般市民はコツコツと地味な仕事を
こなしていくしかないんだよね。
若い頃は誰しも芸能界に夢を持つ。
私の姉は本気でアイドル歌手を目指していた。
そしてその夢は自分の娘に継承された。
姪も一応、ちょこっとテレビにも出ていたが
無名のままで芸能界を去った。
言っちゃなんだけど、姪にはスターの資質はなかったと思う。
姉もだけどね。
まず、容姿は普通。もっと可愛い子いっぱいいる。
そして自分が似合う服より、着たい服を着る。
だからキャラがあやふや。
芸能界で生き抜く気迫がない。
楽な方へ流される。
一度、姪のDVDの発売記念の握手会を見に行ったことがある。
姪が楽屋で主催者が用意したアンケートを書いていて、
マイブームと言う項目があったらしく、
「え~マイブームって何~?思いつかへん~」
と姪が言った。
ふつうアイドルと言う自覚があれば
マイブームくらい頭に入れておかないとダメだろう。
たとえ嘘っぱちであってもね。
アイドルとじゃんけん大会と言うコーナーがあった。
ファンがじゃんけんで勝つと
姪の私物をもらえると言うもの。
姪が用意したのは
使い古しの洗顔用のターバン。
UFOキャッチャーのぬいぐるみ。
ぼろぼろのクッション。
なんだかなーーー。もっとマシなものは用意できなかったのか。
そんな姪も東京から大阪に戻り(早い話、足を洗った)
今は専門学校に通って真面目に勉強しているらしい。
姪も東京にいたころは
TOKIOや沢尻エリカ、その他の有名人主催のパーティに
しょっちゅう参加させてもらったらしい。
事務所の要請で行っていたと言う。
にぎやかし、だろうか?
そんなキラキラした夢の世界に
少しの時間でも身を置いたことは幸せなんだろうね。
そんな経験をした姪がちょっぴりうらやましく思った。