カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

ブランド買取店に売りに行く

2024-07-08 10:00:12 | 日常のあれこれ

 

とうとう意を決して、

家にある不移動在庫のブランド品を売ることにした。

TVのワイドショーで某買取店がボロボロのシャネルのバッグを

高値で買い取っているのを観たからだ。

私はブランド品には無縁だと思っていたが、

探してみると意外にある。

シャネルのマトラッセとか言う、

若気の至りで海外で購入したチェーンショルダー。

グッチのバッグもフィレンツェで購入していた。

頂き物でシャネルのイヤリングやエルメスのスカーフも

バーバリーのマフラーもあった。

カナダで買ったメイプルリーフ金貨もあった

グッチの腕時計もあった。これはフクママにもらったやつだ。

おいおい、結構持ってるじゃねーか!

 

で、これらは某買取店の査定で□□1000円になった。

は適当な数字を入れてね)

ほぼ予想通りの金額だったので、店員が提示した金額を

すんなりと受け入れてしまった。

封筒に札束を入れてもらって満足したが、

ふと気づいた。

端数の1000円って・・・

もしかしてもっとふっかけてもいいサインだったのでは?

例えば

「1000円って中途半端やね。いっそ5000円にしてくれへん?」

それか

「1000円ってキリ悪いな。いっそ10000円に繰り上げてよ!」

と言ってもよかったのではないか?

店員は値上げ交渉の余地を残して、端数に1000円をつけたのではないか?

「キリよく5000円までは値上げできますよ」と言う風に・・・。

もしそうであれば、私は4000円、下手したら9000円損したことになる。

そんなこんなを考えフラフラと店の出口に向かった。

そしてまた気づいた。

隅にウォーターサーバーが置いてあった!

実は入店してから1時間、ずっと喉がカラカラだったのだ。

店員が査定している間に

外の自販機にドリンクを買いに行こうかと思ったぐらいだ。

でも我慢していたのだ。

面倒くさいからね。

ウォーターサーバーを見逃していたのは痛恨のミス!

しかし、今さら「ちょいとお水いただくよ」(←江戸っ子風)なんて言えない。

札束を胸に抱えて店を出る。

外は真夏の日差しだ。

実は買取店までカッパさんが車で送ってくれたのだ。

そのため私はうっかり日傘を持って来るのを忘れた。バカだね。

炎天の中をバス停まで歩く。ひたすら歩くよ。

バスにはすぐに乗れたが、ここでまた試練だ。

どの座席に座るか?

バスには西日がめちゃめちゃ射しこんでいる。

どこもハズレでは?

それでもやや影になった場所に座った。

しかしバスは発車後向きを変えて、

私はずっと西日を浴び続けた。うん、わかってた。

乗客の犠牲になってやったのさ。

善行だわ。

 

帰宅してカッパさんから

「いくらになった?」と聞かれた。

値上げ交渉しなかったことを、責められくないので

キリのいい値段を言ってやった。

どうせブランドの値打ちなんぞわからんカッパだ。

案の定、喜んでいた。

自分のお金でもないのに・・・。

とは言え、なし崩しに家計に算入されることは言うまでもない。

コメント
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