カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

セクハラヤジについて

2014-06-30 10:58:09 | ちょっとしたつぶやき


女性蔑視ヤジが波紋を呼んでいます。

私はもうね、オヤジ達にすっかり洗脳されちゃってて

「それくらいのことで・・・」

なんて、ヤジがどうした!くらいに思っていたの。

でも、いかんいかん!

女性である私が男性の肩を持っちゃいかん。

すっかり自分がオヤジになっちゃってるわ。


そもそも何故男性は女性を低くみるのか?

ちょっと考えてみた。

これは長年にわたって日本に根付いた風土なのかな。


女性は社会に出ると必ずオヤジの洗礼に合う。

彼氏はいるのか、とか

その彼と結婚するのか、とか。

調子よく答えていると、土足で性生活まで踏み込んでくる。

私達はそれをいかにうまくかわすかが命題だったのである。

決して叱り付けたりはしなかった。

甘やかしすぎたんだな・・・男達を・・・、

女性にも責任の一端はあるのかもね。


さて、日本には過保護の母親が多いと思う。

外国に比べて、子どものために生きている母親が多い。

自分の人生は二の次。

子どもが成人したら次は孫。

なんで、こんなふうになっちゃったんだろう。

それも日本の風土に原因があると思う。

子どもを産む母親はまだ若く遊び盛り。

なのに、世間は幼児のいる母親が遊ぶことを許さない。

1年に1回の外出であっても

「小さい子どもがいるのに遊びに行くなんて母親失格ね」

なんて言われかねない。

母親だってガス抜きが必要。

母親だって一人の人間。

でも自由は許されない。

子どもだけを見て生きろと世間は言う。

名前も抹消される。

ママかお母さん。

自分の母親からもママと呼ばれる。

変じゃね?

そんな空気が流れていたら、誰だって子ども命になるわ。

あるいは、プレッシャーかかりすぎてネグレクトになっちゃうかも。


もうちょっと母親の自由を認めるべきだと思う。

母親が自立すれば、子どもも成長にしたがい自立すると思う。


自由のない母親に育てられるから

男の子は「王様」「王子様」としてわがままに育つ。

母親は家来だ。

結果「男尊女卑」が当たり前のようにすりこまれる。

女性は下僕のようなもん・・・って漠然と認識する。


嫁と言うものを「性的サービスがある家政婦」だと

勘違いしている男性は多いらしい。

既婚者女性は思い返して欲しい・・・

結婚当初、旦那が自分に理想の嫁像を期待したことを・・・。

ケンカの原因はほとんどそれではなかったか?

理想の嫁って何?

家事が得意で、人付き合いも上手で、つらくても弱音を吐かない妻か?

昼は尼僧で夜は娼婦か?

いるか!そんな嫁!


嫁は家では旦那からパワハラを受け、仕事先ではセクハラを受ける。

しかし男性側にハラスメントを与えている自覚がない。

またハラスメントを受け流すのがいい女だと誉められる。

空気のように日本を覆ってきた風習。

日本各地で毎日がハラスメント祭りだ。

もうマヒしちゃっている。


そして嫁は息子をモンスターに育ててしまう。

女性蔑視を良妻賢母と変換し、

母親は子どもに差別遺伝子を植えつけてしまう。

ハラスメント大王のできあがりだ!

わーいわーい♪


なんてはしゃいでいる場合ではない。

日本はハラスメント立国から脱却しなきゃだ。

まず、政治に女性をたくさん参加させよう。

市政でも国政でも女性に票を集めよう。

どんどん送りこもう。

ノーモア・ハラスメントだ。

そして近い将来、女性の総理大臣を誕生させようではないか!!

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とっても話を盛る人<後編>

2014-06-25 17:27:02 | 日常のあれこれ


書くことが多すぎて

ブログなのに前編と後編に分けてしまった。

許してね。


そうそう続き・・・。


こんな風だから彼女は友達は一人もいなかった。

でも、本能に忠実と言うかなんと言うか

自分をよく見せることは天下一品なんだな。


しかし何度も言うが、彼女に教えられることはたくさんあった。

まず、どんな人であっても気安く話しかける。

社長であってもタメ口で普通に話しかける。

気難しい専務であってもだ。

そして、髪の毛がべたついたヲタクな人でも。

今にも自殺しそうな暗い人でも。etc・・・

地位や年齢、見た目、あやしいオーラなどなど

どんな人に対しても分け隔てなく話しかけていく。

見た目で敬遠してしまう人でも

心を開かせると、意外にいい人だということがわかる。

そして親近感がわく。

この辺は私も彼女を見習うところだ。

おまけに彼女ときたら、男であれば手当たり次第に

「食事おごってくださいよ~」とちょっかいを出す。

するとたいてい、おごってもらえる。

彼女の隣に座っている私もご相伴にあずかる(うふっ)


彼女を見てて学んだこと。

男を選り好みせず、全て自分のファンにしていく。

好意をアピールして、相手の本音を引き出す。



私達女性はどうしても打算が働き

ターゲットを絞ってしまう。

そしてターゲット外で冷たくした男性がアタリだったとき、

歯軋りして地団駄を踏む。

しかし彼女はまず自分に好意を向けさせてから

じっくり吟味していくのだ。

かしこい!



そのとき私が独身だったのは、

あまりにもターゲットを絞りすぎていたから。

ストライクゾーンが狭すぎて、

どんなにピッチャーのコントロールが良くても

全部ボール判定だった。


今ならわかる。ボールこそアタリだ。


それを知って人生が変わった。

彼女には感謝だ。


ただ、付け加えておくがカッパさんはアタリではない。

デッドボールだ。

人生、こんなこともある。


そして、彼女は42才になるがいまだ独身だ。

どうしても彼女を憎めない。

私の師匠と言ってもいい。


がんばれ玉の輿!世間をあっと言わせろ!

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とっても話を盛る人<前編>

2014-06-23 16:33:22 | 日常のあれこれ


以前勤めていたバイト先の同僚。

彼女のことを好きか嫌いかと言うと

たぶん好き、なんだろう。色んな意味でね。

彼女との出会いで、たくさん得るものがあった。

ものの見方が180度変わったと言っても過言ではない。

それくらい影響を受けた。

人を惹きつける天性の魅力を持っている。

しかし彼女が人格的に優れているかは疑問。

あまりにも色んなことを誇張するので、

人間が薄っぺらく見えてしまう。


例えば、大阪で屈指の名門ホテルの名前が出たときに

「あ、そこ私の元職場やわ」

全員が「へえ~」と彼女を見つめる。

でも私は知っている。

彼女は清掃会社でバイトしていて、

派遣先としてそのホテルに行ったことがあると言うだけだ。

それも常駐ではなく、臨時で1、2度だったはず。

間違ってはない。間違ってはない。

勝手に周りが思い込んでいるだけ。


その会社にとても高学歴の女性が入社してきた。

彼女が言った。

「あの子、私の教え子なんです」

え?と耳を疑った。

よく聞くと、

彼女が添削助手としてバイトしていた学習塾で、

その女性が生徒だったらしい。

何度か添削をしたことがある、と言うことだ!!

間違ってないわな!!


彼女が生け花を始めた。

どうやら生け花界のプリンスが主催する生け花教室らしい。

月謝が高くて1ヶ月で辞めたようだ。

すると、何度もそのプリンスからメールが来るらしい。

おまけにお茶会の誘いもあったと言う。

しつこい・・・と嘆く。

おそらく生け花教室のメール会員になったのだろう。

するとしょっちゅう教室からの案内のメールが届くというわけだ。

間違ってはない!!

彼女は嘘はついてない。

ついてないよ。

勝手に誤解するみんなが悪いだけ。



そんな彼女だが、玉の輿の野心は人一倍だ。

彼女が風邪を引いた。

「けっこう長引いているんですよね」と言う。

見かねて、

「ここの仕事はいいから、病院に行ってきたら」と私は勧めた。

「じゃあそうします♪」

と言い、

「実は私の主治医が難波の総合病院にいるんです。そこで診てもらいます♪」


えっと、難波っつった?

ここ新大阪だよ。

近くのクリニックでいいじゃね?風邪だよ?


しかし、上司から病院に行く許可をもらったようだ。

もちろん「難波の総合病院に行く」とは言ってないだろう。

10時に会社を出て、3時に戻ってきた。

「先生、会えなかった・・・」

「おまけに診察までごっつう待たされた」

だろうね。総合病院だもの。

風邪程度の患者が行くとこじゃないよ。

それに主治医って??

以前、できものを取ってもらっただけ?

それって主治医っつーのか?担当医だろ?

しかしだ!!

そうまでしてでも会いたかったイケメンの先生なんだろうね!!

生け花界のプリンス同様、きっと狙ってたんだろうね!!



あ?どこに影響受けたかって?

いや、これだけでも十分影響受けたんだよね。

自分を盛るって恥ずかしいって思ってたんだけど、

「嘘ではない」

「誰も傷付けていない」

って点ではOKなのかな。



でも、できれば話を盛らないで

ありのままの自分に自信を持つ方がいいよね。




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ヒップハンガーに要注意

2014-06-19 17:50:05 | 日常のあれこれ


私は今、ヒップハンガーのパンツを履いているのだけれど、

なんとも心地が悪い。

だって、パンツのウエスト部分に

下っ腹がのかってくるのだ!

何度も贅肉をパンツに入れても

ぶにっと出てくる。


年だな・・・。年には勝てんわ。

そう言えば、スタイルがご自慢の高齢女性を

テレビで見た。

レオタードを着て、カメラの前でポーズを決めているが

どうしても下腹がふっくらしている。

下腹を鍛えるのは難しいのかな・・・。


昔、お腹にあまりにも肉がなくって、

スカートやパンツに苦労した。

どうしても、ずり落ちてくるから。

ベルトでぎゅっと固定していた。

しかし食事をしたあとはベルトをゆるくした。

他の人はそんなことしていないのに

私だけなぜ?

と不思議だった。

身体に肉がついてわかった。

肉の弾力でスカートやパンツがずり落ちない。

肉の弾力で食事のあともベルトの穴そのまんま。

ブラボー!贅肉!

贅肉ってステキ!!

と、お花畑をくるくる踊ってた・・・

のも束の間だ。

贅肉はついたとたんに下垂しだした。

ついたと同時に垂れたと言った方がいいかも。

バストも多少大きくなったけど、

位置がかなり下がってきた。

巨乳のおばあちゃんが言っていた。

「この年でこの胸の肉いらんわ~。若いときは洗濯板やったのに~」

・・・だよね。

今ならわかるよ。

たとえDカップになったとしても、

垂れ下がっていたらいやだ。

それなら垂れていないAカップの方がマシだ。


そういえば体験ジムに行ったとき

スタッフの人にジムの利用の目的を聞かれた。

迷わず「バストとヒップアップ!」と答えた。

それ目的で来る客が少ないのかキョトンとされてしまった。

そんなに変だったか?

結局ジムには経済的な事情で通えていない。


やはり地球の引力には逆らえない。

ハリのなくなった肉は、垂れ下がるのみ。

だから肉をつけなきゃいいのだ。


結局、痩せなきゃいけない結論に達する。

がんばろうっと。

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のんびり散歩

2014-06-13 15:55:56 | 日常のあれこれ


運動不足なので散歩してみました。

通りすがりの、特に変哲の無いものを

写真に収めてみました。

自販機。



消費税3%値上がりしてもがんばってます。

50円って安くない?

応戦するよ!


えっとなんだろう?



スフィンクス?

ミツバチかな?

かわいいけどね・・・。


おーーペットボトル!







がんばって集めたね~。

実は写真に撮ってないだけで、

まだまだペットボトル並んでるんだ。


最近、見かけなくなったよね、

おっきい足あと。



これ、人目を気にしてうまく撮れなかったけど、

手前はすごく狭い道路なのね。路地と言ってもいいくらい。

なのに、おっきい足あと。

あーー表現しきれなかったのが悔しいーーー。


ついでに、

ブックオフで古着を買い取ってもらいました。



珈琲専門店で飲むコーヒー代くらいにはなったかな。





終わり

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常連と言う言葉にだまされるな

2014-06-09 09:27:52 | 日常のあれこれ


店に来るお客さんとかに、

「××って言う店が美味しいから是非行ってみて!」

と熱烈に勧められて行ったものの、

店主がめっちゃ愛想悪くて、

すっごい気まずい雰囲気だったことがある。

そこは老夫婦が営んでいるお好み焼き屋。

先客6人の大量注文に店があたふたしているときに

私たちは訪問したようだ。

だから、注文も聞きに来ないし、

注文してからも30分くらい待たされた。


こっちはカッパさんと言う爆弾をかかえている。

こんなシチュエーションに

ルンルン気分な訳がない。

カッパさんは眉間にシワを寄せながら、イライラしていた。

私はできるだけ平静を装い、手酌でビールを飲んでいた。


ようやく料理が来たものの、

美味しいのかまずいのかわかんない。

紹介してくれた人は「月に2,3度通う常連」と言っていたが

そこまで通うほどの美味しさではない。


気まずいまま帰るのもなんなので、

「今日は○○さんの紹介できました」

と、店主に声をかけた。

老夫婦がキョトンとした顔をしている。

「えっと、髪が短くてほにゃららな感じの方ですけど」

「さあ、誰かな?」二人、首をひねる。


ほらね!!

だから、行きたくなかったんだよ!!

なんとなく、こうなる予感はあった。

店の人と親しいって自分が一方的に思い込んでいるだけなんだ!

あー恥ずかしいっ!!

もう、二度と行かない。



同じようなことが別の日にもあった。

奈良の吉野へ遊びに行った。

帰りにチェックしておいた豆腐屋へ寄るつもりだった。

すると、吉野で知り合った人が

「もっと美味しい豆腐屋があるよ」と教えてくれた。

試食もお腹一杯できるらしい。

「私の名前、出してくれていいから」とも付け加えた。


ま、結果は想像つくだろうけど、書くよ。


そこは山の中だった。

着いたら店は片付けはじめていた。

私達がなごやかに店に入っても、店の人はめっちゃ嫌な顔をする。

そして「厚揚げしか残ってませんけど」とつっけんどんに言った。

もうね、すっごいアウェイ感なのね。

今頃何しに来とんねん、片付けの邪魔だから早よ帰って

と言わんばかりなのよね。


『店の人がすごく親切で・・・』

『できたての豆腐とか厚揚げとか次々と試食させてくれる・・・』


いったいどこが・・・?

私たち、店に迷惑とか全然かけてないし。

それでも、紹介者の名前を出せば、態度が一変するんではないかと思い、

「△△さんにこの店紹介してもらったんです」と言った。

「・・・」と店の人は無言。全く心当たりなさそう。


ほらね!!

なんとなく、こうなる予感はあった。

店の人と親しいって自分が一方的に思い込んでいるだけなんだ!

あー恥ずかしいっ!!

もう、二度と行かない。


逃げるように帰ってきた。

最初にチェックしていた豆腐屋に行けばよかった。

でも戻るの大変だからあきらめた。


豆腐をゲットできないどころか、

嫌な思いまでさせられた!

何これ?



『我こそは常連!』『店とともだち』なんて言って紹介してくれる店、

全部ハズレですから!!

もう二度と言うな!

てめえらのうぬぼれなんじゃーーー!


自分が常連かどうか、

それは店に行ったときに

「あーら、いらっしゃい◎◎さん♪」とはっきり名前を

呼んでくれたときだ。

店に名前を覚えられない限り、常連と自負してはいけないのだ。

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ブランドバッグが欲しい!!

2014-06-05 17:09:13 | 日常のあれこれ


ハイブランドのバッグと言えば

エルメスかシャネルかヴィトンであろう。

でも私はグッチ派。    ←バッグとか持ってないけどね(^-^;)


つねに何をするにおいても

私は主流派ではない。

携帯もドコモではなくソフトバンクだ。


常に1番主流のものには手をつけない。

信念と言ってもいい。

いつからそうなったのか、わからない。


25歳くらいのころ、

「そろそろブランドのバッグを・・・」

と考えたことがある。

しかし、世間を見ると

猫も杓子もヴィトンのカバン。

10代の茶髪の小娘が意気揚々とヴィトンを

ひけらかしている。

着ている服はペラペラの安っぽい服なのに、だ。

だから、ヴィトンは持ちたくなかった。

なんか自分が安っぽく見えるから。

(ヴィトン好きの方ごめんなさい。あくまで私の感覚です)


かと言ってシャネルは高額すぎるし、

なんとなくケバいイメージがある。

(シャネラーの方ごめんなさい。あくまで私の感覚です)

それに自分はシャネルが似合わない。

着る服も高級でないとバッグに負ける。

ラフに身を着けるとパチモンだと誤解されそう。

以前、商店街でシャネルのバッグをたすき掛けにした、

おばはんを見たことがある。パチモンだと確信した。


エルメスは論外ね。


やっぱり、グッチだと思った。

地味だから・・・。

でも高級感はある。

そしてグッチはヴィトンやシャネルと違って小娘があまり持ってない。


とは思いつつ、グッチのカバンの広告を

指をくわえて眺めているだけ・・・。

やっぱ高いよね・・・。

コメ兵のサイトも見てみた。

中古でも高いし、私の欲しいデザインはない。

金を貯めないとだめか・・。


今年までに10万円へそくったが、

カッパさんの年金未納時期が判明し、慌てて補填した。

私の(へそくった)10万円飛んでいった・・・。

来年も再来年も年金の未納分を払わなきゃいけない。

すごく悔しい。

なんのためにへそくりしてんだか、わかんない。


当分は無理かな・・・とあきらめている。

まだまだ身の丈に合わないということだろう。


きっとチャンスはくる。

そう自分に言い聞かせ、その日を楽しみに生きていこうっと。

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喫茶店、放浪の旅

2014-06-02 09:53:13 | 趣味


この間、私はチケラー(チーズケーキ好き)だと

カミングアウトしましたが、

実は密かに喫茶店マニアでもあるのです。

大阪にはキタ・ミナミと大きな繁華街があるのですが、

私は主にキタをベースに活動をしておりました。

人と会うとなると、どうしても喫茶店に行くのは必至です。

しかし食事が済んでから、喫茶店に移動するのは

ものすごく至難の技!

なんてったって、どの喫茶店も満席ですから!!


なのでこんなときのために

地味に空いている喫茶店の調査に勤しんでおりました。


百貨店などの商業施設の中の喫茶店は

たとえ平日であっても、人が並んでます。

でも、そんなランドマークや駅から離れると、

空席率は格段に上がるのです。

地元で働く人しか知らないような喫茶店、

それが穴場です。

しかし穴場すぎると、逆に混んでいたりします。

「こんなわかりにくい店、空いているやろ~」と

ドアを開けたら、ぎっちり人が詰ってたりするんです。

みんな考えることは同じだね。


そんな中、ふと時間に取り残されたような喫茶店を見つけると

とてもワクワクします。

キタの地下街は慣れてないとどこを歩いているのか

わからなくなるほどの迷路です。

遭難した人を何人か知ってます。

そんな地下街の脇道に逸れると

意外に古い店が密集してたりします。

探検を繰りかえしていると

やがて空いている喫茶店が現れたりします。


そうやって刑事さながら地道に得た情報は

とても役に立ちました。

「これからどうする?」

「そやな、茶でもしばく?」

「どこも混んでるやろな」

「あ、空いている店あんで」

とまあこんな流れで、私はみんなの先頭に立って歩くのです。


でも、こんなに苦労して集めた喫茶店情報も

意外な落とし穴がありました。


いつのまにやら閉店してたりするのです。


店の前まで行って

閉店を知ったときのショック。


友人がつぶやく。

「フクちゃんのお気に入りの店、次々とつぶれていくね」

違――――う!!


人を貧乏神みたいに言うなーーー。


私は客の少ない店を見つけているだけだーーー。


しかし、駅から随分と歩かされて、

挙句の果てが閉店・・・。

これは、どうしようもない。

みんなから責められても仕方ないわ。

その後、私はみんなの最後尾をとぼとぼついて行くだけだ。


学んだこと。

単に空いている店ではなく

空いていても経営状態が悪くない店を探すこと。

そうなると、コーヒー一杯の単価がやたら高い店だったりするのね。

でも、それだとみんなの不評を買う。


では、リーズナブルで空いている喫茶店はないのかと言うと

いや、待て待て。

実はオフィスビルの中にひっそりと存在したりする。

知名度が低いが、普段はビルで働く人が利用するので

経営状態は悪くない。


飲まず喰わずで4、5日都会を放浪すれば

条件に合う喫茶店がきっと見つかるはずだ。


とまあこんな感じで、

私の喫茶店探検の旅は果てしなく続くのであった。

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