大人塾で「スギナミカフェ」というイベントで、カフェのマップを作るお手伝いをする事になった。
一番に行きたかった上井草のstationery cafe『茶・いぐさ』GENROという店です。
景観が良くて杉並「まち」デザイン賞も受賞しています。
オーナーは、まちづくりに大変力を入れており、特に木を植える大切さを教えて
頂きました。
木は一本植えるのではなく、根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる「株立ち」
樹形の木を植える運動をしていますと。
「株立ち」という言葉は初めて聞きました。
茶・いぐさの店の周りには ソヨゴ、アオハダ、エゴ、ナツハゼ、など
すべて、「株立ち」の樹木なんです。
何故、そんな木がいいのですかと聞いたら、1本だと折れ易いし
株立ちの木は、大きくさせないで、太いのは切って行き
細いのを何本も立ち上がらせて、緑を増やしていくのがいいというのです。
それらは、一軒でやるのではなく、街の人たちと協力してやって
いくのが、望ましいと。
私は店のシンボルツリーを何にするか迷っていましたが、
お話を聞いてから、株立ちの樹木を考えていこうと思っています。
茶・いぐさは、コンクリーを打ちっぱなしの内装でガラスを扱っているひんやり
した店内ですが、落ち着ける大人の店でした。