カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

痩せたい

2016-01-23 09:27:19 | 思い出話


先日、座っている自分のお腹の肉を

つまんでみた。

つまめる・・・。

つまめるどころか、がっつりつかめる。

すでに少しばかり垂れ下がっているようだ。

怖くなり慌てて胸を張った。

猫背になるとお腹の肉ってたるむんだね。


昔の私は痩せていたのになぁ・・・

とつい遠い目をしてしまう。

煙草を吸っていれば、静かに紫煙をくゆらせているシーンだ。



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20才台の私はウエストが細くて悩んでいた。

シャツやブラウスがすぐ外にはみ出してしまうからだ。

だからいつもせっせとボトムの中に

はみ出た裾を押し込んでいた。

なぜみんなはウエストからシャツがはみださないのだろう・・・。

「細いね」と女性からよく声をかけられた。

人はみな、「細い」=「食が細い」と言う方程式が

絶対的に正しいと思っている。

大食漢ではないが普通に食べる。

残したりしたことなんかない。

しかし、いつも食べ物は私に集まってくる。

「もっと食べて太らないとあかんよーー」

みんな私をジャバザハットに仕立てたがる。

鍋、焼肉などノルマがあいまいな物は

いつも人より多く食べさせられる。

1.5人分はやっぱりキツイ。

「もう食べられない~」とギブを出すと、

「だから痩せてるんやーー」と怒られる。

そしてあろうことか、ぽっちゃりしている子は

人前ではあまり食べないのだ。

だから料理が余ってしまう。

私が食べないから余っている、とみんなが勘違いするのだ。

あんまりじゃない?


以前、私と❝ぽっちゃり女子❞が上司に焼肉屋に連れて行かれた。

私、あまり肉が得意じゃない。

胃にもたれるのだ。

しかし上司は私達が喜ぶと思って特上肉をどんどん注文する。

次々に肉が焼かれていく。

しかし、ぽっちゃりはほとんど箸をつけない。

肉がどんどん山積みになっていく。

全く戦力にならないぽっちゃり。

私は苦手な肉をブロイラーのように

口に詰めこんでいった。

食べても食べても減らない。

ぽっちゃりはビールも飲まない。

私だけが上司に付き合ってビールを飲んでいる。

もう胃がパニックになっている。

仕方なくトイレで胃の中のものを吐き、

席に戻ってまた残っている肉に挑んだ。

私の胃は生中2杯込みで焼肉2人前が限度なのだ。


ようやく私が太らない理由がわかった。

いつも必要以上に食べさせられ、

胃腸をやられ、

そして痩せていくのだ。

きっと普通に食べたら太るのになぁ・・・。


やがて、私も毅然として周りのすすめも断り、

必要以上に食べないようにした。

するとよ、いつのまにか身体に脂肪がついてきた。

5号サイズから7号サイズ、そして念願の9号サイズまで

のしあがった。

ブラボー!

9号になるとウエストからシャツがはみださなくなった。

脂肪がついたおかげだ。

うれしい。もうカッコ悪くない。

服の場合、特にボトムスはウエストを縮めないと、

着ることができなかった。

毎回、“お直し”に出していた。

それが、買ったその日に着れる喜び。ブラボー!

どんな服を着ても、肉のおかげで「着られている感」がない。

もともと私は痩せて見える体質で、

40kgでも35kgくらいに見られていたようだ。

意外に骨密度が高かったのか内臓が重かったのか、

それはわからない。

45kgはベスト体重に思えた。

しかしあれから20年。

もう過去の話だ。

痩せていたって言われても、他人からしたら自慢にしか聞こえない。

少しでも気を抜くと50kgの大台に乗ってしまう。

今はなんとか47から48kgを行ったり来たり。

ほんとはね45kgがいいんだよね~。

きっとシュッとして見えると思うんだ。

お客さんに「フクさんは細いね~」って言われるけど、

お年寄りだからね。基準があやふやなんだわ。

たぶん私が55kgぐらいだったら、

「ちょうどいい!」って誉めてくれるんだろな。

その手にはのらないよ!!

さて最近は夕食を軽めに済ますようにしている。

しかし代謝が悪いせいか痩せない。

でも、がんばるよ。

なんとか2kg落としてみせる。

ただ、今さ・・・色々頭を悩ませることがあってさ、

とりあえず青色申告が終わったら、

気が楽になると思うんだ。

だからそれからダイエットに取り組んでみる。

痩せた報告はちょっと先になるけど、

楽しみに待っててけろね。

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