今朝、日曜美術館で「堀文子」さんをやってました。
御年89歳でらっしゃいますが、お元気に筆を取っておられました。
御病気で倒れて以来、命の尊さに目を引かれるようになったそうです。
「生きてる限り驚き続けていたい…」そうおっしゃる堀さんのお顔は、
まるで童女のようでした。
驚くこと…感動すること…命の美しさにハッとして息を飲む瞬間…
人は皆、子供のように目を輝かせます。
それが、きっと若さの秘訣なんでしょうね…。
どんな小さな生き物にも、愛おしさを感じられるようになったら、
お迎えも近い証拠…というような事もおっしゃられてましたが、
そんな事を言いながら、堀先生の瞳はキラキラと輝いていました。
ミジンコとか、蜘蛛の巣の絵とかも描いてらっしゃいます。
また、ミジンコ博士の「坂田明」さんとも親交があったり…
89歳とは思えない、とっても愛らしい方だなぁ…と思いました。
(写真は堀先生の絵で、チベットとか高山にしか咲かない幻のケシの花・ブルーポピーです)