何かのきっかけでエンディングノート
って言うものを書いてみる気になった。
人間なんていつ死ぬかわからんもんね。
内容は延命措置はやめて、とか
臓器は提供するよ、とか
連絡して欲しい知人など
思いつくまま紙に書いて行きました。
しばらく日記にはさんだりしていましたが
カッパさんと話していて
そんな話が出たので
思い切ってエンディングノート
って言うよりメモ?
を見せてみました。
へぇ・・・と感心するカッパさん。
「カッパさんもよかったら書いときや」
「うん」と返事したものの、
私が食事の後片付けを終えて
食卓へ戻ってみると
エンディングメモの上に
みかんの食い散らかした残骸が乗っていました。
「何これ?」
「あ~~ごめん、知らんかったんや」
思わず包丁を握りしめそうになる。
が、カッパさんはバカなのだから・・・
と自分に言い聞かせる。
どうせ、遺志なんてそんなもんだ。
死んでしまえはわかりゃあしないんだ。
カッパさんのことだから
映画の『おくりびと』をまねて
弔問客の前で私の死体に
白装束に着せようとしそうだ。
不器用だからきっと死体を転がすだろな。
素っ裸の死体をね。
そのあと、
大きなカメの中に
私に石を抱かせた状態で
押し込むだろな。
あーおそろしや、おそろしや。
とにかくエンディングメモは
カッパさんには託すまい、
と固く心に誓いました。
って言うものを書いてみる気になった。
人間なんていつ死ぬかわからんもんね。
内容は延命措置はやめて、とか
臓器は提供するよ、とか
連絡して欲しい知人など
思いつくまま紙に書いて行きました。
しばらく日記にはさんだりしていましたが
カッパさんと話していて
そんな話が出たので
思い切ってエンディングノート
って言うよりメモ?
を見せてみました。
へぇ・・・と感心するカッパさん。
「カッパさんもよかったら書いときや」
「うん」と返事したものの、
私が食事の後片付けを終えて
食卓へ戻ってみると
エンディングメモの上に
みかんの食い散らかした残骸が乗っていました。
「何これ?」
「あ~~ごめん、知らんかったんや」
思わず包丁を握りしめそうになる。
が、カッパさんはバカなのだから・・・
と自分に言い聞かせる。
どうせ、遺志なんてそんなもんだ。
死んでしまえはわかりゃあしないんだ。
カッパさんのことだから
映画の『おくりびと』をまねて
弔問客の前で私の死体に
白装束に着せようとしそうだ。
不器用だからきっと死体を転がすだろな。
素っ裸の死体をね。
そのあと、
大きなカメの中に
私に石を抱かせた状態で
押し込むだろな。
あーおそろしや、おそろしや。
とにかくエンディングメモは
カッパさんには託すまい、
と固く心に誓いました。