カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

婚活と捨てられない宝物

2019-12-15 16:23:14 | ちょっとしたつぶやき


私の知り合い女性で、独身だけど結婚願望はあるようで、

「婚活してるの?」と聞いたら

「ぼちぼちしている」とのこと。

「でも、私たぶん結婚は無理かも」と言い出した。

訳を聞くと、

婚活では来るもの拒まずで、数人とはデートや食事はしたとのこと。

なかには好条件の男性もいて、

この人だったら結婚してもいいかな・・・と思ったとのこと。

ただ彼女は、今住んでいる地域が大好きで、

すっかり馴染んでしまっているので離れたくない。

結婚しても同じ地域に住むことが譲れない条件だった。

しかし相手は不便な場所(彼女の主観)の分譲マンションに住んでいて、

結婚後もそこに住みたいらしいのだ。

そりゃあ、未来の妻と住むことを視野に入れて購入しちゃったんだろうね。

でもどう贔屓目に見てもその場所は、

スーパーも遠いし、

最寄りの駅にはカフェもパン屋もない。

早朝にジョギングできそうな公園もない。

要するに家の周りに心の琴線に触れるものが何もないと言うこと。

男性は合理性を追及するので、コスパのいいマンションを選んだのだろう。

しかしカフェだのスーパーだのは興味ないだろうね。

コンビニで十分。

家なんて住めればいいって思っているもんね。

彼女は、

「私は休日はいつものカフェでお茶を飲んで公園をのんびり散歩する、

 それが楽しみで生きているようなもん。それを捨てるなんてできひん」

と叫ぶ。

わーーった、わーった、OKOK。あんたの勝ちだ。

独身生活が長いと小さな幸せや小さな楽しみが、かけがえのない宝物になってくるんだね。

そしてその宝は簡単に捨てられない。

宝物のひとつである美味しいコーヒーとパンケーキを捨てることはできない。

一人で入れるバーを捨てることはできない。

誰だって20代ぐらいだとまだ宝物を持ってない。(ペットは別だよ)

30代になると宝物を持ち始めても執着するほどではない。

40代になると、もう捨てれないよ。絶対に捨てたくない!

だって自分の分身になっているもん!

だから結婚相手の条件はエリートでもなく、許せる見た目でもなく、

自分の宝物の価値を認めてくれる人だ。

そして、こう言う人は60代過ぎて現れたりする。

男性は年を取ると女性を頼りたくなるからね。

女性側の希望は極力聞いてくれると思うんだ。

だから彼女に言いたい。

王子様の登場までもう少し待ってね、と。

きっと素敵な出会いがある。

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