夫婦ケンカの際の気遣い

カッパさんと仕事のことでケンカしたときに

たまたまフクママこと私の母が店舗に

居合わせました。

さっさと帰ってくれたらいいもの

用事もなくただ居座るのです。

私としてはすぐにでも

バトルの続きをしたいのですが、

フクママはそんな一触即発の空気を感じ取っているようで

帰ろうとしません。

さすがにカッパさんもフクママの前では

私にケンカをふっかけてきません。

でも、カッパさんはきっと後でケンカの続きを

しかけてくるはずです。

カッパさんの場合、インターバルが長ければ長いほど

怒りを募らすタイプで

その後のケンカが泥試合になることは

必至なのです。

だから私としてはできるだけ早く

ガス抜きをしたいと思っています。

なのにフクママはテレビを見たりして

帰ろうとしません。

娘のことをかわいく思う気持ちが

裏目に出ているようです。


無言の気まずい時間が流れます。

なぜ根性のひねくれた男の人は

時間が経つほどに恨みつらみを増幅するのでしょう？

忘れてくれたら、どんなにラクか・・・。

おそらく食事の時間に世にも怖ろしいバトルが

待っているんでしょう。


なので、

知り合いの夫婦がケンカしそうなとき、

ケンカを回避してもらおうと

ずっとそばに居続けるのは

間違いです。

大笑いできる空気を作ればいいのですが、

いかんせん夫婦は笑える心境ではないので、

上っ面だけで対応するでしょう。

口から泡を吹いて救急車を呼ぶくらいの

ハプニングを起こさないと

気まずさは消滅しないでしょうね。

あるいは二人の眼の前で車にはねられるとか？

もちろん、そこまでする義理はありません。

なので、そんな時は、さっさと二人っきりにしてあげてください。

ケンカするなら早いにこしたことない。

で、さっさと決着してもらえばいいんです。

帰り際に

「ケンカするなら、思いっきりしなはれや！」

と捨て台詞を残すのがいいと思います。

意外と毒気をぬかれて、不発に終わるかも、です。


ただ、中にはケンカをしたくないタイプのダンナさんも

いますものね。

そう人なら、一緒にいることは効果ありなんです。

事前に友達からリサーチしておかなきゃ、ですね。