「傍観の余生」
みんなは僕がやってることが気違い沙汰だと言う
ダメになっちまわないようにと いろんな警告をしてくれる
僕が大丈夫さと言うと変な顔をして僕を見る
「もはやゲームをしてないのだからあなたは不幸なんだきっと」
みんな僕が夢想家の怠け者だと言う
もっと利口になるようにといろんな忠告をしてくれる
壁に映る影を見つめて僕は満足だと言っているのに
「パーティを退席したあなたはかつての隆盛が恋しくないのかね」
僕はただ座って車輪が回転するのを見ている
見てるのがほんとに好きなんだ
もう自分がメリーゴーランドに乗ることはない
勝手に回らせておくんだ
みんなは混乱のあげくの質問を投げかける
僕は言ってやる、問題はない、解決だけがあると
するとみんなは頭を振って僕が気がふれたかのように見つめる
僕は言ってやる、急ぐことはないと
僕はただ座って刑期を勤めているだけだと
僕はただ座って車輪が回転するのを見ている
見てるのがほんとに好きなんだ
もう自分がメリーゴーランドに乗ることはない
勝手に回らせておくんだ
勝手に回らせておくんだ
勝手に回らせておくんだ (訳・岩谷宏)
【ジョン曰く、5年間の空白について語ったノベライト・ソングである。ジョンは1975年10月9日にオノ・ヨーコとの間に息子ショーン・レノンが誕生すると1980年まで、一切の音楽活動をやらずに主夫として平凡な生活を送っていた。そんなジョンの主夫生活を「最近のお前は狂っているんじゃないのか?」「かつての全盛期が恋しくないのか?」と怪異な目で見る人たちに対して「大丈夫さ、今は幸せさ」と答えるが「君が幸せなわけないだろ?」と返され、(世の中を車輪[ホイールズ]、メリーゴーランドに例え)「僕はここに座り、回る車輪を眺めるだけ。こうしているのが好きなんだ」「メリーゴーランドからはもう降りた。後は勝手に回ってくれ」とあきれる、という歌詞である。1979年にオノ・ヨーコと共に発表した「愛と沈黙のメッセージ」が歌のベースになっているという説もある】wikipediaより
ちょうど一週間前がジョン・レノンの70回目の誕生日でしたね。
“Watching The Wheels”は、ダブル・ファンタジーの中の曲です。
しかし40歳で、こんなに枯れてたんですね。ある意味幸せだったんですね。
明日、ビートルズの赤盤青盤のリマスター盤が発売だそうです。
ジョン、活動休止中でしたね。
1980年の活動再開までモノスゴク長く感じました。
当時、中学生から高校生。4年って長かったですねー。
今では10年くらいの年月もあっという間って感じます。
いつの間にか年齢ではジョンも、バカボンパパも追い越してしまいました。
スターの人生は凝縮されてますね。
…凡人に生まれて良かったのかな?
えいはちさんの方が私よりお若いと思います。
聴いてからこの曲が大好きになって
その先輩に感謝しています
今、ギターでこの曲練習しています
この記事を書いたのは1年前だけど、なんだかとっても懐かしいです。
“Watching The Wheels”ですか。
中学1年生で、この曲を選曲するって、なかなかシブいかも。
思い出の一曲になりそうですね。
いい先輩にめぐり合えてよかったですね。